◆『マンガでわかる勝つための競馬入門』
非常に有名なので、読んだ人は多いと思われる。
マンガの部分は2割程度で8割はテキスト。
競馬を始めて、最初に読むべき本としてはベストな内容。
この1冊を熟読するだけで、ある程度の予想は立てられるようになりますし、その先にある予想への着想も得られると思います。
この本に書いてあることを噛み砕いて、自分なりにすぐに見られるノートか何かに纏めておくと尚良さそう。
◆『安井式上がりXハロン攻略法』
レースが動くのは必ず最後の4ハロンであることから、上がり4ハロンについて考察するような内容です。
去年の11月に出版されたばかりなのでデータは新しく、若い世代の人が著者なだけあって内容も具体的であり、考え方の一つとして有用だと思います。また、上がり4ハロンが優秀な現役馬リストも載っているので、すぐにでも予想に活用出来ます。
◆『芝と砂の教え』
タイトル通り、芝とダートにて様々なテーマで考え方が書かれている。
『マンガでわかる勝つための競馬入門』に追加でこれを読むと、より深く知れる部分があるかもしれない。
ただ、すぐに活用出来るかは、うーん。
◆『馬券術 政治騎手名鑑 2023』
毎年出ているシリーズで、騎手だけにここまでフォーカスした書籍はなかなかない。
単純に上手くなってきている騎手というか、成長している騎手とそうでない騎手、なんならスランプ(もしくは衰えている)に陥っている騎手などが細かな分析から分かる。
どういう舞台で穴を開ける傾向なのかとかも書かれているので、予想にも役立て易いし、読んでいて面白い。
◆『南関東競馬 徹底攻略BOOK』
地方競馬の仕組みから、コース解説から、騎手解説、重賞解説など、まさしく徹底攻略された内容。
ただ、地方競馬中毒者の自分からすると、全体的にもう少し深掘りして欲しかった印象で、全体的に浅い感じで書かれている。
騎手の特徴・傾向や南関東競馬場の転戦時解説(例えば、浦和→川崎の転戦している先行馬を狙うとか)や大井の魔境についてなど、もっとマニアックな内容を読んでみたい。
◆『地方競馬 完全攻略ガイド』
こちらは南関東だけでなく、全ての地方競馬場のコース解説や仕組みなどの解説本になっている。
ただ、やはり全体的に内容は浅めで、もう少し何か深掘りした内容が読みたかった。
◆『枠順と位置取りで勝ち馬を見抜く!』
ブックオフで200円くらいで購入したもので、発行されたのは2018年。
近代競馬ではトラックバイアスと枠が非常に重要なファクターとなっているので、テーマ自体は非常に重要。
2015~2018年の様々な重賞で、どんなレース展開になったのかが解説されているもので、枠順と位置取りがもたらすレース展開予想力を強化したいのであれば、面白いと感じられる内容だと思う。
枠が悪くても、特定の位置取りが出来そうな馬であればOKという重賞も多くあり、逆に枠が大きく勝敗に影響する重賞も分かる。
◆『競馬力が劇的に上がる一撃馬券ノート』
こちらもブックオフで100円くらいで購入したもので、発行されたのは2017年。
内容は簡単にいうと、開催毎に好走の傾向を読まないと当てられないよっていう感じ。
主にトラックバイアスを読むのに、通過順位とその通過した時に内・中・外どこを通ってきていたか、あとは馬体評価など。