2020年に注目しているコンシューマーゲーム

2020年は、ゲーム業界的に激動の年になると言われています。まず著名なシリーズの新作が数多くリリースされるのもそうですし、何と言っても「PS5」や「XBOXシリーズX」など次世代機が登場するっていうのも大きいです、そしてまだ成熟しないとは思うけどサブスクリプション・クラウドゲームサービス系もより魅力的な内容になってくる筈です。
…って事で、ここでは2020年にリリースされる予定の新作で
コンシューマー機向け(PS4かNSW(Switch)が含まれていること)
PVPゲームは含まない
を条件に紹介しています。
基本的にどれも有名なタイトルで、そこまで深く紹介はしていませんので、2020年のリリーススケジュールメモ的に読んでもらえれば幸いです。

期待作ランキング(期待度順)

『The Last of Us Part Ⅱ』

5/29|Naughty Dog(SIE)|PS4
また「エリー」(前作ではヒロイン、今作では主人公)に会える…というだけで最の高な名作『The Last of Us』の続編が7年ぶりにリリースされる。ジャンルは勿論「サバイバルホラー+アクションアドベンチャー」。
ゲーム内設定では前作から5年経過しているとのことなのでエリーは恐らく19歳~20歳に成長していますが、感染者が進化を遂げていたり、敵グループ組織も増えていたりと情勢も大きく変化している。
ポストアポカリプスな世界観なので、どういう結末に繋げるのか非常に楽しみです。

『Cyberpunk 2077』

9/17|CD projekt red|PS4・XB1・PC
『ウィッチャー3』で一躍トップデベロッパーの仲間入りを果たした「CD Projekt RED」の今後を担うタイトルでありIP。
「サイバーパンク(近未来SF)」テーマのTRPG『サイバーパンク2.0.2.0.』に基づいており、広大な未来都市を縦横無尽に駆け回ることができる。
『ウィッチャー』とは異なり本作はFPSとなっており、オープンワールドの規模は『ウィッチャー3』よりもやや小さいとのことですが、プレイヤーの選択肢の多さだったり、やり込み要素・サブクエストとの相性などは本作の方が優れた内容になっていると語っている。
そして、今後もこの『Cyberpunk2077』というIPで新作開発を行うと語っており、マルチプレイ向けやスピンオフなど様々なジャンルのタイトルを今後も見る事になるのかもしれない。
アナログゲームの方でも既にカードゲームやTRPGの作品がリリースされる予定となっており、総合的なプロジェクトの内容に注目が集まる。

『Elden Ring』

TBA|フロム・ソフトウェア|PS4
E3前に多くの情報を的中させ話題となったリーク情報を信じると2020年にリリースされる予定となっているフロム・ソフトウェアの新作で、これまで同様にファンタジー世界観のTPSアクションゲームになるとのこと。
これまでの作品との最も大きな違いはオープンワールドゲームに挑戦している点で、バトル・探索・ストーリーテリングにおいて、オープンワールドならではの変化を見せるという。期待しかない。

『Ghost of Tsushima』

6/26|Sucker Punch Productions(SIE)|PS4
Sucker Punch Productionsが開発してきたタイトルの中では群を抜いて大規模&長期間開発タイトルとなっており、グラフィックはゲーム史屈指のクオリティに思える
ジャンルは「オープンワールド+アクションアドベンチャー」で、モンゴル帝国から対馬を奪い返し守り抜くというのが大まかなテーマ。
「冥人」と呼ばれ、PVからしてかなり強そうな主人公に対する敵は本当に普通の人間だけなのか?などまだ謎も多いので今後の情報にも注目ですね。

『Final Fantasy VII Remake』

4/10|スクウェア・エニックス|PS4(1年間の時限独占)
『Life is Strange』のように分割されて随時リリースされていく方式となっており、1作目となる本作では「ミッドガル脱出」までのストーリーを描くという内容になっている。
1作目からディスク2枚組という事でボリューム的に不安はなさそうだが、この感じだと1~2年毎に続きをリリースするのは難しいように思え、その結果としてPS6発表くらいに完結するのでは?という非常に先が長いプロジェクトになりそうで、そういう意味では、ガッカリしている人は多そう…。

『テイルズ オブ アライズ』

2020年内|バンダイナムコ|PS4・PC(Steam)・Xbox
明かされている情報は少ないながらもハイクオリティなアクションRPGになりそうだと予感させる。
グラフィックがかなり綺麗…今はそれしか書く事がないけど面白そう。

『原神』

2020年内|miHoYo|PS4・モバイル端末・NSW
『崩壊3rd』でお馴染みの中国のデベロッパー「miHoYo」の新作。
オープンワールドアクションRPGで、『ゼルダの伝説 Botw』にゲームデザイン(実際にはプレイしてみないと何とも言えないが)やグラフィック調が似ている事から、良い意味でも悪い意味でも注目を集めた。ファンタジー要素が強めですし、品質も高そうなので個人的には結構期待しています。

『ANNO Mutationem』

2020年内|Thinking Stars(SIE)|PS4・PC(Steam)・モバイル端末
有名なオープンソースの作品シリーズ「SCP Foundation」の世界観+サイバーパンク世界観で繰り広げられるドット絵調のアクションゲームで、魅力的なゲーム内容に世界的に注目されている。
ゲーム界をジワジワと侵食する「SCP Foundation」とは? ゲーム関連SCPオブジェクト&SCP Foundation関連ゲームを特集してみる - 4Gamer.net

『Vampire: The Masquerade - Bloodlines 2』

2020年内|Hardsuit Labs(Paradox Interactive)|PS4・PC(Steam)・Xbox
『ヴァンパイア:ザ・マスカレード』はTRPG出身のIPで、 吸血鬼を中心とした現代的ゴシックパンクが構築された世界観が特徴であり、本作は15年ぶりの続編。ジャンルはアクションRPG。
吸血鬼題材の世界観が好きなので、本作の世界観を体験するのが非常に楽しみ。
Steam版でも日本語に対応していますが、パッケージ版もDMMGAMESから発売される (PS4版)。

『ソード・アート・オンライン アリシゼーション リコリス』

5/21|バンダイナムコ|PS4・PC(Steam)・Xbox
ゲーム内容は『SAO アリシゼーション』編のゲーム化ですが、途中からオリジナルストーリーへ突入していく、マルチプレイヤー要素ありのアクションRPG。
『SAO』ゲーム作品の中ではクオリティが「一皮剥けたのかな」と思える内容に感じたので期待。

『ブリガンダイン ルーナジア戦記』

6/25|ハピネット|NSW
前作から20年もの歳月を得て始動した『ブリガンダイン』IPの新作。
国取りシミュレーションにファンタジー要素を取り入れた独自のゲーム性はそのままに、新たな物語が展開されていくとのこと。また、ストーリーモード意外にチャレンジモードという10人の騎士たちによる国取り合戦を繰り返し遊べる要素もある(PVPではない)

『デジモンサヴァイブ』

2020年内|バンダイナムコ|PS4・NSW
シミュレーションRPG+サバイバルアドベンチャーとして登場する『デジモン』ゲームの新作。
テキストアドベンチャーで進行する「ドラマパート」と、シミュレーションRPG方式で戦う「バトルパート」の構成で進行し、プレイヤーの行動選択がデジモンの「進化」や物語の展開に影響を与えていくというもの。
今までのデジモンゲームにない印象を与えるグラフィックやゲーム性を特徴としており、海外からの注目度も高い。

『聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナ』

4/24|スクウェア・エニックス|PS4・NSW・PC(Steam)
本作は『聖剣伝説 3』のフルリメイク作品で、ゲームシステムは、6人のキャラクターから選んだ主人公と仲間の組み合わせによって物語の展開が変わる“トライアングルストーリー”が特徴となっている。
グラフィックの向上、バトルシステムの再構築、キャラクターのボイス対応、アレンジ楽曲の収録、サイドトークの追加など様々な点がリメイクされている。

『BIOMUTANT』

2020年内|Experiment 101(THQNordic)|PS4・Xbox・PC(Steam)
文明崩壊後の世界を舞台にしたオープンワールド・アクションRPGで、日本では現状Steamのみのリリースになる予定。
獣人が主人公で、ユニークなマーシャルアーツと剣術や射撃、ミュータントの特殊能力を組み合わせたバトルが楽しめる、例えるなら『デビルメイクライ』みたいな。
Steamでは日本語未対応となっているが、パブリッシャーのTHQ Nordicは今年日本で株式会社を設立しており、過去にTwitterで日本に対するメッセージを送っていた事から、日本語パッケージ版が作られる可能性は十分ありそう。

『バイオハザード:RE3』

4/3|カプコン|PS4・PC(Steam)・Xbox
『バイオハザード2』の前日譚から同じ時間軸をジル・バレンタインの視点で描いた『バイオハザード3 LAST ESCAPE』のリメイク作品。
4対1の非対称マルチプレイとして発表されていた『プロジェクト レジスタンス』改め『バイオハザード レジスタンス』も収録される。

『Life is Strange 2』

3/26|DONTNOD Entertainment(スクウェア・エニックス)|PS4・PC(Steam)
「社会の闇を旅する、2匹の狼の運命はー」
世界的にヒットした『Life is Strange』の続編で、前作の3年後から始まる約1年間が描かれる。
本作の主人公は2人の兄弟で、とある事件から幾多の苦難や社会の闇に触れる事になる。
前作のテーマは「大人になる、成長する」でしたが、本作は「教育」がテーマとのこと。

『Marvel's Avengers』

9/4|Crystal Dynamics(スクウェア・エニックス)|PS4・PC・XB1
アベンジャーズの再集結(リアッセンブル)を描くアクションアドベンチャーで完全オリジナルストーリー。詳しくは【TGS2019セッションレポート】『Marvel's Avengers (アベンジャーズ)』でアベンジャーズ再集結! | PlayStation.Blog

『ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション』

2020年内|モノリスソフト(任天堂)|NSW
本作は、2010年発売のWii『ゼノブレイド』のリマスター版。
『ゼノブレイド』は、”神の骸”の上の広大な世界を舞台としたRPG。機械生命体の侵攻によって人々が脅かされる中、「神剣モナド」を手にした主人公シュルクが、モナドがもたらす”未来を視る”力で人類の危機に立ち向かう。『ゼノブレイド2』が結構話題になったので、期待している人は多そう。

こういうタイトルもあるよ!(発売時期順)

『Minecraft: Dungeons』

4月|Mojang|PS4・NSW・PC・XB1
『Minecraft』IPの見降ろし型のクォータービューのアクションアドベンチャー。
現在のところ9個のダンジョンの実装が決定していて、ダンジョンは自動生成される仕組みを採用しているので「無限に遊べる」との事。

『Dying Light 2』

2020年春|Techland|PS4・PC(Steam)・XB1
ゾンビによるポストアポカリプスの世界を描いた前作「Dying Light」の続編となる本作。
ゾンビポストアポカリプスからしばらく経過し、新しい社会が形作られていく過程でさまざまな勢力が出現、プレイヤーは治安維持のための組織「ピースキーパー」のメンバーとして、危険なミッションに挑んでいく。FPSサバイバルアクション。

『英雄伝説 零の軌跡:改』『英雄伝説 碧の軌跡:改』

2020年春|日本ファルコム|PS4
2010年・2011年にPSP専用タイトルとして発売された日本フォルコムの大人気RPG『英雄伝説 零の軌跡』『英雄伝説 碧の軌跡』をベースに、HDリマスターやメインストーリーのフルボイス化、新機能を追加したPS4専用タイトル。

『英雄伝説 創の軌跡』

2020年夏|日本ファルコム|PS4
日本ファルコムの代表作である大人気RPG「軌跡」シリーズ最新作にして、シリーズ完結への転換点となる意欲作。

『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リマスター』

2020年夏|スクウェア・エニックス|PS4・NSW・モバイル端末
名作『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』が15年の時を得てリマスター化。
今作ではオンラインマルチプレイに対応し、離れたプレイヤーとの協力プレイが可能に。さらにはキャラクターボイスの新規実装、ダンジョンへの新エリア追加、クリア後のコンテンツなど、リマスター版ならではの要素も盛り沢山。

『ブレイブリーデフォルトⅡ』

2020年内|スクウェア・エニックス|NSW
本作は正統続編として、「ブレイブリー」シリーズや『オクトパストラベラー』の開発陣が手掛ける完全新作RPG。

『ルーンファクトリー5』

2020年内|マーベラス|NSW
殆ど情報が公開されていない。

『リトルナイトメア2』

2020年内|バンダイナムコ|PS4・PC・NSW・XB1
電波塔に支配された世界に閉じ込められた「モノ」を操作するサスペンスアドベンチャーゲーム。
黄色いレインコートをかぶる少女「シックス」と共に、電波塔の背後に潜む謎を暴くために、二人は塔を目指す。

『ALTDEUS: Beyond Chronos』

2020年内|MyDearest|VR端末
VRミステリーアドベンチャー『東京クロノス』から数百年後が舞台の続編で、新たな「クロノスシリーズ」に位置づけられる作品。具体的な内容は不明。

『ブイブイブイテューヌ』

7/2|コンパイルハート|PS4
本作は、ネプテューヌを始めとする“ゲイムギョウカイ”の4人の守護女神が、電脳世界“ヴァーチャランド”に召喚されてしまうことになり、そこで出会う新人VTuberことVアイドルたちと世界滅亡の危機を救うべく救世主活動を始めるという内容の『ネプテューヌ』シリーズの大型スピンオフ作品で、アクションRPG。

『GUNGRAVE GORE』

2020年内|IGGYMOB|PS4
2002年に発売したガンアクション「GUNGRAVE」は高い人気を獲得してシリーズ化されアニメにもなった。本作は、シリーズ第2弾「GUNGRAVE O.D」の続編として制作が進められている。

『Watch Dogs: Legion』

2020年後半~|Ubisoft|PS4・PC・XB1
ウォッチドッグスシリーズ最新作であり、イギリスのロンドンが舞台。1人の主人公にフォーカスするのではなく、ハッカー集団「DedSec」の軍団を集め、その集団のキャラクターたちを操りロンドンの開放を目指す。街中で出会う誰でも仲間に加えられるというのが大きな特徴となっている。

『Gods & Monsters』

2020年後半~|Ubisoft|PS4・PC・XB1
「アサシン クリード オデッセイ」のクリエイターが手がける新作。
ギリシャ神話をモチーフとしたオープンワールド型のアクション・アドベンチャーで、美しい世界を探検したり、危険なダンジョンに挑んだりするとのこと。

『Tom Clancy's Rainbow Six Quarantine』

2020年後半~|Ubisoft|PS4・PC・XB1
レインボーシックスの世界から数年先の未来を舞台としたタイトル。
3人のプレイヤーで楽しめるCo-opシューターで、プレイヤーは全人類を脅かす新種の地球外寄生生物と対峙することになる。

『Dark Alliance』

2020年秋|Tuque Games(Wizards of the Coast)|具体的には不明
『D&D』IPの有名な小説『アイスウィンド・サーガ』をテーマに描くCo-opアクションRPGで、2001年にリリースされたタイトルのリブート作品。