ガチャの射倖性やe-Sportsの賞金制大会について,カジノ研究者の木曽 崇氏と山本一郎氏が赤裸々に語った「黒川塾 四十六(46)」聴講レポート - 4Gamer.net「消費者庁は「基本プレイ無料で,勝つためにお金を払う必要のないゲームであれば,景表法の適用外になる」ことを明確にしている。逆にいえば,プレイするためにお金がかかるゲーム──パッケージやゲームデータを購入するコンシューマゲームおよびPCゲーム,プレイ時に料金を支払うアーケードゲーム,ゲームを有利に進めるためにアイテムを購入するソーシャルゲームやオンラインゲームなど,現在日本で流通しているゲームのほぼすべてが景表法の適用を受けるわけだ」
「したがって海外のような高額賞金を懸けたe-Sportsの賞金制大会を日本で開催するためには,公営競技化以外だとゴルフの大会のように参加者および当該イベントと完全に利害関係のない第三者が,スポンサーとして賞金を提供する形になる」
「参加料がすべて大会の運営費に充てられるのであればOK」
「景表法の適用外となるe-Sports向けゲームタイトルを開発しようと,前向きに取り組んでいる人達がすでに存在する」
「海外と比較して日本のe-Sports事情は遅れているからダメということではない。日本なりに議論してきたし,日本なりの業界構造もあるので,まずは日本の法律の中でできる最善のことをやって,『ほら大丈夫でしょ』となってから,次のフェーズで法律のハードルを乗り越える。そのために,業界全体で取り組む,といったように段階を踏んだほうがいい」
「Red Bullにはカウンターカルチャーやポップカルチャーを背景としており,自分達がエクストリームスポーツを支援しないと世の中が発展していかないという理念がある。その中にe-Sportsやゲームも含まれている」と説明。「ある意味,慈善事業になっている」とし,「今の日本のe-Sportsは,彼らのような“拾う神”に働きかける以外にやれることは少ない」
「仮にe-Sports大会の賞金を賭博の例外として世間に認めさせようとするなら,「カジノが日本の観光産業を活性化させる」といったような感じで,「e-Sportsが世の中のためになる」という大義名分が必要になるとも指摘」
観客無視のオフライン大会って何のため? JeSPAの日本eスポーツ選手権大会が今年もアレだった|なぞべーむ♥|noteJeSPAは…もう期待される事はないだろうなぁ…。
うーんでも難しいところですよねー、種目タイトル的にもね…
『にゃんこ大戦争』のポノスがe-sportsを徹底応援!新タイトル開発に賞金制大会、“ゲーマー社員”の採用も!? [ファミ通App]・e-sports向けの自社タイトル
・フリーなプレイヤーへのスポンサード
・賞金大会の開催
・他社タイトル大会への協賛
つまり
・選手を応援する
・e-sports向けのゲームを作る
・大会への投資をする
「巷では10万円上限というような話もあるが、法律を整理して考えたときにハードルはあるものの、やり方によっては上限なく賞金を出すことは可能。そのゲームのポテンシャルによって決まっていく。将来的には賞金1億円の大会もできるかもしれないし、それができる形式にする」
ここまで言ってくれるのであれば期待出来ると感じられます。
こういう企業が増えて業界全体でe-sportsを盛り上げるような流れが欲しいところですね。
そして来年の春リリース予定らしい、「カードゲーム+陣取り」というタイトルが興味深いです、既存の大型IPを使用した展開になるようですし。