【新刊】気になる本(5/27-6/2)

5/27-6/2までに出版される本、約1400冊から個人的に気になった本を約70冊くらい紹介します。



ビジネス・ノウハウ・教育

本書は2003年3月に小社より刊行された『ゲーム理論トレーニング』に加筆・修正したものです。
パズル形式でゲーム理論を解き明かしたベストセラーの新版。交渉や売買、投資など、さまざまな分野に応用可能なゲーム理論の基礎を、初心者でも理解できるように極めてわかりやすくかみ砕いている。
注目すべきは、簡単なクイズを解くことで、ゲーム理論を徹底的に理解でき、応用する力が身につく点。株式投資や戦争、将棋、ピッチャーとバッターなどの例を通して、「ミニマックス戦略」や「囚人のジレンマ」「ナッシュの均衡」などを学ぶことができる。


子どもたちに自律して学ぶ力を身につけてほしい。
そう願っていても、スマホを触りながらサボっている姿を見ると心配になってしまいますよね。そんな姿についつい、「勉強しなさい!」と言ってしまったことはありませんか? 
変化の激しいこの時代、自分をアップデートしていくための学びは、大人になっても必須です。でも、保護者がずっと子どもの側で、「勉強しなさい」と言い続けることはできません。必要な学びを自分で考え、取り組んでいかなくてはいけないのです。
自分で考え、決めて、行動に移す=自律性は、先生や保護者に言われるままに行動していては身に付きません。すぐに身に付くものでもありません。
そう頭ではわかっていても、「●●しなさい!」が我慢できない。そんな保護者や先生方の悩みに、自律した学習者を育てる「教えない授業」の実践で注目されている山本崇雄先生が応えます。


ロングセラー『ゼロからはじめる! お金のしくみ見るだけノート』に、
今年1月スタートで話題の「新NISA」関連記事を増補し、B5判の大判でアップデート!
発売から5年が経過し、現況から立ち遅れてしまった記載内容を全面改訂し、
新章として「話題の新NISAって何がすごいの?」を18ページにわたり大幅増補します。
金融界の成り立ちから資産運用に至るまで、お金の基礎知識をマスターできます。


本書で紹介する「最強の知財戦略」が「攻めのオープンな知財戦略」だ。
これは、今までの知財の使い方として一般的だった「守りのクローズな知財戦略」とは逆に、知財をオープンにすることで競争を促進させて事業効率化を図る手法だ。
他社との提携によって「攻めのオープンな知財戦略」と成長戦略とを融合させることができれば、極めて短期間にライバルから収益性と市場シェアを奪うことが可能となるのである。
本書は、知財戦略の現場と経営戦略の現場の両者で実務に携わってきた知財コンサルタントと、知財と経営の関わりについて長年追いかけてきたジャーナリストが、これから求められる知財戦略について明快に解説する。
知財と経営を考えるための基本知識から実務のポイントまで、体系立ててわかりやすく説明する。


距離を置きたいママ友、好かれなくてもいいが、嫌われたくもない上司……
人間関係は、「自分と相手との心の距離」によって
取るべきコミュニケーション方法が変わります。


「知・情・意を磨く人の成長に天井はありません」
元花王の社員教育担当の課題解決コンサルタントが
若いビジネスパーソンに繰り返し伝え続けていること
1章 「知性」をどう磨くか?
 ――成果に直結する「頭の鍛え方」
2章 「感情」をどう磨くか?
 ――できる人の「マインド」はここが違う
3章 「意志」をどう磨くか?
 ――「やり抜く理由」がある人は強い
成果と評価に圧倒的な差がつく、
シンプルかつ究極の仕事論・成長論!


人が「育つ」「学ぶ」「生きる」ということを,これほどまでに直接的に扱う実践的学問は,「保育・幼児教育」をおいて他にないだろう。またそこに「哲学」がないはずはない。本書では,育児,保育・教育について熟考を重ねてきた著者の多彩な論考から,保育の実践知を言語化するために必要となる〈実践に埋め込まれた哲学〉を掘り起こす。


すべてが激変する時代に、どう備え、どう動くか――? 
「天才師弟」が描くテクノロジー/人間/社会の未来
◎「AI」は知能の格差を広げる
◎チャットGPTはパーソナルな家庭教師
◎「三角関数は役に立たない」論の愚かしさ
本書では、日本の情報工学をリードする第一線の研究者で、
師弟の間柄でもある暦本純一さんと落合陽一さんが、
「テクノロジーの劇的な変化がもたらす未来」について語っています。


挫折寸前のダメ営業マン・早崎郁之はひょんなことから業界で「営業の神様」と称されるヤマナシと出会い、教えを乞う。行きつけのカフェで始まったヤマナシによる営業レッスン。最初は半信半疑だった早崎も、ヤマナシの教えを実践することで徐々に成果が出始める。


■もう後回しにはしない
「面倒くさい」「考えがまとまらない」「時間がない」
……はこれですべて解決!
ストレスなく、すぐ動ける!
会社員、税理士、大学講師、個人コンサル、専門学校講師……20年以上、5つの仕事を掛け持ちする「超多忙生活」のなか、とうとう役員になったスーパーサラリーマンが伝授!


生成AIでもうかるのは誰? 半導体はエヌビディアの一人勝ちが続く? AIが変える地政学って何? AIモデルやクラウドの勢力図はどうなる? 結局、日本企業の勝ち筋って何?? 生成AIブームで勃発した「5つの覇権争い」。その勢力図を正しく分析すれば、日本企業が金脈をつかむ勝ち筋が見えてくる。


本書は国内外の50本を超える研究論文を下敷きに、
ベストセラー『問いのデザイン』の著者と新進気鋭の研究者がタッグを組んで、
チームレジリエンスの概要と実践可能な高め方を3ステップで解説する。
①困難に対処し、②そこから学び、③被害を最小化する
シンプルなステップだからこそはまりやすい罠とそこに陥らない施策を紹介していく。
組織の危機を救い、困難を成長の機会に変える。
変化に強いしなやかなチームは、何物にも代えがたい価値がある。




政治・経済・社会

大人だけでなく、社会に旅立つ前の学生や子どもにも読んで欲しいビジネス書。
社会に出る前に仕事や働くことに触れる機会ってなかなかないもの。
成果をつくるプロセスは、仕事だけではなく、勉強やスポーツなど成果が求められるものすべてに共通する。
仕事の経験値は社会人だけでなく、次世代を担う学生や子どもたちの選択肢を拡げてくれる。
さあ、今すぐ冒険に旅立つ準備をしよう。


中国は政治的権威主義、国内の不安定、混乱する経済、経済的対立、環境問題など、さまざまな課題が組み合わさった、かつてない危機に直面している。120以上の地図とグラフは、数々の新たな問題の理解を助けている。


友だち関係や「自分らしさ」などをめぐる不安や葛藤を抱え、学校に行きづらくなってしまった子どもたち。思春期を取り巻く変化につまずいた彼ら・彼女らが、SNSやオンラインゲームなどの世界につながりを求めることは少なくありません。
大人にとって大切なのは、「それは危ない」と警鐘を鳴らすのではなく、子どもたちが「安心」や「居場所」を感じられるようにかかわること。
そんな「安心」や「居場所」のつくり方を、児童精神科を訪れる親子の事例から考えます。


G7に代表される先進国が世界経済をリードする時代は、もはや終わった――。それを示すかのように、昨今のニュースでは「グローバルサウス」「BRICS+6」という言葉を頻繁に耳にするようになった。この言葉は、今後、世界を牽引していく国々を指しており、このなかにG7の国はない。加えて、ウクライナ危機による世界的インフレ、半導体不足、カーボンニュートラルへの抵抗など、世界経済は混迷をしているといっていい。そんな世界の動きと行方を知りたいと思いながらも、経済となると複雑で難しいものと感じてしまう読者に向けて、押さえておくべきトピックをわかりやすく解説するのが本書。国内の身近な話題から国家間の問題まで幅広く扱う。いま、何が問題となっているのか、世界経済はどこへ向かっているのかを地図や図解で紹介していきます。


成功する条件はやる気・モチベーションがないことだった!
非正規雇用でも子育て中でも年齢・性別関係なし!
延べ3000人以上を成功者に育て上げた新常識 ―
・やる気は人に出してもらうもの
・群れることは、実は超ポジティブ
・どんどん巻き込まれにいこう
・組織、グループの頂点の人の「近くにいるだけ」で自分もそうなれる


・異次元金融緩和が終わり、日銀は17年ぶりの利上げ――
なぜこのタイミングで動いたのか、金利はどこまで上がるか、住宅ローンへの影響は、日銀が株の売り手に転じる意味合いは――。何が決まり、どう変わったのかを、日銀ウォッチのプロがこれまでの政策の変化も踏まえてわかりやすく解説。ファイナンシャルプランナーの視点も加え、インフレへの転換にどう備えるかを示す。


ベルサイユ体制、世界恐慌からパンデミック危機に至るまで、元IMF日本代表理事による珠玉の歴史考察。


戦火の地で市民に何が起きていたか
2023年10月7日にイスラエル軍がガザへの爆撃を始めてから、ガザでの死者は3万人を超えた。あの日、15歳の息子とともにガザを訪れていたパレスチナ人の著者は以降、他の市民とともに命がけの避難を繰り返すことになる。作家でもある著者が、イギリスの出版社に命がけで届けた戦場と喪失の圧倒的記録。


全国の街の書店が消えてゆく現状を徹底取材!日書連などの団体、作家の今村翔吾さん、書店現場の声など当事者も数多く登場!




エッセイ系・紀行・旅行記

関西を中心に、様々な将棋の楽しみ方を提案するユニット「西遊棋」。
その活動の1つとして、定期的にエッセイを更新しているのはご存知ですか?
今回は、そんな西遊棋に所属している棋士・女流棋士の先生に、全編書き下ろしでエッセイを書いていただきました。
個性あふれる22編!読み終えた頃にはきっと西遊棋が大好きになるはず。
棋士の日常生活の一面をご覧ください。


こんな窮屈な時代だからこそ、たまには、心に深呼吸させてみませんか? 目に見えるモノではない「心の相続」をすることの重さ、生きるためのエネルギーとなる「ノスタルジーの力」、そして「後ろ向きに前へ進むこと」の大切さ。自由闊達、融通無碍。九十歳をこえた作家が自らの豊富な経験をもとに綴る、「週刊新潮」連載のエッセイから選りすぐった、人生を楽しむためのヒント満載の四十三編。


東大薬学部から経済産業省へ! 異色の経歴を歩み見つけたこととは? 北海道小樽の薬局の次男として生まれ、東大に現役合格。その後、大学院へ進学するも、研究者の道を挫折。将来に悩み抜き、薬剤師の資格を取得するが、様々なきっかけを経て経産省の官僚へ。経産省では国内にとどまらず、インドネシア、ベトナム、インドに赴任。これからのキャリアが期待される中、「ある出来事」を機に、実家の薬局に参画することを決意し、再び小樽へ。 悩める若者に贈る生き方論。


弘法⼤師・空海が開創したと伝えられる、四国⼋⼗⼋ヶ所霊場をめぐるお遍路巡礼。第⼀札所のある徳島は「発⼼」、⾼知は「修⾏」、愛媛は「菩提」、⾹川は「涅槃」の道場とされ、仏教の修⾏を通して悟りに⾄る道として、古くから多くの修⾏者、巡礼者が歩いてきました。
歴史ある信仰の道を「Zen Trail(禅トレイル)」ととらえ、禅ハイカーとして四国を歩く旅を特集。




ネイチャー・研究系

豊かな言語、文化、そして家族や土地との強い結びつきをもつ
先住民の子孫であり科学者でもある著者が、
あらゆる「つながり」が破綻し欲望が暴走する社会に警鐘を鳴らしつつ、
科学的世界と伝承的世界を行き来しながら
地球からの贈り物にどうお返しすべきかを詩的に語りかける。


世界80%の海底には詳細図すら存在しない。
地球人共通の財産である「深海」に、最先端の科学技術と冒険心あふれる深海飛行士[アクアノート]たちが挑んできた歴史と未来。
足もとに秘められた宇宙、それが超深海の世界。
大航海時代の宝物、沈没した豪華客船、熱水噴出孔、スネイルフィッシュ、ダイオウイカ、ジュウモンジダコ、ソコダラ、カットスロート・イール、有茎ウミユリ……。
静かなる闇に息づくその圧倒的な時の流れと生命の輝き。
地球を支えるマザーボードの営みに極限まで肉薄した比類なき科学ノンフィクション!


米寿を迎えた考古学者が綴る、たゆみない研鑽のあゆみと日本考古学の原点。




評伝・批評・評論

25歳で七冠を制した羽生善治。
勝敗の数を超えたその強さと人生を、藤井聡太らトップ棋士たちとの闘いを通じて描く。
宇宙のように広がる盤上で駒をぶつけあう者たち――。
本書は、名対局の一瞬一手に潜むドラマを見逃すことなく活写してゆく。
中学生で棋士となった昭和。勝率は8割を超え棋界の頂に立った平成。順位戦B級1組に陥落した令和。三つの時代、2千局以上を指し続けた羽生善治、そして共に同じ時代を闘ったトップ棋士たちの姿を見つめながら、棋士という“いきもの”の智と業をも浮かび上がらせる。
「週刊文春」連載時より大きな反響を呼んだノンフィクションに新たな取材、加筆を行った堂々の一冊。


本を読む楽しみってなんだろう
1冊の本に隠されている小さな発見と大きな宇宙


人は人生のそのときどき、大小様様な物語に付き添われ、支えられしながら一生をまっとうする――。『二十歳の原点』『木かげの家の小人たち』『あらしの前』『百年の孤独』。作家・梨木香歩は、どんな本に出会い、どんなことに想いを馳せ、物語を紡いできたのか。過去二十年に亘り綴られた、数多の書評や解説、そして本や映画にまつわるエッセイを通してその思考を追う、たまらなく贅沢な一冊。


猫がいろんな薬をキメる漫画でSNSを賑わせる「キメねこ」が、衝撃のドラッグレポートを発表!
本書は、コミックマーケットにて爆発的人気となった同人誌を大幅に再編集したマ
ンガである。大麻、LSD、合法ハーブ、ブロン、マジックマッシュルーム、アヤワス
カといった数々のドラッグがもたらす意識変容を、鮮やかなフルカラーマンガで表現した。また、キメねこが大麻取締法違反で逮捕された際の留置場レポートや、多数の描き下ろしマンガを収録。薬物知識の深まるコラムも充実しており、「薬図鑑」として楽しめる一冊となっている。本書を通して神秘体験の片鱗を味わっていただければ幸いである。


こんな映画本を待っていた!
「陰謀論」、「ハラスメント」、「ケア」、「ミソジニー」、「障害」etc...テーマに沿って、現代映画を社会的な視点で語るスリリングな対談。
「好きだった監督がハラスメントで告発されたとき、作品にどう向き合えばよいのか?」「一昔前の作品を見るとジェンダー観に違和感を覚えて楽しめない」等、近年多くの人が直面した問題に寄り添いながら、映画と社会の関係を深く見通す。誰もが感想をSNSで発信し、映画を見ることがコミュニケーションに組み込まれつつある現代で、映画と社会はどのような関係にあるのだろうか?映画を「観る」だけでなく、「語る」ことの比重が増す社会における、新たな地平を描く。




技術・デザイン・芸術

ネットワークを構成する要素や仕組みをPCでのぞきながら活きた知識に落とし込む!


「お前にたりへんのは、アートや!」
サルバドーレ・ダリの生まれ変わりを名乗る謎の男ダレが、
悩めるビジネスパーソンを救う!
まったく新しいビジネス・エンターテインメント小説!
現代アーティストの名言と名作を楽しみながら、アートの教養も身につく1冊です。


本書の主旨は、マンガやアニメに登場する建物を切り口に、建築の面白さを解説するというものです。
「建築って、詳しく知るのは難しそうで……」
「なんとなくカッコいいということはわかるんだけど……」
建築に対して、どこかで苦手意識を感じている方は多いはず。
もっと気軽に、楽しく建築の面白さを知ってもらうことはできないだろうか? そんな思いから生まれたのが、本書です。


紐育(ニューヨーク)に愛をこめて
『サマーブロンド』『キリング・アンド・ダイング』『長距離漫画家の孤独』などのグラフィック・ノヴェルで知られるエイドリアン・トミネ、初の画集NEW YORK DRAWINGS日本版がついに登場!
『ニューヨーカー』誌のカバー・イラストレーションを中心に、ストリート・スケッチや描き下ろしコミックを満載した作品集。


ストーリーテリングがプロダクトデザインに与える強力な違いを学ぶ!
本書では、ストーリーテリングがプロダクトデザインにどのような影響をもたらすかを紹介します。映画やフィクションで試行錯誤された原則をデザインやビジネスの文脈に応用することで、優れた製品体験を生み出す方法を学びます。伝統的なストーリーテリングの原則、ツール、手法が、プロダクトデザインの重要な側面とどのように関連しているかを探り、プロダクトを伝え、売り込み、プレゼンテーションする方法を取得します。


学問からビジネス、カルチャーと多様な領域で革新を起こしつつある生成AIについて、11人のトップランナーが多数の図版を用いてかみくだいてレクチャーする。原理論から各界での活用例、著作権などの法的課題といった主要な論点を凝縮した一冊。




ゲーム関連

「ゲームはフェミニズム的にもホットなメディアになっている」。フェミニストで歴史研究者、パンセクシュアルで車いすユーザーの書き手が、フェミニズムとクィアの実践の場となっているビデオゲームの世界の面白さを伝える、画期的なエッセイ!


台湾テーブルゲームの発展史を包括的に捉えた唯一の書、待望の邦訳!
ボードゲームブームの背景には、台湾の長きにわたるテーブルゲームの歴史があった。ゲーマー/コレクターであり、かつ研究者でもある陳介宇博士は、20年以上にわたりこの分野の第一人者として、人生の大半を台湾のレトロテーブルゲームの収集と研究に費やしてきた。本書では、清朝末期・日本統治時代から中華民国期に至るまで、100種類を超えるゲームを600点を超えるフルカラー図版とともに紹介。台湾近現代史の一側面が、レトロゲームを通じて浮かび上がる。


ボードゲームの専門会社 すごろくやが、紙とペンといった身の回りのものだけでみんなが楽しめる秀逸なゲームを紹介。
ロングセラーの本書が、内容を新たにリニューアル!
友達、グループ、家族、親戚……人が集まったら、この本が大活躍!!
時間も場所も選ばずに、今すぐ楽しいゲームが始められます。


これも麻雀漫画、これが麻雀漫画。だから楽しい!
阿佐田哲也の小説『麻雀放浪記』のヒットに代表される麻雀ブームの発生と青年向け漫画誌の勃興の中から生まれ始めた麻雀漫画は、どのような変遷をたどってきたのか。
その半世紀、50年の歴史を、漫画家、原作者、編集者へのインタビューと膨大な資料から明らかにする、決定版通史。


ゲームやり込み系YouTuberとして、
21万人の登録者がいる著者ですが、
かつて炎上したことがあります。
この度、本という形に残る形で謝罪させて頂きます。
一方で、炎上し、反省したことで見えてきたものがあります。
それは「こんな自分でも誰かの役に立つのではないか」ということ。
YouTuberになりたい、特にゲーム配信者になりたい、
なかでもやり込み系になりたいという方に向けて、
僅かながらでも参考になる部分があればと…。




文学・小説

韓国社会の片隅で
小さいけれども確かな光を放つ122人の声を丁寧に拾った
ハンギョレ新聞の長期連載の一部を書籍化。
刊行後、5年で14刷を重ねる異例のインタビュー集。




競馬

衝撃の三冠達成から30年――
今でも根強い「最強の三冠馬説」と謎に包まれた高松宮杯出走まで
〝シャドーロールの怪物〟の真実に迫る!
伝説のジョッキーたちによって、いま初めて明かされる栄光と挫折の舞台裏。


JRAジョッキーの「馬を追える・追えない」「上手い・下手」など、騎手の技術力が初めて「数値化」された!
前傾姿勢の角度、重心の上下動のブレを、最新の画像で緻密に解析。例えばレジェンド・武豊騎手は前傾度合いが12.2で3位、ブレ度合いが0.6で3位、さらにムチの技術力でもSランクとさすがの結果。だから、武豊騎手を買えというのではない。過剰人気になりがちな武豊騎手から、ほぼ同じレベルの数値の騎手(いわゆる隠れた名手)に乗り替わった際に、狙い撃ってこそ馬券妙味がある!というのが本書の趣旨。


科学的見地で競馬を楽しんで、馬券にも活かせる画期的な本が登場! 東大卒の獣医師で、現役競馬記者でもある若原隆宏が血統から馬券ジンクスまで科学の力でぶった切ります。




その他(歴史系とか哲学系とか)

二〇二三年九月二日(土)、専修大学神田キャンパスで行なわれた脱構築研究会シンポジウム「25年後の『存在論的、郵便的』から『訂正可能性の哲学』へ――東浩紀氏とのディスカッション」の全記録に、加筆修正。第1部、第2部は当日の発表と質疑応答の順序をそのまま再現。第3部は『存在論的、郵便的』の解説篇として、同書を詳細に読み解く。第4部は読解篇であり、シンポジウムでは『訂正可能性の哲学』を中心にコメントをしていた編者(宮﨑)が、シンポジウムの討議を経て、あらためて『存在論的、郵便的』を読み、その論点を検討し直すもの。


昭和20~40年代、今はもう見られないこの国の情景を、懐かしい写真とともに。都市懐旧編・故郷回想編の2冊を合本。


抵抗とは生である――音楽や映画、文学、思想を軽やかに跳躍して挑発的な語り口で国家や資本主義と対峙する戦略を提示し、不断の努力と相互扶助で日々の営みを支え、小さなさざ波から大きな潮目を変えていくための日常にあるアナキズムの可能性を活写する。