Month Topics December(#4 / TGA2025)


The Game Awards 2025

発表内容的には、好評だった去年に匹敵するくらい充実した内容だったように思え、新規IP系が多かった割にどれも期待出来そうなゲーム内容だったことがその理由ですね。ただ、リアクション的に大きな驚きというのは少なかったかもしれませんね、しかしそれは今の長期化するゲーム開発では仕方のないことで、有名なIPほど大規模な開発になってしまい、言ってしまえば10年に1~2度しか表舞台に出てこないので。
それと、今のゲーム業界を象徴するような部分が垣間見えるような内容でもあったかなと思います、具体的には「新興スタジオ(今回の発表の殆どがこれ)」、「AAクラスのゲーム開発でAAAを上回る」、「中国企業と傘下スタジオ」、「いくつかの次世代有力企業の台頭(Kepler Interactive、KRAFTON、Hooded Horseなど)」。

発表順に網羅されていますので、これが見やすいかと。トリに用意された新作が意外だった。

日本企業からはやはりCAPCOMが毎年盛り上げているように見えますね。近年では殆どリメイクしかないスクエニの影は薄く、それ以外だとフロムソフトウェアやSEGA(ヤクザゲームとATLUS)が支持されているように感じる。
海外のレイオフは酷いものがあり、生成AIへの批判も年々強まっているとのこと。それにしてもCEO賞金首ポスターという尖り具合は流石アメリカという感じ(苦笑い)。

なんか本当に大手が苦戦する時代になってきているなぁと感じさせる結果。

これが今回のMVPだという人も多くいるだろう。TGA配信を行っていたホロライブメンバーは皆これに反応していた。

モバイルゲーム部門且つ擬人化だとしても、競馬を題材としたゲームが大きなアワードを受賞することは後にも先にもないだろうな、快挙。

まさかの対戦ゲームがトリの発表だとは思わなかったけど、スタッフが豪華なんだろうなぁ。
本作も新興スタジオのWildlight Entertainmentが開発していて、セルフパブリッシングである。
ゲーム内容は何というかシューター系ヒット作のギミックキメラみたいな感じ。

本作は2015年に発売されたホラーアドベンチャー「SOMA」のスタッフによる精神的な後継作で、今回は『Expedition 33』のパブリッシャーでお馴染みKepler Interactiveからの協力を得て開発されたという。…もうさKepler Interactiveは大手企業並みの影響力あるだろこれ。

ついに具体的な内容が公開され、タイトル名も判明した『CONTROL』の続編。順当に面白く仕上がっていそう。

これは賛否両論ありそう。オールドCAPCOMファンとしては嬉しい人は多いとは思うものの、CAPCOMの開発力的にもっと野心的なタイトルや新規IPに注力して欲しいなと思う。

まさかの『Forest』シリーズ新作だったということで驚いていた人も多かった。まだ不明な部分が多いが面白そうな一作。

KRAFTON傘下のNeon Giantの新作はサイバーパンク世界観のシューターRPG。かなり面白そうです。

まさかのレースゲームが開発されているとは面白い。開発を手掛けるのはこれまた新興スタジオのFuse Games…こういう時代ですよね、パブリッシャーもSecret Modeということで、インディー寄りのパブリッシャーなのである。

もはや大手企業に匹敵する知名度と期待度を獲得したと言えるね。『Expedition33』もそうだけど、規模的には大手には及ばないながら、インディーという規模でもない中規模なスタジオが今の時代では最も野心的なタイトルを開発しやすいと言えるかもしれない。この類のスタジオが今のゲーム業界では”真の優良企業”と言えるのかもしれない。
発売は当分先のように感じさせるね。

『ウォーハンマー40,000』題材にしたのは確かに満を持してという感じで、これは喜んでいる人多そう。しかも今回からは日本語完全対応なので日本人もニッコリ。

新興スタジオが開発ですし、ゲーム内容にも殆ど触れていないので何とも言えない。代表者のケイシーさんも紆余曲折あった経歴があるのでね。
公式サイトにはこのように説明されていました⇩
銀河系の運命はあなたの手に委ねられています。物語主導のアクションRPGで、フォースの使い手として再生の瀬戸際に立つ銀河を旅する役割を担います。革新的なストーリーテリング、印象的なキャラクター、そして心を揺さぶる戦闘が融合した『スター・ウォーズ:オールド・リパブリックの運命』は、光と闇への道を深める決断の一つひとつが、忘れられない体験に引き込む没入感を提供します。
MMOとかそういう系ではなく、王道なアクションアドベンチャー系っぽい。
そして、発売時期ですが2030年にも間に合わないと言われており、PS6の時代にも間に合わないかもと…ということで、前から言っているようにリリースまでに5-10年もかかるようなタイトルは発表してはいけない。
即否定したということは、少なくとも2028年くらいまでには出るかもしれないね。普通に朗報。

このスタジオはこれまでにもD&D題材のゲームを開発してきた経歴があり、本作は2作目かな。3人称視点のアクションアドベンチャーということで無難に面白そうというフィーリング。

これには感心しましたね、2年連続で出すという戦略。ちょっと下火なIPを再熱させるような。

本作はEpic Games Storeで販売されている「TankHead」をベースとして“大胆に進化させた作品”とのこと。すでにEpic Games StoreでTankHeadを所持している人に向けては,リリース初日に完全版アップデートが提供されるとのことなので,タイトルは変わっているものの買い直す必要はなさそうだ。
Epic Game Storeの独占タイトルだったものをベースとして、大幅にアップデートしたものをタイトル名を変えてSteamやPS5へリリースし直すという、1つのパターンとして興味深い。パブリッシャーはまたしてもKepler Interactiveなのである。

やっぱりこうなったか…という印象。どういうことかというと、世界観とかキャラクターデザインとかゲームデザインとか色々とセンスが問われるわけですが、どの部分においても良いデザインが思いつかなくて、全てがイマイチの集合体的なゲームになってしまうというパターンです。本作はそれを感じさせる。新興スタジオのGPTRACK50はNetEase傘下ですので、大コケしたら一発でスタジオ閉鎖もあり得る。

レースゲーム専門とも言えるスタジオ兼パブリッシャーのMilestoneの新作は新たな試みであるアニメ調への挑戦。レースゲームなので対戦も出来ますよ。

Switch2独占タイトルであり、パブリッシャーは『Expedition 33』でお馴染みになりつつあるKepler Interactiveで、開発は新興スタジオのShapefarm。
昔の日本アニメのようなグラフィックで注目を集めていましたし、このような特殊なゲームを作れるのもKepler Interactiveらしい。

結局SEGAを離れてもこういうゲームになってしまうのだなぁ…。親会社はNetEase。

長めのトレーラーが公開になって、かなり期待出来そうな内容に仕上がっていそう。2026年は期待作が多くて熾烈なので2027年リリースは丁度良いと思いますね。これも新興スタジオの初陣作。

かつてのネームバリューはなくなっているから、どうなのかねぇ。


前作で有名になったとはいえ、TGAで倉庫番的なパズルゲームを発表するという意気込みと覚悟は凄い。

素晴らしいグラフィックデザインに興味深いテーマ…さすが元ノーティードッグスタッフという感じ。これも新興スタジオの新作。



これもかなりの期待作ですが、ほぼ新興スタジオですよね。




ピックアップ

セルフパブリッシングが増えてきている中で、タッグを継続出来たのはYostarとしては助かりましたね。

毎年このポスト1本!、沢山レビューしてあって素晴らしい記事だと思います。

好きな非電源系ゲームを挙げる毎年恒例の年末投票「日本版The One Hundred」。
若干の停滞感が出ているボドゲ界ですが、その停滞感もあってか今年は変動が大きい印象。上位だけ引用すると…
1(1→):テラフォーミング・マーズ 88票
2(7↑):アルナックの失われし遺跡 80票
3(2↘):ブラス:バーミンガム 77票
4(ー↑):SETI:地球外知的生命体探査 76票
5(3↘):ブルゴーニュ 69票
6(7↗):アーク・ノヴァ 新たなる方舟 61票
7(4↘):バラージ 57票
7(9↗):コンコルディア 57票
9(5↓):アグリコラ 50票
9(12↗):宝石の煌き 50票
11(15↑):オーディンの祝祭 42票
12(13↗):ドミニオン 40票
12(21↑):カルカソンヌ 40票
王道的な有名タイトルが急上昇していて、新作の中ではずば抜けて『SETI』、そして『アルナック』の人気上昇が気になる。

TGAに合わせて?行われた連続投稿。小ネタを挟んでいる時点でそれなりに考えられた企画。

まぁそうなるか。



まさしくこれが今後の主軸になっていく可能性がある、「AAクラスだけど野心的なゲームの作り方」。




Steam通(ストア掲載新作とインディー話題作の続報)

壮大な都市を築き、強大な軍を起こし、大規模な戦闘で敵を打ち倒せ。ターン制ストラテジーRPGとオートバトラーが融合した戦いが待っている。それぞれの勢力を率いる強力な英雄たちは、生者や死者、そしてその狭間にある異形の存在までも従え、無限の可能性を切り開いていく。
そこそこヒットした前作から4年ぶりに続編が登場に。前作ではオンライン対戦に対応していなかったが、本作はオンライン対戦ありとなっているし、順当にグラフィックデザインが進化している。

エースを2枚引いたら、ポーカーの手札として使うか、敵を排除するか?ポーカー風ローグライクバトルカードゲーム。ジョーカーデッキを構築し、ボスを倒し、カードを改造し、刻々と変化する島々で挑戦を制覇せよ。4人のテーブルで、チップか残り体力を賭けて勝利を掴め…選択は君次第だ。

「ピンキープ」はローグライトピンボールデッキビルダーです。ボールとフリッパーでリソースを集めて敵を倒そう!デッキから建物をプレイフィールドに配置して砦を守ろう。強力なシナジーを生み、襲いかかる騎士の集団を撲滅しよう!

このターン制の戦術ローグライトで、強力なレリックを中心に戦略を練りましょう。スロットを選び、制約を管理し、手強いボスと戦いましょう。

建設し、採掘し、基地を守って夜を乗り切る。日中は資源を集め、防御を強化し、攻撃を生き延びるこのチャレンジングなミニマリスト戦略です。
この手のデザインが好き。

推理ゲームプレイとどんでん返しに満ちた緊迫感あふれるストーリーを融合させた新世代の探偵アドベンチャーです。手がかりを集め、つながりを築き、次々と難しくなる事件を解決していく。世界の終わりに始まった確執を暴くのか?
素晴らしいピクセルアート。

両面トークンでルールを覆せ。トークンを並べて強力なハーモニーを奏で、アルカナとエフィジーの組み合わせで、無限のシナジーを発動しよう。さらに、謎多きミスター・ミラージュが仕掛ける試練が、君を待ち受ける。

『PASS THE FEAR』はローグライト風弾幕シューティングゲームです。腐敗が大地を席巻し、ウェーブロックの皇帝は混乱を止めるために古代の嵐の壁を立ち上げます。君はこの地獄の中に閉じ込められた悪魔狩り隊の一員だ。次の日の出までに、この島から脱出する方法を見つけなければならない。

『Cardoom』はローグライトデッキビルダーで、基本的なデッキから始めます。進むにつれて新しいカードやアイテムを集め、ゲームプレイに影響を与える。

『RIFTWALKER』は、ソロ開発のストーリー重視のSFアクションRPGで、契約ごとにさらに深い虚無へと引き込まれていきます。7つの世界で逃亡者を追跡し、人間性を蝕む力を得ます。

PVPありで、同類ゲームとの差は、『遊戯王』のようにフィールドにモンスターが召喚された後、物理演算によるオート戦闘が行われる点。




ゲーム話題 / ゲームレポート(主にゲームメディア)





1500円は無理だろうね。

お披露目であってリリースではないので、リリースは2027年になりそう。







雑多な話題 / 気になった記事 / ブログポスト

ただ直訳するだけでは、深みや面白みがない。世界観の知識と言語学を織り交ぜることで生まれる神がかった翻訳。


ここではホロライブが流石に強いですね。

AIを使用していないだけでも評価が爆上がりする時代。勿論中身も良いのだけどね。

来年こそは新IPの新作を出して欲しいところですが、続報のなさから言って来援も新作はなさそう。

ムーミン好きなんですよぉ。



映画 / 映像系話題


銀河で最も恐れられた悪役の一人が、遠く遠く離れた場所で、来年『スター・ウォーズ:モール – シャドウ・ロード』で戻ってきます。この新シリーズは『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』の最終シーズンの出来事の後を舞台にしています。
3月には、マーベル・コミックスが『スター・ウォーズ:シャドウ・オブ・モール』という5号の前日譚シリーズ『スター・ウォーズ:シャドウ・オブ・モール』を発表します。このシリーズは昨年の『スター・ウォーズ:ダース・モール ブラック・ホワイト・レッド』でシス・ロードを書いたベンジャミン・パーシーが脚本を担当し、最近の『スター・ウォーズ』で高く評価されたマディベク・ムサベコフが作画を担当しています。 ジェダイナイツシリーズ。
今後公開予定のアニメ『スター・ウォーズ:モール – シャドウ・ロード』では、モールが帝国の影響を受けていない惑星ジャニックスで犯罪組織を再建する計画が明かされます。『スター・ウォーズ:シャドウ・オブ・モール』コミックシリーズでは、この新しい舞台とキャストが登場し、キャプテン・ブランダー・ローソンと彼のパートナーであるドロイド「トゥー・ブーツ」がジャニックスでの陰謀を調査します。
素晴らしいアートワーク。

今年はそれほど。




テック / サイエンス / 社会

もう、よくわからないや。









本の話題








競馬

妻夫木くんの”熱い”性格好きですね。松本さんのコメントも良かったです。
<松本若菜>
「あっという間の3か月半でした。妻夫木さんをはじめキャストの皆さん、そしてスタッフの皆さんが本当に細部にわたるまで、一つ一つを丁寧に作られていて、それを私も感じながら日々過ごしていました。神は細部に宿ると言いますが、本当こだわった先にある表現というのはこんなに美しいものなのだと、本当に身をもって改めて感じました。そして、この作品に携われたこと、私は本当に誇りに思っています。本当に本当に楽しかった3か月半でした。ありがとうございました!」

ステイゴールド➡エイシンプレストン➡アグネスデジタル
このメンバーであれば、あり得ると今の時代からなら分かる。