◆振り返り
「1年終わるのはっっや!w」、特に今年はそう感じた。今年はコロナの影響で県外に一度も出なかったと記憶しているし、とある理由で半年間イレギュラーな生活になったり、友達と遊ぶ機会も大幅に減ったしで、身近な環境の変化で大変な1年でした。
サブカル的な振り返りをしますと、やはりHololiveにどハマりしたことが1番大きいですね。
Hololiveがなかったら、虚無過ぎて目のハイライトが完全に消えてしまうところでしたよ(同感な人多そう)。
◆2020年のゲームライフ
相変わらず『Hearthstone Battleground』と『グラブル』をメインにプレイ。
今年はそこに『原神』、そして「Hololive」コンテンツが加わりました。
カードゲーム・ストラテジーゲーム好きとしての感想を言うとガッカリな1年だったかな?、期待作の延期もそうですが、Riot Gamesの『LOR』は成功とは言えず、Valveの『Artifact』は復活せず、その他は特に大きな話題となる作品がなかった。このままいくと次に大きく注目されるのはジャンフェスで発表された『遊戯王』のマスタールール対応のデジタル版になるんじゃないか?というくらい大きな注目作が乏しい。
◆Vtuberが本気で流行り始める
特に頭角を現したのは「Hololive」で、全世界で見てもここまで平均視聴者数が多いグループは殆ど存在しない筈。スーパーチャットの記録やチャンネル登録者の伸び率においても上位はHololiveメンバーが席巻した。
Hololive・にじさんじ以外にも様々なグループ(プロダクション)が登場し、大きな勢力になりつつあるので、来年以降どうなっていくのか注目していきたい。
◆新たな流行りゲーム『Apex Legends』・『原神』
Googleトレンドで調べると日本での『Apex Legends』関係のワード検索回数は、『FF14』や『グラブル』に匹敵するレベルまで高まっていることが分かります。
何故このバトロワタイトルが日本で流行ったかは、幾つか理由が挙げられますが、その1つは日本のストリーマーがこぞって配信した&コロナウィルスの影響で外出が減った、というシナジー効果だと思います。あとはゲームデザインが他のバトロワタイトルとは少し異なっており、それが日本人に合っていたというのも大きな理由でしょう。
『原神』も流行りゲームとして定着したと感じますが、『Among Us』は流行るって感じにはならないと思う。
◆『Fall Guys』や『Among Us』などのインディーゲーム大成功から思ったこと
今年の顔となったゲームはAAAタイトルだけではなく、インディーゲームから複数の大ヒットタイトルが登場するという珍しい年になったと思います。
大ヒットに至った理由としては、大雑把には「TwitchやYoutubeで有名なストリーマーがこぞって配信したから」なのですが、理由はそれだけではないと思います。
着目点はゲームデザイン。
①カジュアルな内容であること➡完全なカジュアル向けではなく奥深さも必要
②複数人(2人以上)によるマルチであること➡タイマンゲームは流行り難い
③アクセシビリティ&リーダビリティ➡︎事前に知っておかなくてはならない情報は少ない方が良く、ゲーム内で何が起きているのか?も分かりやすい方が良い
④直接的な攻撃要素が薄い
総じて「お手軽さ」が感じられ尚且つ、「面白さ」が伝わりやすいゲーム内容であったことが挙げられます。
◆インディーゲーム全体のレベルが上がりつつある
『Hades』や『Among Us』のようにアップデートを重ねて真価を発揮するタイトルが増えているのもそうですが、新規リリースで「圧倒的に好評」に到達するタイトルもしくは「95%に近い非常に好評」というタイトルが非常に増えてきている。
具体的に記録を調べたわけではないが、Steamにある機能のディスカバリーキューを10周くらいすれば体感で分かる筈。
◆コンシューマー市場のSwitch無双が止まらない
これは日本に限ったことではなく、イギリスやアメリカでも同じような状況になりつつあるらしい。
勿論PS4のAAA級タイトルであれば海外ではかなり売れているけど、総合してみるとSwitch勢力が圧倒している。
◆ストラテジージャンルのPVPゲームは流行らない
自分が最も期待する分野は、ターンベースストラテジーもしくはアクション性が殆どないストラテジージャンルの対戦ゲームなのですが、この分野は基本的に流行ることはないと感じています(辛辣)&(事実)。
昨年登場した「オートチェス」のように最大手のスタジオが関心を寄せるレベルの革新さを生み出すことは非常に難しいことですし、そもそも大手デベロッパーはストラテジージャンルには手を出さない傾向にあるので、ルックス的にクオリティの高いゲームが開発されていないというのも大きな原因でしょう。
Twitchを眺めているとシューターゲーム(主にFPS)とパーティーゲーム寄りのゲームでしかPVPジャンルでは注目が集まらなくなってきているのかもしれないな、とも思います。
そんな状況の中で2021年は幾つかの大物ストラテジーゲームがリリースされる予定なので、その結果がどうなるのかに注目ですね。
◆『LOV』・アケゲ的話題
情報皆無。
◆「〇〇〇 of the Year」
個人的な「〇〇〇 of the Year」を発表していきたいと思います。
アワードの項目としては4つ。
【Game of the Year】
【キャラクターデザイン of the Year】
【Song of Year】
【映像作品(映画・アニメ・海外ドラマ) of the Year】
【Game of the Year】
『Ghost of Tsushima』
『The Last of Us Part II』
『The Last of Us Part II』
『Hearthstone(バトルグラウンド)』
『原神』
MVPは決めませんが、2020年に印象に残ったゲームは上記の4つ。
どれも2020年に大きく話題となったタイトルなので、面白味はないです。
プレイしていて非常に楽しめたという意味では、『Ghost of Tsushima』
ストーリーテリングと没入感の凄さでは、『The Last of Us Part 2』
最もプレイした対戦ゲームは、『ハースストーン』ゲーム内の「バトルグラウンド」
新しく始めたF2Pゲームで最もプレイしたのは、『原神』
【キャラクターデザイン of the Year】
♚『アークナイツ』♚
『原神』
『Helltaker』
『ツイステッドワンダーランド』
今年リリースされたタイトルのキャラクターデザインにおけるMVPを決めるのがこのアワード。
どれもイラストレーター界隈で非常に人気となったが、1つMVPを選ぶとしたら『アークナイツ』かな。キャラクター数が多いにも関わらず、どのキャラクターデザインも素晴らしい。日本からもこういうゲームが出て欲しいなとも思いました。
【Song of the Year】
『炎』(Lisa)
♚『夜に駆ける』(YOASOBI)♚
『KING』(Kanaria)
『失礼しますが、RIP♡』(Mori Calliope)
オタクな目線だと上記の4つが大きな話題なった&Youtube上でカバーされた回数が多かった曲かなと思う。
MVPを1つ選ぶなら『夜に駆ける』かな。世間的にもだけどYoutube上でカバーされている数が半端じゃない。
個人的にハマった曲を紹介すると…
『To Be Human』(MARINA)(2019年)
『ココロオドル』(nobodyknows+)(2004年)
『ココロオドル』はHololiveの歌枠による影響ですが、『To Be Human』は独特な曲調と歌詞とMVに魅了されました、是非一度MVを見て欲しいところ。
ただ、若干リズムが遅いので繰り返し聴くにはNightcore版がおすすめ。
【映像作品(映画・アニメ・海外ドラマ) of the Year】
♚『クイーンズ・ギャンビット』♚
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
『劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編』
『呪術廻戦』
今年はコロナショックにより、映画館における新作映画の殆どが来年へ延期されてしまったので観賞した本数自体少ないのですが、それでも話題となるような優れた作品が多かった印象です。
MVPとしてはNETFLIXのオリジナル作品『クイーンズ・ギャンビット』を推します。
『クイーンズ・ギャンビット』は、冷戦期を舞台に「孤独と依存症を抱えたチェスの天才少女」を描いた作品で、「史上最も多く視聴されたリミテッドドラマシリーズ」となる驚異的な人気となり、原作本はベストセラーへ、チェスセットの売上は250%増加する社会現象を引き起こしました。Twitchでのチェス配信が急に伸びた理由もこれだと思われる。