◆10年に1度レベルの豊作年
いやー、今年はかなり苦戦しました。インディーゲームの質がどんどん上がってきているし、開発スタジオも増えているので、期待作が多過ぎて絞るのにめっちゃ時間掛かってしまった。
紹介するにも「2025年にリリースされる可能性の有無」を調べるのがそれなりに大変でした。
各タイトルの対応プラットフォームについて記載していませんが、基本的に「Steamでプレイ出来る」タイトルを中心に選んでいます。近頃は大半のタイトルが、「PS5・XBSX・Switch」+Steamでプレイ出来ることをデフォルトとしていますので。
▼趣向により優先させた項目
・続編よりも新規IPもしくは久々のIP復活
・ゲームデザインの目新しさ
・ストラテジー要素
・良さそうに感じた対戦ゲーム
・オープンワールド
・ナラティブアドベンチャー
・Cozy(心地よい、雰囲気が良い、ほのぼのとした)
・「挑戦しているな」と感じたゲームデザイン
◆BIG10~説明不要の世界待望の10作~
どのゲームメディアでも紹介している超期待作達が下記の10作です。
なので、ここでは敢えてランキングには入れていませんし、詳しく紹介もしません。
『グランド・セフト・オートVI』
『モンスターハンターワイルズ』
『シヴィライゼーション VII』
『Ghost of Yotei』
『ELDEN RING NIGHTREIGN』
『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』
群を抜いて大きい上記6タイトル。
『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』
『メトロイドプライム4 ビヨンド』
『ボーダーランズ4』
『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』or『Avowed』
+
上記のタイトルを含む、日本人における注目作はこのファミ通さんの記事で上手いことまとめられているので、こちらを参照。
毎年恒例の4gamerさんの記事が秀逸ですね。前編は、「とにかく有名なビッグタイトル」と「1-4月にリリース予定の注目インディー作品」にフィーチャーした内容になっている。(海外産のみ)
◆48 Most anticipated games 2025
※本気で絞ったら、どうしても50本に到達しなかったので48本にしました。
#1 『REPLACED』
リリース:2025年
ジャンル:アクションアドベンチャー
開発:Sad Cat Studios
パブリッシャー:Coatsink, Thunderful
日本語対応:あり
「REPLACED」は現実とは異なる世界線上にある1980年代のアメリカが舞台、流れるようなアクションバトルとディストピアなストーリーのバランスが絶妙な、2.5DでSFなレトロフューチャー感がカッコいいアクションゲームだ。君は自らの意志に反して人間の肉体に閉じ込められたAI(人工知能)であるR.E.A.C.Hとなり、フェニックスシティとその周辺で人間の生活に適用しようと奮闘する。
3年連続の掲載で、2年連続の1位となりました。
他タイトルとは一線を画すレベルの超絶綺麗な2.5Dのピクセルアートと非常に面白そうなストーリーが最大の魅力。
今年こそはリリースして欲しい、お願いします~。
#2 『Heroes of Might & Magic: Olden Era』
リリース:2025Q2
ジャンル:ストラテジー
開発元:Unfrozen
パブリッシャー:Ubisoft
日本語対応:なし(大手企業から出るので、発売間近もしくは少し経ってから日本語対応される可能性はある)
『Heroes of Might & Magic: Olden Era』は、ジャンルを決定づけた傑作ターン制ストラテジーゲームシリーズの起源に迫る公式前日譚です。ソロまたはマルチプレイでマップを探索し、アイコニックな戦いで勝利を収め、争いの絶えなかった大陸に平和をもたらしましょう。
元々は1980年代の『Might & Magic』というCRPGのスピンオフ的な作品で、2015年の『Might & Magic Heroes VII』まで7作続いて、今となっては本家よりも有名となっています。
最も人気を博したのが『Heroes of Might and Magic III』のゲームデザイン・システムで、未だにファンメイドの拡張を経て、Twitchでも常に数千人の視聴者がいます。
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(1999年リリースなのに、2025年のストラテジージャンル上位に居る図) |
近年では”HOMMライク”と称され、多くの”それっぽい”インディーゲームが多く開発されてきましたが、本家を超えるゲームは現れずだったところに、10年振りに本家の新作が発表されたという流れで、ナンバリング新作というより、『Heroes of Might and Magic III』を昇華させた新生新作という感じ。
特筆すべきは「ターンベースストラテジーというジャンルにおける対戦ゲーム要素」が優れている点で、デジタルゲーム史上で数少ない成功例の1つがこの”HOMM”と呼ばれるデザイン。(他の成功例としては、カードゲーム類・オートチェス類・『Civ』=4X類・『カルドセプト』くらいしかない)
従来のクラシックなモード以外に2つのモードが追加され、全モード個別のマッチメイキング、レーティング、ランキングが用意されるようで、開発元も”対戦ゲームとしての価値”が求められることを理解して作っていることが伺える。特に注目しているのは、”早指しモード”(将棋でいう早指しと同義)。
#3 『Vampire: The Masquerade - Bloodlines 2』
リリース:2025
ジャンル:アクションRPG
開発元:The Chinese Room
パブリッシャー:Paradox Interactive
日本語対応:あり
年長のヴァンパイアとなって、戦いの瀬戸際にある現代のシアトルで戦い抜きましょう。有力者たちと知り合って同盟を結び、統治する者と、街の運命を決めましょう。シアトルでの三つ巴の戦い、吸血鬼法廷における権力の不在、そして頭の中の声と対立する覚醒した長老を、英国アカデミー賞受賞スタジオのThe Chinese Roomが描きます。
発表から6年が経過し、その間に紆余曲折ありまくった本作がいよいよ発売の目途が立ったようです。
『ヴァンパイア:ザ・マスカレード』というIPは、アメリカ発祥のTRPGシリーズで、吸血鬼を中心とした現代的ゴシックパンクが築かれています。
まぁゴシックパンクというか、現実社会とファンタジーの境目みたいな世界観が好きな方には特におススメかな。
#4 『アークナイツ:エンドフィールド』
リリース:未定(近況からして2025年濃厚)
ジャンル:リアルタイム戦略RPG
開発元:Hypergryph
パブリッシャー:GRYPHLINE
日本語対応:あり
『アークナイツ』と世界観を共有したリアルタイムストラテジーRPG。キャラクターとシナリオは本作オリジナルのものとなっている。本作では、「タロII」という惑星で物語が展開していく。本作の主人公であるプレイヤーは「エンドフィールド工業」の管理人となり、ガイドに従って開発待ちエリアの探索を行う。「タロII」では天災が横行し、至るところに危機が潜んでいる。その土地のほとんどは未開の荒野と無人エリアである。
Hypergryphにおける、『原神』的なポジション狙いのハイリッチなF2Pモデル(基本プレイ無料のアイテム課金主体)のゲーム。
ゲーム内容的には『アークナイツ』をそのまま3DアクションRPGに落とし込んでオリジナルストーリーにしたような感じで、再現度が凄い(開発技術の飛躍的にも凄い)。
#5 『無限大 Ananta』
リリース:未定(正式リリースまでは厳しいかもしれないけど、CBTは行われそう)
ジャンル:都市型オープンワールド・アクションRPG
開発元:NAKED RAIN(Thunder Fire Studio)
パブリッシャー:NetEase Games
日本語対応:あり
『無限大Ananta』では、プレイヤーはA.C.D.(カオス対策局)のエース調査員として、すべてのルールを破る世界を駆け抜ける刺激的な冒険に挑むことができます。カオスの中に沈み込んだ新啓市では、不気味な超常現象から街中を走り回る便器まで、ユーモア、冒険、謎が絶妙に融合したユニークな都市生活を満喫できます。プレイヤーは個性豊かな仲間たちと出会い、一緒にエキサイティングな戦闘に飛び込んでいきます。カオスによる諸課題を解決し、人類への脅威を克服して街の平和を守りながら、新啓市を自由自在に駆け巡り、自分自身を見つける旅を楽しむことができます。
第一報のトレーラーを見てから、かーなり期待しているのが本作。
NetEase Gamesにおける、『原神』的なポジション狙いのハイリッチなF2Pモデル(基本プレイ無料のアイテム課金主体)のゲーム。
期待感を増長させている要因としては、『原神』+『ゼンレスゾーンゼロ』の良い所の掛け合わせだと感じさせる点と『GTA』的な自由度の高さもセールスポイントにしていく可能性がありそうだからです。
相当に開発も大変だと想像出来ますが、NetEaseであることを考えれば、それも実現出来るのかなと。
#6 『紅の砂漠』
リリース:2025
ジャンル:オープンワールドアクションアドベンチャー
開発・パブリッシャー:Pearl Abyss
日本語対応:あり
「紅の砂漠」は、美しさと残酷さが共存する大陸ファイウェルを舞台にしたオープンワールドアクションアドベンチャーゲームです。冒険者の皆さんは灰色たてがみ団の団長クリフとなって、ファイウェル大陸で使命を果たすための旅を始めることができます。大陸各地に隠された未知なる領域を切り拓き、立ちはだかる敵と壮絶な戦闘を繰り広げましょう。
有名なMMORPG『黒の砂漠』の開発元パールアビスが手掛ける次期フラグシップタイトルで、近年におけるパールアビスの開発力を広く披露することになるタイトル。
去年はもっと上位に挙げていたのですが、最近のトレーラーを細かく見ていくとちょっと怪しい部分も見えたので、このくらいの順位になりました。ですが、純粋にこの規模のオープンワールドアクションアドベンチャーは希少ではあるので期待しています。
#7 『ペルソナ5:The Phantom X』
リリース:2025
ジャンル:RPG
開発元:パーフェクト・ワールド+ATLUS
パブリッシャー:SEGA(ATLUS)
日本語対応:あり
アトラスの監修協力のもと、パーフェクトワールドの子会社BLACKWINGSにより開発された、『ペルソナ5』の世界観をベースにした作品。舞台は原作世界に対するパラレルワールド内の東京となっている。主人公と仲間は全て新たなキャラクターで構成されているが、原作の主人公たち「心の怪盗団」や渋谷・新宿・四軒茶屋など原作と同じような要素も登場する。
SEGA(ATLUS)における、『崩壊スターレイル』的なポジション狙いのハイリッチなF2Pモデル(基本プレイ無料のアイテム課金主体)のゲーム。
ATLUSが監修しているだけあって、『ペルソナ5.5』とも表現出来るくらいの完全新作感が強く、出来も良さそう。課金要素をどこまで馴染ませられるか課題ですが、ファンであれば普通に期待でしょう。
『ペルソナ6』が出るのは、もうちょい先でしょうから、それまでは本作で誤魔化そうという意味もあっての期待度上位。
#8 『Truckful』
リリース:未定(2025年内の可能性はそこそこ高そう)
ジャンル:配達アドベンチャー
開発元・パブリッシャー:MythicOwl
日本語対応:なし(万人受けしそうな内容なので、発売間近には日本語対応される可能性あり)
『TRUCKFUL』はシングルプレイヤーの車の配達アドベンチャーゲームで、村人のために用事やクエストをこなし、近くの古い森にまつわる古代の謎を解き明かしていくゲームです。
近年ではCozy(心地よい、雰囲気が良い、ほのぼのとした、というような意)という要素が注目・流行ってきていて、そのトレンドタイトルの中でも特に期待しているのが本作です。
グラフィックデザインが最高で、ゲーム内容としても非常に面白そう。
#9 『Hell is Us』
リリース:2025
ジャンル:アクションアドベンチャー
開発元:Rogue Factor
パブリッシャー:Nacon
日本語対応:あり
『Hell is Us』は三人称視点のアクションアドベンチャーゲーム。激しい近接戦闘と冒険のスリルの融合を体験しよう。己の疑問の真相を解き明かすため、セミオープンワールドを探索し、道中で襲い来る謎の怪物たちに立ち向かえ。国家を引き裂いているのは内戦だけではない。謎の惨禍によって呼び起されたこの世のものではない怪物たちは、現代兵器でも歯が立たず、周辺地域を恐怖の渦に巻き込んでいる。旅の頼れる相棒となるのはドローンと、別時代に鍛えられた剣。恐ろしいキメラが闊歩する地を踏破し、怪物が出現した理由を解き明かせ。
『デス・ストランディング』のように世界観がかなり特殊そうですが(トレーラーを見れば分かるのですが、全体的に雰囲気が似ているし、そういう風に作られている気がする)、純粋に正統派なアクションアドベンチャーとして期待。
まぁNaconのゲームなので、過度な期待は出来ませんけども…w。
#10 『Wheel World』
リリース:2025
ジャンル:サイクリングアドベンチャー
開発元:Messhof
パブリッシャー:Annapurna Interactive
日本語対応:あり
ホイールワールドへようこそ、ここは宇宙の運命がキミのハンドルに委ねられた世界。キミは若き自転車乗りの「カット」で、ホイールワールドを崩壊から救うという使命を背負っている。美しい景色や隠された秘密にあふれる素晴らしいセミオープンワールドの世界を探索し、腕前が試されるレースに挑戦しよう。スピード重視の洗練された自転車からオフロード仕様のモンスターバイクまで、自転車のカスタマイズは無限大——キミの走りに制限はない。
セルシェーディングで描かれる美しいヨーロッパ風の街並みやライバルたちとのレースや多彩な自転車のカスタムなどが魅力的。
#11 『Atre: Dominance Wars』
リリース:2025
ジャンル:ストラテジー
開発元・パブリッシャー:Ironward
日本語対応:あり
神の如き高みへと達し、伝承の世界を支配せよ。斬新な要素がふんだんに織り込まれたこの4Xゲームでは、部隊を進化させてさまざまな軍勢を指揮するもよし、堂々たる都市を発展させるもよし、魔術を研究して世界を荒廃させるもよし。己の道を見出して強き力を得、世界の頂点を目指せ。
あまり有名ではない開発元からの対戦ストラテジーゲームとしては期待度筆頭。
『Heroes of Might and Magic』(HOMM)からインスピレーションを得ていますが、4Xストラテジー、RTS、ゴッドゲームのジャンルが混在しているようなゲームデザイン。
この開発元は、本作とは別でRTSの対戦ゲーム『ZeroSpace』も開発していて、全体的に対戦系のストラテジーゲーム開発元として注目していきたい。
#12 『遊戯王 アーリーデイズコレクション』
リリース:2/27
ジャンル:ストラテジー(主にはカードゲーム)
開発・パブリッシャー:KONAMI
日本語対応:日本産のゲームです
遊戯王カードゲーム25周年を記念したタイトルで、遊戯王デジタルゲームの初期タイトルを14作品収録し、当時は対応していなかったオンライン対戦などの複数の追加機能もあります。
オンライン対戦出来るタイトルは『遊戯王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記』のみですが、今後のアップデートで増えていくとのこと。
『遊戯王モンスターカプセルGB』、『遊戯王ダンジョンダイスモンスターズ』辺りにもオンライン対戦が来たら熱いなと。
#13 『Neverness to Everness』
リリース:未定(読めないけど、2025年リリースもあり得る)
ジャンル:都市型オープンワールド・アクションRPG
開発:Hotta Studio
パブリッシャー:パーフェクト・ワールド
日本語対応:あり
『NTE』はHotta Studioが自主開発した超現実アーバンオープンワールドRPGゲームです。ストーリーはヘテロシティから始まり、プレイヤーは初となる「免許なしの異象ハンター」という裏の身分を持ちつつ、骨董品屋『エイボン』の一員として働きます。そこで一般人から異象依頼を引き受け、店の運営を支えながら、個性豊かな超能力者の仲間たちと共に、街に隠される様々な謎を解明していきます。ぜひこの笑いあり、涙ありの舞台で皆様だけの都市物語を紡いでいきましょう。
パーフェクト・ワールド(中国の大手)における、『原神』的なポジション狙いのハイリッチなF2Pモデル(基本プレイ無料のアイテム課金主体)のゲームで、『無限大 Ananta』に匹敵するくらいのポテンシャルを持っているように思えるし、ゲーム内容や雰囲気もかなり似ている。
#14 『Herdling』
リリース:2025
ジャンル:アクションアドベンチャー
開発元:Okomotive
パブリッシャー:Panic
日本語対応:なし(傾向からすると、発売間近には日本語対応される可能性はありそう)
『Herdling』は、愛すべきカプリコーンの群れと共に、壮大な高山の探検に繰り出す新作アドベンチャーで、美しい山々や霧に包まれた森、雪に覆われた高原、忘れ去られた渓谷といったロケーションをはじめ、多彩なチャレンジや脅威、環境パズル、崩壊した世界の中で築く信頼とサバイバル、交友を特色としています。
人気アドベンチャー“FAR”シリーズを生んだスイスのインディーデベロッパOkomotiveの新作アドベンチャーで、もう全体の雰囲気が最高過ぎる。
#15 『STEEL HUNTERS』
リリース:未定(恐らく2025年にリリースされる筈)
ジャンル:メカ・ヒーローシューター、PVPVE
開発元・パブリッシャー:Wargaming Group
日本語対応:あり
『Steel Hunters』は未来の巨大マシンがバトルを繰り広げる基本プレイ無料のPvPvEシューター。廃墟と化した地球で貴重な戦利品を集め、戦術を駆使してライバルたちをスクラップに変えよう。ハンターとプレイスタイルを選んだら、5つの対戦チームと戦場へ。マップから脱出できるのは1チームのみ。
ゲーム内容としては、⇧で説明している通りで、近年のトレンドを合わせたような内容になっている。
長い間市場を観察してきた結論の上に、Wargamingらしさがプラスされた面白そうなゲームに仕上がっていそうだなと思います。
#16 『REANIMAL』
リリース:未定(2025年濃厚)
ジャンル:ホラーアドベンチャー、Co-op
開発元:Tarsier Studios
パブリッシャー:THQ Nordic
日本語対応:あり
Tarsier Studios(『LITTLE NIGHTMARES-リトルナイトメア-』『リトルナイトメア2』)が手掛ける、魅力が詰まった新たな協力型ホラーアドベンチャーゲーム。プレイヤーは行方不明の友達を助け、故郷の島から逃げ出そうとしている兄妹を操作していく。海、そして陸を進み、頭を使って生き残れ。力を合わせてこの地獄のような島を脱出し、闇の秘密と向き合おう。
2025年には『リトルナイトメア3』も発売されるのですが、個人的にはこちらを優先させました。
ここでお分かりでしょうけども本来であれば『リトルナイトメア3』はTarsier Studiosが継続して手掛けるべきである筈なのに違うスタジオが担当し、本家はこの『REANIMAL』を開発しているっていう…。
『Life is Strange』と同じ流れですよね、何かしらの理由があって本家がシリーズ開発から外されるパターン。『リトルナイトメア3』と『REANIMAL』、どちらがよりヒットするのかにも注目です。
#17 『Dune: Awakening』
リリース:2025
ジャンル:MMO、サバイバル
開発元・パブリッシャー:Funcom
日本語対応:あり
『Dune: Awakening』は、宇宙で最も危険な惑星を舞台にしたオープンワールドサバイバルMMOです。プレイヤーは砂漠で生き抜くためにフレメンの知恵を身につけ、戦闘や香料の収集、建築、貿易を通じて自らの力を広げていきます。ギルド間の陰謀と戦争が激化する中、香料を掌握し、権力を勝ち取りましょう!
映画の原作となった小説「デューン 砂の惑星」を題材にしたオープンワールドサバイバルMMO。
ゲーム内容は多様そうですし、パッと見の出来は良さそうなので、あとは実際にプレイして人気が出るかどうかじゃないですかね、MMOですし。
#18 『Night is Coming』
リリース:2025
ジャンル:サバイバルストラテジー
開発元:Wild Forest Studio
パブリッシャー:101XP
日本語対応:あり
『Night is Coming』は、スラブ神話と東ヨーロッパの自然に触発されたファンタジー世界を舞台にしたサバイバルストラテジーゲームです。闇は容赦なく土地を飲み込み、生存者たちは森の中で隠れることを余儀なくされ、新しい日ごとに死に対する戦いが繰り広げられています。あなたは迫りくる恐怖に打ちひしがれた者たちの集団を率いることになります。あなたの集落を建設し発展させ、資源を集め、暗闇に潜む怪物から人々を守りましょう。定住者たちの世話をし、工芸と軍事スキルを学ばせ、次の日没が彼らの最後の日とならないようにしましょう。時間が経つにつれて、開発した土地を離れ、新しい土地を探さなければならないでしょう... もしかしたら、そこで不可避の危険を退け、世界を救う方法を見つけるかもしれません。日没前に必要なすべてを行うことができるでしょうか?
ゲーム内容としては、去年カプコンからリリースされた『祇:Path of the Goddess』だとか、『Thronefall』と同じ感じで、昼間には集落を発展させて、夜に来る魔物から守り抜く、サバイバルタワーディフェンス。
同類タイトルよりもストラテジー要素が強めに見える点が推し。
#19 『Cairn』
リリース:2025
ジャンル:サバイバルクライミング
開発元・パブリッシャー:The Game Bakers
日本語対応:あり
『Cairn』は、『Furi』と『Haven』の開発が贈るサバイバルクライミング。自由かつ慎重にルートを計画しつつ崖を登り、限られた装備や物資をやりくりしながら過酷なマウント・カミを制覇しよう。人生を賭けた挑戦を成し遂げるためにアーヴァは何を差し出すのか。前人未到の頂を目指せ。
リアル志向なクライミングシミュレーターという興味深いゲーム内容で話題になった本作。DEMO版が既に「圧倒的に好評」を獲得しているので、面白さも折り紙付き。既にスピードラン大会も開かれており、今後のアップデートで更に昇華していくことでしょう。
#20 『Espiocracy』
リリース:2025
ジャンル:ストラテジー
開発元:Ex Vivo Studios
パブリッシャー:Hooded Horse
日本語対応:あり
『Espiocracy』は74カ国中いずれかの国に属し、諜報機関を率いるスパイ・ストラテジーゲーム。イデオロギーに影響を及ぼし、クーデターを誘発させ、代理戦争を仕掛け、歴史を影から塗り替えろ。権謀術数を張り巡らし、新たな世界秩序を築き上げるのだ。
DEVBLOGが既に60回も更新されており、内容からして非常に複雑なストラテジーゲームになりそうだけど、「Hooded Horse」(ストラテジーゲーム専門のパブリッシャーとして非常に有名)の中で唯一オンライン対戦があるタイトルなので期待しています。日本語版のWikiがあって、そこに少量ですが情報が詳細に書かれているので、気になった人はチェックしてみて。
#21 『夢物語の街』
リリース:2025
ジャンル:シミュレーション
開発元:元气弹工作室
パブリッシャー:Lightning Games
日本語対応:あり
本作は架空の町「夢物語の街」の家政サービスの代行業者となり、さまざまな依頼を受けて人の家を掃除したり、インテリアや荷物の整理をしたりするというゲーム。
ピクセルアートがとても綺麗ですし、出来ることも多そうな雰囲気で、とても素敵なゲームだと感じました。
#22 『Tears of Metal』
リリース:未定(2025年濃厚)
ジャンル:ハックアンドスラッシュ協力型ローグライク
開発元・パブリッシャー:Paper Cult
日本語対応:あり
『Tears of Metal』は、中世のハックアンドスラッシュ協力型ローグライクゲームです。強力なスコットランド大隊の助けを借りて、敵の大群を切り裂きながら島を取り戻してください。塹壕を深く進むにつれて、神秘的なドラゴンメテオと危険な敵の侵攻についての情報が明らかになります。プレイヤーは占領された島を奪還するため、スコットランド大隊を率いて敵の大群と戦います。ゲームは広大な戦場で展開され、ソロまたは友人との協力プレイが可能。プレイヤーは複数のヒーローから選択し、100以上のアーティファクトを組み合わせて独自のビルドを作成できます。兵士の永続的な強化、拠点の拡大、新しい挑戦の解除など、多様なプレイ要素が用意されています。
『ベルセルク』の戦場みたいにバッサバッサと斬り合いながらも、兵隊構成やアビリティセットなどのストラテジー要素も併せ持つ。もうね、見るからに面白そうだよね。
#23 『Into the Dead: Our Darkest Days』
リリース:2025
ジャンル:サバイバルアクション
開発元・パブリッシャー:PikPok
日本語対応:あり
1980年、テキサス。ウォルトンの街はゾンビに汚染された。絶望に打ちひしがれた生存者たちを隠れ家から隠れ家へと導きながら、物資を集め、装備を作成し、絶え間なき闘争のなかで生き残りをかけて戦え。計画を立て、力を合わせ、常に移動し続けろ——生き延びるために。
ゾンビアポカリプスによって文明が崩壊してしまった1980年代のテキサスにあるという架空都市ウォルトンシティを舞台に、そこで生き残った人々のサバイバルを描く作品。横スクロール型のゲームスタイルですが、ゲームグラフィックスは3Dで描かれており、アメリカらしい背景がみっちりと書き込まれている。
本作もパッと見ただけで、面白そうだと感じさせる雰囲気がある。
#24 『Moonlighter 2: The Endless Vault』
リリース:2025
ジャンル:アクションRPG
開発元:Digital Sun
パブリッシャー:11 bit studios
日本語対応:なし(日本からの購入者が多ければ迅速に対応出来ると言っています)
恐れ知らずの冒険者と狡猾な商人、かけもちの人生を楽しもう! お宝と厄介な敵のひしめく異次元を探索しつつ、武器やガジェットを作り、お店を拡大。流れ者たちのコミュニティで身を立てていこう。
そこそこに話題となった『Moonlighter』から7年ぶりの続編。
前作からグラフィックデザインは進化し、出来ることも非常に増えていそうで、純粋に面白そう。
日本語に対応していませんが、日本からの沢山の要望(購入)があれば迅速に対応出来るとのことなので、恐らく日本語対応になると思う。
#25 『STARVEIL PROTOCOL A.A.A.』
リリース:2025
ジャンル:RPG
開発元:Inkfield Studio
パブリッシャー:GCORES PUBLISHING
日本語対応:あり
『Starveil Protocol A.A.A.』は、PC98時代のレトロゲームをモチーフにしたテキストベースの美少女RPGゲーム。混沌と危険に満ちた反ユートピア的なサイバーパンク世界に身を投じ、プレイヤーは従来のTRPGのようにサイコロを振り、キャラクターのスキルを駆使して難題を乗り越えていくことになる。
本作はテーブルトークRPGのように、ゲーム内のイベントに対する対処をキャラクターの持つスキルによってチェックし、その成否をダイスロールでチェックしていくというシステムになっている。
メインストーリーは、いくつかの重要な選択肢によって構成されたツリーのような形で進行し、プレイヤーの選択次第でグッドやバッドなど様々なエンディングを迎えることになり、2週・3週と楽しめるゲームになっていそう。
#26 『Amberspire』
リリース:2025
ジャンル:ストラテジー
開発元:Lunar Division
パブリッシャー:Bithell Games
日本語対応:なし
「Amberspire」は、巨大なガス惑星の衛星に存在する遺跡を舞台に、異星人の都市建設を描くシティビルダーで、ダイスロールによって左右される資源の獲得やイベント、衛星の特殊な生態系と共存する調和や市民の成長、それぞれに異なる目標を持つ市民勢力間の競争や政治的駆け引き、手描きのアートスタイルといった要素を特色としています。
ダイスロールを用いたシティビルディングというのが希少で気になる。
#27 『SpaceCraft』
リリース:2025
ジャンル:オンラインクラフトアドベンチャー
開発元・パブリッシャー:Shiro Games
日本語対応:なし(傾向からして、日本語対応の可能性は低い)
宇宙探査と建設を中心とするオンラインゲーム、『スペースクラフト』で宇宙が君を待っている。太陽系と惑星の広大な銀河を探索、資源を集めてアイテムを作成、独自の船を設計や建造、惑星基地と惑星間物流を自動化して、他のプレイヤーと貿易を行い、協力しよう。
数々のストラテジーゲームをヒットさせてきた「Shiro Games」が次に送り出すのは、スペースオペラなストラテジーアドベンチャー。
MMOと捉えることも出来ますが、開発元としてはMMOではなく、あくまでもオンライン上で自由度の高いクラフトや貿易などを楽しむゲームであって、必ずしも協力や競争をしなくてもいいし、ソロプレイでも十分楽しめるとのこと。
派手さはないけど、Bethesdaの『STARFIELD』よりは安定した面白さがありそうに見える。
ただ、大きな問題が日本語対応がない点で、日本語対応ありだったらもっと上位だった。
#28 『Lorn Vale』
リリース日:2025
ジャンル:サバイバルアクションRPG
開発元:Gritty Games
パブリッシャー:Playstack
日本語対応:あり
自由に移動のできるポストアポカリプス・サバイバルサンドボックスRPGで、あなたは過酷な滅びゆく世界の厳しさを乗りこなければならない。 自分だけの旅路を歩み、同盟を作り上げよう。 プロシージャルに生成されたイベントがいっぱいのシステム主導型のゲームで、困難な選択に決断を下そう。
昨年大ヒットした『Balatro』をパブリッシャーしたplaystackの新作の1つ。
ピクセルアート+見下ろし+サバイバルと個人的に大好きな要素が積み込まれていて、尚且つプロシージャル生成でイベントや遭遇が発生するので、複数回楽しめそうです。
#29 『The Diner at the End of the Galaxy』
リリース:2025
ジャンル:シミュレーション・ストラテジー
開発元:General Interactive Co.
パブリッシャー:Astra Logical
日本語対応:あり
ヌサ星系の運命は、常連たちの胃袋にかかっている。外来の食材を育てて全銀河の舌を魅了するメニューを作り、宇宙に散らばる宝物を見つけよう。さあ、いらっしゃい!ダイナーはいつでも営業中だよ!砂漠の惑星にある廃墟と化した貿易拠点の基地で食堂の経営をスタート。銀河を股にかける傭兵や、陰謀を企む貴族、密輸業者、貿易商、冒険家など様々な立場の客の腹を異国情緒あふれるおいしい食事で満たすと共に、銀河の覇権を争う派閥や同盟の対立を左右し、ひいてはやがてヌサ星系全体の運命をも左右することになる・・・。
基礎はシミュレーションですが、ストラテジー的要素もありそうですし、ルックスも非常に良くて、かなり面白そうな雰囲気を感じます。
#30 『Battle Aces』
リリース:未定(2025年濃厚)
ジャンル:ストラテジー(RTS)
開発元・パブリッシャー:Uncapped Games
日本語対応:あり
自軍を守り抜き、戦力を強化し、敵のコアを攻撃!高速アクションを重視したRTSゲームへようこそ!戦略を駆使してユニットデッキをカスタマイズし、Battle Acesと呼ばれる最強のドローンパイロットを目指そう!
資源の自動収集、プリセットされた拡張機能、即時のユニット生成…つまり、従来のRTSにおいて時間が掛かる要素を全て簡略化し、10分間という短時間でのRTS対戦を実現しており、こういう路線のRTSゲームの中では最も成功する可能性が高そう。
元『LOV(ロード オブ ヴァーミリオン)』勢として、同じようなプレイフィールのゲームを探すとすれば、本作は少しだけ近いイメージがある。まず、事前にデッキを作る点やチーム戦が出来る点、そして試合時間も近い。
#31 『World of Anterra』
リリース:2025
ジャンル:アクションRPG
開発元・パブリッシャー:81monkeys
日本語対応:なし(日本語対応の可能性は低いかも)
『World of Anterra』は、壮大なノンリニアなオープンワールドのロールプレイングアドベンチャーです。このゲームは、手作りのオープンワールド、奥深い進行システム、ペースの速い戦闘、豊かな伝承を特徴としており、すべてが満足のいく触覚的なインターフェースに包まれています。これは、独立したスタジオだけが作ることができるタイプのゲームです!
この手の昔ながらのJRPG風のゲームって数多にありますが、その中でも全体的なディティールが秀逸。
ゲーム内容的には目新しくはないかもしれませんが、ピクセルアートが好きなので気になる一作。
協力プレイ出来る要素もあるようです。
#32 『Star Birds』
リリース:2025
ジャンル:ストラテジー
開発元:Toukana Interactive
パブリッシャー:Toukana Interactive, kurzgesagt - in a nutshell
日本語対応:あり
小惑星群を舞台とした、陽気なベースビルド+資源管理ゲーム、『Star Birds』。たくさんの小惑星を見つけて資源を採掘し、生産ネットワークを構築して、宇宙を旅する鳥たちを未知の宇宙へ導こう!
大ヒットした村風景パズルゲーム『Dorfromantik』で知られる「Toukana Interactive」が手掛ける建設・資源管理ゲームで、アートワークを務めるのは「kurzgesagt」(チャンネル登録者数2240万人を誇るYouTubeチャンネル)のクリエイターで、ゲーム内容とのシナジーは抜群に思える。リリースされた暁には、Cozyゲームの1つとして必ず注目を集めるだろう。ただ、ゲームの目的みたいなものがあるのか、そういう点が不明。
#33 『Anno 117: Pax Romana』
リリース:2025
ジャンル:ストラテジー
開発元:Ubisoft Mainz
パブリッシャー:Ubisoft
日本語対応:あり
数々の賞に輝いたストラテジーゲームである「アノ」シリーズの最新作では、西暦117年のローマ帝国を形作るという使命が、あなたに託されます。総督として経済成長を促すか、支配により勢力を拡大させるか? 反乱を起こし民を導くか、多様な文化を統合させるのか?平和の代価はあなたの選択に託されます。
まだ具体的なゲーム詳細は全く明かされていないので何とも言えませんが、シリーズ作品なのでそこまで大きな変化はないと思われます。前作から5年が経過しているので、細かなディティールはかなり向上している可能性があり、それに期待したい。(これまで、それほどの高い評価を獲得していないだけに)
Steamにはシングルプレイヤーのみとなっていますが、オンライン対戦もある筈。
#34 『REMATCH』
リリース:2025
ジャンル:スポーツ
開発元:Sloclap
パブリッシャー:Sloclap, Kepler Interactive
日本語対応:あり
『Rematch』は、オンラインマルチプレイのサッカーゲーム。 没入感あふれる三人称視点でチーム内の選手1人を操作し、5対5のハイスピードな試合をプレイ。フレンドとチームを組んで、思いっきり楽しもう。
『SIFU』の開発元が手掛る新作で、クオリティも高そう。
ファウルやオフサイド、休憩がないうえ、エリアが透明な壁で覆われているため、ボールが場外に飛び出すこともないというノンストップなゲーム進行…つまりは『ロケットリーグ』をよりサッカーに近づけたというコンセプトのゲームで、発表された際には”発想の勝利”だなと感じた。
少人数スポーツ対戦ゲームとしては本作以外に『The Run: Got Next』という3対3のバスケットボールゲームも2025年にリリースされるので、そちらも如何でしょうか。
#35 『Battle Vision Network』
リリース:2025
ジャンル:ストラテジー、パズル
開発元・パブリッシャー:Capybara Games
日本語対応:あり
『BATTLE VISION NETWORK』は、Cozyなカラーマッチングパズルゲームプレイと深いターン制戦術を融合させたオンラインPvPパズルバトラーです。銀河系各地のチームが、熾烈なパズルバトルで究極のチャンピオンシップタイトルを争います!
色合わせパズルとターンベース戦闘を組み合わせたオンラインPvPパズルバトラーで、5分ほどのゲームプレイ中に、色合わせのフォーメーションで交互に攻撃を仕掛け戦う1vs1のバトルをはじめ、ユニークなアビリティを持つユニットの発見とリクルート、外観や絵文字、勝利画面を含むゲームのカスタマイズ、シーズンごとの新たな展開やキャラクター、ランキング、チャレンジといった要素を特色としています。
#36 『マフィア:オリジン ~裏切りの祖国』
リリース:2025
ジャンル:アクションアドベンチャー
開発元:Hangar 13
パブリッシャー:2K
日本語対応:あり
『マフィア:オリジン ~裏切りの祖国』で一大マフィア物語の起源に迫れー。これは、1900年代にシチリア島の闇社会で成り上がっていく一人の男の物語。没入感あふれる三人称視点アクションアドベンチャーで、主人公エンツォ・ファヴァーラとして生き残りをかけて戦え。
1930年以降を舞台としていた過去シリーズ作品からさらに遡り、1900年代のシチリア島を舞台に「裏社会の起源」が描かれる。シチリアといえば、マフィアが成り立ったとされる土地である。
本作は前作から9年という時間を要したので、グラフィックやゲーム内容的にも飛躍的に進化しているでしょうから、それだけでもファンは期待だよね。
#37 『Exoborne』
リリース:未定(2025年濃厚だが、豊作年なので回避する可能性もある)
ジャンル:サバイバル、シューター
開発元:Sharkmob AB
パブリッシャー:Level Infinite, Sharkmob AB
日本語対応:あり
『Exoborne』は、自然災害によって荒廃したアメリカが舞台の、タクティカルなオープンワールド・エクストラクトシューティングゲームです。 プレイヤーは、敵対勢力や他のプレイヤーたちが溢れる世界を探索し、採取やクラフト、戦闘を繰り広げながら、生き残りをかけたサバイバルに挑みます。
TPS型のオープンワールドPvPvEシューターで、プレイヤーの目的は敵対勢力があふれる世界を探索して資源を獲得し、脱出して資源を持ち帰ること。いわゆる「タルコフ」ライクのゲーム。
最大の特徴は、自然そのものが脅威となる点。荒廃した世界はポストアポカリプスではなく、アポカリプス真っ只中であり、濃霧や激しい雷雨、竜巻が頻繁に発生するほど気候変動の影響が大きい。
#38 『リトルナイトメア 3』
リリース:2025
ジャンル:ホラーアドベンチャー、Co-op
開発元:Supermassive Games
パブリッシャー:Bandai Namco Entertainment
日本語対応:あり
リトルナイトメアの美しくも恐ろしい世界で、新たな冒険に出かけよう。『リトルナイトメア3』では、ロゥとアローンの二人が「ノーウェア」から抜け出す方法を探す旅に出ます。オンライン協力プレイで友達と一緒に、または一人でAI操作の仲間と一緒に、子供のころの恐怖へ立ち向かおう。
開発元が変わったため、その時点で賛否両論だろう。ですが、Supermassive Gamesもホラーゲーム作りの名手なので、これはこれで期待出来ると思う。
#39 『Lost Records: Bloom & Rage』
リリース:2025
ジャンル:アドベンチャー
開発元・パブリッシャー:DON'T NOD
日本語対応:あり
ちょっと変わった内気な少女スワンとなり、ベルベットコーブで過ごす最後の夏の思い出をビデオに収めよう。彼女は強気でけんかっ早いノーラ、慎重なリーダーのオータム、不可解だけど意思の固いキャットの3人の少女との友情を深めていく。しかし夏が終われば、4人の友情も終わりを迎える。それから27年後、数奇な運命が彼女たちを再び引き合わせる。1995年のあの夏に置いてきたはずの、長い間葬られてきた秘密を紐解かせるために。
大好きな『Life is Strange』の「DONTNOD」が手掛けるナラティブアドベンチャー完全新作。
1995年と2022年の2つの時間軸を行き来して物語を紡ぎ、長い間葬られてきた秘密を紐解いていくというゲーム内容。
『Life is Strange』以降は、大人を主人公とした様々なテーマのゲームに取り組んできたDONTNODですが、なかなか大きいヒットには恵まれなかった中で、再びTeen-agerな主人公のアドベンチャーを開発してくれてファンとしてはとても嬉しい。
#40 『Private Military Manager: Tactical Auto Battler』
リリース:2025
ジャンル:ストラテジー
開発元・パブリッシャー:5minlab Corp.
日本語対応:なし
プレイヤーは、1990年代に南アメリカのコルディビアに拠点を置く民間軍事会社のCEOです。カルテルは急速に拡大しており、政府と地方警察は急速に腐敗しています。反政府勢力は絶えず内戦を始めようとしており、さまざまな国の諜報機関が横行しています。混沌に陥ったこの世界では、傭兵会社には常にチャンスと危機が伴います。
民間軍事会社のCEOとなり、傭兵育成し数々のミッションをこなしていくストラテジーゲーム。
戦闘はオートバトルで行われるため、ミッションをクリアしていくための育成内容や武器・作戦の選択が非常に重要になる。
本作も「日本語対応なし」なのがキツイ。
#41 『Usual June』
リリース:2025
ジャンル:アクションアドベンチャー
開発元・パブリッシャー:Finji
日本語対応:なし
今年は奇妙なバイトをこなしつつ、新しい友達と遊び、幽霊と会話するだけの、静かな夏休みを過ごすはずだったのに。ジューンはフェンハーバーの闇深い秘密を捜査しながら、霊体のバケモノたちと戦い、存在が崩壊し、すべてが永遠に静まり返ってしまう前に、時空の大変動を止めることに奔放する羽目になってしまう。ジューンと(生きてたり死んでたりする)新しい親友たちと共に、数百年に渡って町に隠された秘密の歴史を捜査し、バラバラになった多次元の連続体を探索しながら、墓場でチルしたり、境界を超えて侵入してきた巨大なモンスターと戦ったり、卒業後の進路について親たちが投げかける質問をはぐらかしたりしよう。
純粋に面白そうなストーリーで期待なのですが、日本語対応が…。
#42 『明末:ウツロノハネ』
リリース:2025
ジャンル:アクションRPG
開発元:Leenzee
パブリッシャー:505 Games
日本語対応:あり
『明末:ウツロノハネ』 は、明代末期の古蜀を舞台にしたソウルライク・アクションRPG 。戦乱の世——、忌まわしいモンスターを生み出す謎の病が蔓延る。記憶喪失の海賊ウーチャンとなり、“羽化病(うかびょう)” と呼ばれる謎の病と戦いながら過去と向き合っていく。古蜀の地を歩き、武器を強化して、倒した敵から入手したスキルをマスターせよ。赤水銀を駆使して戦闘スタイルを進化させ、多彩なアクションを繰り広げながら習得したテクニックを上達させろ。強力な魔法で武器を強化させることで、自分に合ったスタイルの戦闘や戦略が可能となる。
中国産のAAAタイトルは、どれも成功しそうな雰囲気を纏っていて凄い。505 Gamesがパブリッシャーなので安心感も高い。
#43 『Deadlock Station』
リリース:2025
ジャンル:ストラテジーRPG
開発元:Luxorix Games
パブリッシャー:CRITICAL REFLEX
日本語対応:なし
間接的な操作で戦場を味方に変えよう、この戦術的なローグライクゲーム。ユニークなチームを編成し、緻密な計画でエイリアンの侵略者を破壊し、イベントと人間の謎の失踪についての真実を明らかにします。
ローグライクなストラテジーRPG。戦闘がオートバトルで進むというのが面白い点で、ピクセルアートも美しい。
#44 『Cronos: The New Dawn』
リリース:2025
ジャンル:サバイバル、ホラー
開発元・パブリッシャー:Bloober Team S.A
日本語対応:あり
『Cronos: The New Dawn』は、ハラハラドキドキの三人称視点サバイバルホラーゲーム。ねじれたタイムトラベルストーリーの謎を解き明かしながら、巨大な敵を相手に繰り広げる死闘のど真ん中に連れて行ってくれる。過去においては、人類を永久に変えてしまった大変動「チェンジ」の渦中にある世界を目の当たりにする。一方、未来の枯渇した荒れ地では、一瞬一瞬が危険で忌まわしい者たちとの生き残りをかけた戦いとなり、そこでは、君の反射神経と戦略的思考が試される。君は、謎に包まれた共同体のエージェントとして旅する。君を80年代のポーランドに連れ戻す特殊な時間の裂け目を見つけるため、未来の荒れ地を捜索するという任を負う。
リメイク版『サイレントヒル2』の開発を手掛けた「Bloober Team」によるオリジナルIP作品。
過去と未来を行き来し、反射神経と戦略的思考が試されるサバイバルホラーが展開されるという。
#45 『Desperate Place』
リリース:2025
ジャンル:ストラテジー
開発元・パブリッシャー:BruceGalaxy
日本語対応:あり
『Desperate Place』は戦略タワーディフェンスゲームであり、あなたは突然早期に目覚めを強いられた船員として、植民星舰が損傷した状況で未知の惑星にやって来て、資源を採取し、星舰を修理し、突然現れた異星の怪物に勝つために、この絶望的な土地から逃れなければなりません。
基本的にはシンプルな基地建設タワーディフェンスに見えるものの、パッと見た印象から面白そうな雰囲気が抜群で、クオリティも高そう。
#46 『Times of Progress』
リリース:2025
ジャンル:ストラテジー
開発元・パブリッシャー:Pressing Thumbs Games
日本語対応:あり
『Times of Progress』は産業革命時代が舞台の街づくりゲームです。産業を構築して天然資源を採取し、商品を生産して住民のニーズを満たしましょう。列車や船の輸送路を管理したり、自動生成されたマップを拡張して周辺の街と交易したりすることもできます。このゲームでは開始時の条件、アップグレード、報酬がランダムに選択され、マップが自動生成されます。街が繁栄しなかった場合は、新しいマップで違う条件のもと再挑戦し、失敗を活かすことができます。プレイするたびに、ゲームをマスターするためのコツを学んでいくのです。
期待しているのが、ランダムに選択される目標・報酬・マップ構成から発生する高いリプレイ性。
#47 『Mixtape』
リリース:2025
ジャンル:アドベンチャー
開発元:Beethoven and Dinosaur
パブリッシャー:Annapurna Interactive
日本語対応:あり
『Mixtape』は、時代を象徴するBGMによってハイスクール最後の夜を描く、青春模様を追体験するアドベンチャーゲームで、メインキャラクターたちは、ハイスクールに通う友達3人。本作でハイスクール最後の夜、彼らが冒険に出発。最後のパーティーへ向かう中、思い出のミックステープによってこれまでの思い出が蘇り、3人の青春模様が展開されていく。ファーストキスや警察から逃げた日の出来事、ラストダンスまで、10代の若者たちの物語が時代を象徴するサウンドトラックと共に描かれる。
青春映画にインスピレーションを受けた、思春期の起伏や成長、卒業のほろ苦さなどを一つにした作品となるそうです。
自分が『Life is Strange』を好きな理由の1つが「学生時代を舞台にしたストーリー主体の体験(アドベンチャー)」というのがあって、本作もそれに近いゲーム内容を期待出来そう。グラフィックデザインもゲームに合っていると感じる。
#48 『Prologue: Go Wayback!』
リリース:2025
ジャンル:サバイバル
開発元・パブリッシャー:PLAYERUNKNOWN Productions
日本語対応:なし
『Prologue: Go Wayback!』は、シングルプレイの脱出サバイバルゲーム。オープンワールドの広大なマップを舞台にサバイバルをおこない、最終的に地域の気象台へと辿り着き、助けを呼んで脱出することを目指す。マップは機械学習を用いた技術により自動生成され、プレイするたびに異なるゲーム体験となる。本作では天候の変化が表現され、自然の脅威に対応することが求められる。マップを探索し、資源を集めて活用したり食料を入手したり、あるいはアイテムや構造物を修理したり。また、厳しい自然は各種ステータスに悪影響を及ぼすことがあるため、避難場所を探すことも重要。ただし、同じ場所に長く留まることはすべきでないと案内されており、慎重に計画を練る必要があるとのこと。
『PUBG』生みの親による野心作なのですが、大きな期待はしない方がいいかも?。ゲーム内容はとても興味深く、ストリーマー界隈に注目されそう。GeoGuessr的な。