Month Topics November(#5)

ピックアップ
今年のTOP評価9作
難しい問題ではある、例えば先日発売された『S.T.A.L.K.E.R. 2』は不具合多発や最適化不足からメタスコアが伸び悩んだのですけど、ゲームデザインや内容については概ね高評価で、改善が進めばもっとハイスコアなゲームなのは間違いないだろうと。
でも、複数回延期した上に不具合の多かったゲームを高評価するというのは難しい話ですし、なんかもっと違う評価の仕方を模索したいところだよね。
本題の「メタスコアのせいで綺麗だけどつまらないゲームが作られやすくなった」という意見は違うかなと感じるけど、「大手企業がつまらないゲームばかり作ってしまう」というのは正しいだろうね。つまらないというか、同じようなニュアンスの無難な方向性のゲームへ「右へ倣え」してしまう。

確かに「盛り上がっている」と言える状況になってきている。けどこれは、競技的ゲームと選手だけの成果では到達出来なかったと思う。何が追い風となったかというと、多くの人気ストリーマー(配信者)の存在だろう。プロゲーマーではないけど、ゲーム配信中心で人気を集める配信者やVtuberを絡めた展開が多くの注目を集め、eスポーツだけでなく、多様なゲーム界隈の認知度を底上げした。これはゲームに限った話ではなく、若者中心としてストリーマーやインフルエンサーで取り上げられる事柄が、迅速且つ広範囲に浸透していくという状況にある。

なるほど。

今年は不作だったから、微妙なノミネートになってしまったのは仕方がないのよ。
ただ、規模が大きくなり過ぎて、余計な部分が多くなってきている可能性はある。
この記事の筆者はワールドプレミアは必要ないと言っているけど、そこは個人的には絶対に必要かなと思いますね。

なぜ『ブルプロ』『コンコード』は明確に大赤字になることを覚悟しても、サービス終了に踏み切らざるを得なかったのか。なぜ『ブルプロ』『コンコード』は失敗したのか。そもそも、どのような意図で開発されたのか。

2作は一見すると全く共通点がないようで、その失敗の原因を探っていくと明白に共通する問題が存在している。その共通点とは、ずばりそれは「サービス型ゲーム」と呼ばれる運営形態──GaaS(Game as a Service)であるということ。

昨今のゲーム産業では約10年以上にわたり、世界各地のゲーム企業がGaaSによる利益拡大を狙っており、その結果として痛手を負うことが少なくない。『ブルプロ』『コンコード』の失敗はその一部にすぎず、言い換えれば、GaaSの性質・問題・目的そして成否を分ける分水嶺などを知らない限り、その失敗の本質は解明しえない。
色々と考えさせられるし、ゲームファンであれば必読な内容だと思う。

『ブループロトコル』の場合、開発序盤の2014年当時におけるトレンド分析と未来予測は見事に的中していて、「国産のMMO的RPGはもっとあっても受け入れられるのではないか?」と「日本産らしさを感じさせるアニメ調グラフィックデザインの可能性」を当時のインタビュー記事で語っている。
ただ、問題になるのが開発期間の長期化で、αテストが開催された2019年ではもう『原神』の足音が聞こえ始めており、完成した2023年時点では、MMOではなくともマルチプレイヤーのアニメ調グラフィックデザインのRPGゲームが複数ヒットした後のレッドオーシャンに変わっていたのだった。
結果論を言えば、開発スピードやマクロなセンス部分で競合タイトルより劣ってしまい、熾烈な可処分時間争奪戦に敗れたということになった。(アニメ調グラフィックデザインのゲーム以外に、マルチプレイヤーのヒット作が沢山生まれてしまったのとインディーゲーム分野もかなり大きくなってきているため、本当に熾烈な可処分時間争奪戦になってきている)

『CONCORD』の場合は、単純にゲームデザインが平凡であり、競合相手が多過ぎる&強過ぎるということになるのだが、これも結果論で、開発が開始された2016年には『フォートナイト』も『APEX LEGENDS』も『VAROLANT』もいなかったのだから…。

何故、ハイリスクなビジネスモデルであるGaaSを避けられないかというと、やはり買い切りゲームよりも”持続的ハイリターン”が見込めるからであり、ハイリターンが必要な理由としても開発期間の長期と開発費の高騰があるからなので、言ってしまえば悪循環なのだけど、もうこの現状を変えることは難しいので、大手企業はやはりGaaSゲームや超巨大なAAAA級ゲームの開発に挑戦していくことになる。それに嫌気して大手から離れる開発者が増えてきているのも何となく分かると思う。

バンダイナムコの近年の失敗プロジェクト『ブループロトコル』や『ガンダムエボリューション』の開発期間を逆算すると、かなり先見の明があって開発に取り組んできていることが分かると思う。ただ、総合的なゲームデザインのセンスや開発スピードで負けただけであってね。だから、何も考えずにバカにするようなことは言わないようにしよう…皆頑張っているのだ。

しかしながら、総合的な結果を見ると日本企業は多くのジャンルで負け続きであり、後発気味になってきているし、かといって欧米・欧州の大手企業も苦戦傾向にある。ここ数年に限っていえば、インディーゲームと中国・韓国のゲームの躍進が際立っている。…とまぁこんなことを頭の片隅に置きつつ、これからもゲームの話題を追っていきたい。

ファンからしたら、これは新作といえる内容っぽいので喜ばしいのかもしれないけど、そうでなくて根本的に新しくした『鉄拳8』や『スト6』のようなものを期待している人からしたら何とも言えない気がする。
これは一旦の”箸休め”で、別で本格的な新作に取り組んでいると期待したいけど、今のセガにそんなノウハウも開発余力もないと言われてしまえば厳しいか。

『黒神話:悟空』は、どこかで大きい賞を取るに相応しい内容だとは思っていたので、納得の受賞。
まず、ベストインディーゲームは、流石に『Balatro』が受賞。最も期待されているゲームとしては『Grand Theft Auto VI』が選ばれた。

好調そうですね。

明確な答えは記事内にはないのですが、ファンの多いジャンルや近年のトレンドを多く抑えることが重要だと思います。
記事内の言葉を用いると、「少ない労力から多くのものを得る」・「間違った答えを出さない」なんですけど、結局は「センス」があるかどうかなんだよなぁ。

着目点が素晴らしい。
近年ではタイムパフォーマンスが重要視されていて、動画コンテンツを倍速視聴する若者が増えている。その中でどこまでの倍速視聴であれば通常速度視聴と理解度が変わらないのか、という実験。



Steam通
いやぁ、本当に次から次へと新しいスタジオが出て来ますね(日本以外から)。逆に日本からはもっと凄そうなスタジオが出てきて欲しい。

この戦略的なマルチプレイヤーボードゲームで王国を築き上げよう。都市や村を慎重に計画し、資源やカードを賢く管理し、対戦相手を打ち負かそう。ゲームのルールをマスターし、戦術を研ぎ澄ませましょう。最も狡猾な者だけが勝利を手にすることができます!
オンラインPVP。

Ithya:Magic Studyは、生産性向上ツールと組み合わせた居心地の良いバックグラウンドアプリです。部屋をカスタマイズして、美しい手描きの環境でローファイやファンタジーのプレイリストでリラックスしてください。魔法の世界で集中したセッションや創造的なセッションに最適です。

次回作も期待が高まる。


「Dante's Ring」は,2023年にリリースされた「The Invincible」で高い開発力を示したStarward Industriesの最新作だ。
火山が大爆発したことで多くの動植物が失われた孤島が舞台となる。プレイヤーは探検家の主人公となり,グツグツと溶岩が噴き出している場所や,溶岩に押しつぶされた家屋などを探索し,少しでも多くの人や動物を救助する。そして,環境が一変してしまった世界を巡りながら,この島に隠された謎を解き明かしていく。
まだ具体的なゲームプレイのスクショも動画もないため、何とも言えないのですが、開発スタジオとして有名ですし、グラフィックもかなり良いので期待出来そう。

敵対的なイデオロギーに支配され、膨大な核兵器に支えられた世界では、直接対決は私たちが知っている文明の終焉を意味するだろう。
『Maestro Cinetik's Cold War 2』では、アメリカまたはソ連としてプレイし、地球を戦略的な遊び場に変えます。
外交、脅迫、秘密行動を駆使して、あなたのイデオロギーが勝つようにしましょう!
このゲームはまったく新しいものではなく、ブラウザゲームをPC版したもので、元々は職場や学校で目立たないようにプレイするように設計されています。
言うまでもなく、それは数え切れないほどの人々を退屈から救いました。
グランドストラテジー、オンラインPVPあり。

『Xeno Conflict」は、未来の背景に基づいたリアルタイムの戦略的サバイバルゲームで、プレイヤーはさまざまな派閥を操作し、互いに競争し、協力して未知の生物学的環境と戦うことができます。
RTSゲーム、オンラインPVPあり。

『Blightstone』は、キャラクターの配置の自由度、インタラクティブな環境、ハードコアなリソース管理を通じて、戦闘にユニークなひねりを加えた、挑戦的なダークファンタジーのターン制ローグライクゲームです。死ぬこと、学ぶこと、そしてメタ進行が敵を倒すための鍵となります。あなたの使命は、アースグラスクリスタルを保護し、地獄の裂け目に届けることです。そうして初めて、デーモンオーバーロードを破壊し、ブライトストーン自体を粉砕することができます。
かなり出来が良さそう。

マリキと彼女の奇抜な家族と一緒に、時空に植民地化した恐ろしい植物生物であるポイズンとの壮大な戦いに参加しましょう。時代を超えた幻想的なオデッセイに同行し、探索、時間的ななぞなぞ、驚きに満ちたターン制の戦いのユニークな組み合わせを提供します。
世界観やグラフィックデザインが良さそうですね。

『Smash It Wild』は、バレーボールとドッジボールがファンタジー世界で合体した、ターン制戦略ゲームだ!選手をアップグレードし、ローグライクな競技で相手を倒そう!

小さなスケートボードで、段ボールやおもちゃのトラックを駆け抜けましょう。ショートカットを見つけ、スタントを行い、環境を利用して、このスピードの祭典でできるだけ早くゴールに到達しましょう。 

『Artis Impact』は、豊かなストーリー性を持つピクセルアートのJRPGで、クラシックなターン制バトルが特徴です。プレイヤーは茜としてAIの相棒ボットと協力し、未来のポストアポカリプス世界の謎を解き明かします。手描きのユニークな環境を探索し、家をアップグレードし、スキルを磨きましょう。
雰囲気や世界観が独特で目を引く。

静かな町に、おかしな住人?不思議な出来事に奇妙な展開も!『夢物語の街』へようこそ。ここでは、必ず人間としての常識を忘れ、異種族の依頼主が求める「特別な」ニーズに応えて、見たこともないような奇妙な家具でこの部屋を飾りましょう!
非常にLooks goodで、内容も面白そう。

崩壊する宇宙ステーションで、Katanautの世界へ飛び込み、宇宙的な狂気に立ち向かえ。高速アクションのローグライクで、強力な能力を解放し、流れるような戦闘を極め、未知の恐怖に挑む。絶え間ない戦いを生き抜き、自らの存在をかけて戦え。

『BladeForge:Ascension Crusade』は、Arcanixの力をめぐる闘争で派閥を率いる戦術RPGです。武器を鍛造し、資源を管理し、自分だけのユニットを作り、派閥をカスタマイズし、ターン制の戦いで戦いながら、Steelgardの世界でレガシーを築きましょう。


あなたの環境にある天然資源を使って、壮大なエレメンタル呪文を唱えましょう!このターン制ストラテジーゲームでは、すべての石、風、炎をコントロールできます。新しい呪文カードを発見し、狡猾な敵を出し抜こう!

夢の農場を建て、生涯の友達を作り、コージータウンで小さな町の生活の喜びを体験してください。作物を植えたり、動物を育てたり、魚を釣ったり、工作をしたり、季節のお祭りを楽しんだり。喧騒から逃れて、魅力的な田園地帯の冒険でリラックスして最高の生活を送りましょう。
丸パクリだと指摘される可能性が高い『どうぶつの森』クローンゲーム。

手続き的に生成された宇宙ステーションを舞台にしたソーシャル推理シューティングゲーム。修理、戦利品、計画、各ラウンドであなたの道を撃ちます。没入型の近接チャットは、友達に嘘をつくのをより楽しくします!

モンスターやオブジェクトをグリッドベースのダンジョンに直接配置します。ヒーローが道を進み、設定したオブジェクトやイベントと相互作用するのを見て、彼らがあなたの計画に従って成長するかどうかを確認します。彼らをより強いヒーローに訓練し、最終目的地に到達するように導きましょう!

このステルスRPGで、あなたは泥棒になることを余儀なくされた脱走兵としてプレイします。さまざまな道具を使ってカギのかかったドアをピッキングし、運命を選択します。強者を出し抜いて富を手にするか?それとも弱者に手を差しのべるか?

物語の冒険ゲーム、ブレーズのファンタジーの世界に飛び込みましょう。ドラゴンズバレーを探索し、クエストやパズルをクリアして、ドラゴンズバレーが持つ謎を解き明かしましょう。






ゲーム話題・ゲーム的読み物・ゲームレポート




マイナーアップデートで毎年出し始めたな。

タイトル名よりも、スタジオ名から物凄いパチモンな香りがするw、こんなに長いスタジオ名見たことがないし、こういう意味不明なネーミングの場合は特に怪しい企業である証拠。

こえー、一ヶ月延期のサーバー代+αで1億円やで。




雑多に読み物・話題

うーん、部分的には確かに怪しそう。


ボードゲームにおける、辛口な評価(大抵が10点満点中5点以下)と膨大なレビュー数で知られるブログの記事。
個人的に気になっていて、日本語版もやってくる本作の評価が珍しく7点をマークしていた。日本で流行ってもらって、誰か同人攻略本を出して欲しい。
因みにですが、過去に9点をマークしたのは2作のみで、『カルカソンヌ』と『ロストシティ(ペア戦)』だけと考えると、7点が如何に凄いかが分かる。



テック
そんなことが。





商品
とてもオシャレで良い商品。これは欲しいし、誰かにプレゼントもしたくなる。





本の話題








◆コンテンツ



その他
個人的に夏よりも冬の方が睡眠の質は高い。近年は猛暑過ぎるから当たり前かもしれないけどね。