モバイルゲーム(Android)におけるアクティブ人口

 先日、『原神』のアクティブ人口が早くも開始時から半分近くにまで減っているというツイートを目にして思ったのは、「どうやってその情報を得たのか」という点でした。

調べると、Androidの大手ブランドである『Galaxy』にプリインストールされている「ゲームランチャー」というアプリ内の「Galaxy系端末におけるアクティブ人口推移」機能によって情報を得られることが分かりました。
実は現在、自分もGalaxy端末を使っているため、面白そうな記事を思いつきました。
それは、「世界的に人気を集めるモバイルゲームは何か」という内容です。
この機能で測れる数値はあくまでも「Galaxy端末におけるアクティブ人口」なので、「絶対にこれ」とは断言出来ないにしてもAndroidにおける、ある程度の傾向や全体のアクティブ人口の予想は出来ると思います。
ただし、日本ではIPhoneユーザーの比率がやや高いため、日本でしかプレイされないゲームにおける数値は低めに出る傾向になると思います。

先に感想を書いてしまいます。
世界的にみると、アクティブ人口という意味では日本産のモバイルゲームは大したことはないということです。
無名のデベロッパーが作ったゲーム(カジュアルゲームは除く)でも、世界的に見れば結構アクティブ人口がいたりするので、単純に話題になっているゲームというのは課金に対して射幸性を煽るということに重点が置かれていて、よりソーシャル性が高いゲームデザインであるというだけで。
あと気になる点としては、人気タイトルと言えど殆どのタイトルでアクティブ人口が徐々に減少している点です。確かに『原神』も順調に減っていますが、他も順調に減っています。
例えば、
『IdentityⅤ』は、24週前では約9万人のMAUでしたが、現在では3万人まで落ちてきています。
『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』では、5万人~7万人を行ったり来たりしています。
『Among Us』では、最高で900万人まで行きましたが、現在は450万人まで落ちてきています。
など

覇権タイトル(DAU60万人以上)(スーパーカジュアルゲームは除く)
『Among Us』 450万人
『Free Fire: BOOYAHDAY』 500万人
『PUBG モバイル』 250万人
『ROBLOX』 250万人
『ブロスタ』 150万人
『ポケモンGO』 150万人
『クラッシュ・オブ・クラン』 160万人
『クラッシュ・ロワイヤル』 130万人
『モバイル・レジェンド』 110万人
『マインクラフト』 110万人
『Call of Duty モバイル』 85万人

大人気タイトル(DAU10万人〜50万人)
『ウイニングイレブン2021』 35万人
『KartRider Rush+』 32万人
『League of Legends: Wild Rift』 18万人
『FIFAサッカー』 20万人
『原神』 15万人
『モンスターストライク』 14万人
『フォートナイト』 11万人
『マリオカート ツアー』 10万人
『パズドラ』 10万人

気になるあのタイトル
『チームファイトタクティクス』 8万人
『遊戯王デュエルリンクス』 7万人
『ハースストーン』 8万人
『シャドウバース』 5万人
『サマナーズウォー』 6万人
『プロ野球スピリッツA』 4.5万人
『ドラクエウォーク』 4万人
『エピックセブン』 3.5万人
『デュエル・マスターズ プレイス』 2万人
『Identity Ⅴ』 3.4万人
『DBZドッカンバトル』 3.3万人
『FGO』 4万人
『プロジェクトセカイ カラフルステージ!』 2.5万人
『イリュージョンコネクト(海外のみ)』 2.5万人
『バンドリ』 1.7万人
『プリコネ』 1.5万人
『レジェンド・オブ・ルーンテラ』 1.4万人
『オクトパストラベラー 大陸の覇者』 1.2万人
『実況パワフルプロ野球』 1.1万人
『ロマサガ リユニバース』 1.1万人
『アズールレーン』 1.1万人
『デレステ』 9000人
『アークナイツ』 8000人
『ドラガリアロスト』 8000人
『AFKアリーナ』6500人
『#コンパス』 6500人
『ミリシタ』 4500人
『ドラクエライバルズエース』 1700人
『ドールズフロントライン』 1500人
『メギド72』 1500人