E3 2019 振り返りと2019年リリーススケジュールまとめ

E32019 を振り返って
「E3 2017」が40点、「E3 2018」が60点と採点してきましたが、今年はというと90点です。
本音言えば、もう少し情報やサプライズが欲しかった所ですが、大規模なゲームショウはE3以降に4つくらいあるので情報を出し切らないのは当然で、その事を考慮した中で90点と付けました。
採点の中心となるポイントは、近年のE3で問題視されていた以下の2つ
・大手からの新情報・サプライズ発表が少ない
・ストリーミング重視(映像流すだけ)過ぎて、会場へ足を運ぶ意味が薄い

今年は、これらの問題を意識して改善したような印象を受けました。
カンファレンス直前に起きてしまった複数のリークがなければ更なる盛り上がりを見せていた筈で、それらのリークを抜きに考えても今年はワールドプレミア(世界初公開)やリリース日を含む新情報が多かったのは間違いないでしょう。
さらに今年はキアヌ・リーブスというビッグサプライズゲストを用意したり、開発者自らが壇上でプレゼンするという観客が喜ぶ演出が多く見られ、それが良い反響をもたらしていたと思いました。
それと今年凄かったのが「バンダイナムコ」で、あれだけの情報量があれば独自カンファレンスを行っても良さそうなくらいに思えました。まぁその分マイクロソフトの発表内容が薄くなるんですけどねw
詳しくは1番下にある「カンファレンス感想」にて、それぞれ感想を書きました。


E3 2019で気になった発表TOP5とMVP
MVP
『ELDEN RING』
リークされてしまったので驚きはなかったという人が多いと思いますが、カンファレンス前日にこのニュースを見た時かなり驚いた筈です。
しかも今までとは違いオープンワールドに近い形式&新たなファンタジー世界観でのフロム作品という事で、多くのゲーマーの中で超絶期待作にのし上ったのは間違いないでしょう。Me too。

TOP5
『GhostWire: Tokyo』
プレゼンでの話題もそうですが公開されたトレーラーも非常に興味をそそる内容になっており、続報が楽しみですね。

『Cyberpunk 2077』
生キアヌのサプライズ&待望のリリース日発表という事で印象に残らなかったゲーマーはいないだろうw

『Songs of Conquest』
「PC GAMING SHOW」で世界初公開されたタイトル。
細かい動きを付けたドット絵調のグラフィック+ターンベースストラテジー+ファンタジー+将来的にマルチプレイ視野。
グレートですよ、こいつはァ。

『Auto Chess』Epic Gamesと提携&E3期間中に大手『Auto Chess』タイトル出揃う
オリジナル(元祖)がEpic Gamesと提携する事がカンファレンスで発表され、E3期間中には噂されていたRiot Gamesの『LOL』における新ゲームモード「チームファイト・タクティクス」とValveの『Dota2』IPを用いたスタンドアローン『Dota Underlords』が正式に発表されました。
1番驚いたのはRiot Gamesが動いた事ですよね。

「サブスクリプションサービス」「クラウドゲーミングサービス」
噂されていたように、大手は何かしらの定額制ストリーミングサービスを準備している事が判明した。
日本でのサービスインは何れも2020年以降とまだ先のですし、モバイルゲームが台頭している日本では大きな話題になるまでに時間がかかりそうですが、世界で見ると台頭してくるのかもしれないなと思いました。
それに伴い多くなってくるであろう「独占タイトル」が一番気になる。


E3 2019閉幕!振り返り系記事まとめ

世界最大手ゲームメディアIGNのE3振り返り記事ですが、こう見ていると『Cyberpunk2077』と『Watch Dogs Legion』に多くの注目が集まっていたようです。その他ベストトレーラーでは『Ghostwire:Tokyo』、サプライズでは「キアヌ・リーブス氏の登壇」を抑え『次回作 ゼルダの伝説Botw』が受賞しています。




カンファレンス感想
Stadia Connect(Google)
根本的なサービスとしては悪くはなさそう。
日本でメジャーなPS4やSwitchでリリースされない海外タイトルは多く、その中には日本語対応しているタイトルもそれなりにあるがゲーミングPCを用意しなければまともに動かないゲームも多くある、しかしゲーミングPCを購入するほど意欲はない…っていう人にとってはかなりありがたいサービスの1つになり得る。
だけどNETFLIXのような存在になれるかどうかは、ラインナップをどれだけ秀逸だと思わせられるかと独占タイトルの質になると思われる。

Electronic Arts
唯一明確なサプライズなし…。
『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』は当然面白そうですけど、大小問わず新規発表があまりにも無さ過ぎる。
『APEX LEGENDS』についてもボリューム不足感が否めず…期待はしていなかったけど本当に何もなくてガッカリ。

マイクロソフト
まず、キアヌ・リーブス氏の採用とそれまでの演出を考え実現させたマイクロソフト+CD Projekt REDに拍手。
ワールドプレミアの内容も良かったのですが、まだ本気の情報は隠しているという印象です。実際に幾つかの期待していた情報は出ませんでした。
新型Xboxやクラウドサービスに関しては全体的な概要を発表しただけで、本格的な情報が出るのは11月に開催される独自イベントかなと思います。

Bethesda Softworks
殆ど期待はしていなかったのですが、『GhostWire: Tokyo』というサプライズと中村育美氏のプレゼンが素晴らしかったです。
ただ、他社と比べるとラインナップが少し寂しい状況になっているかな。

Devolver Digital
見てもよくわからないし、発表されるタイトルも少ないので未視聴。

PC Gaming Show
Epic Gamesの参加もあってか有力タイトルの発表が複数ありジャンルも様々で素晴らしかったです。

Ubisoft
幾つかリークされていましたが、毎年これだけの量を高品質で作れている事に驚く(毎年言ってる)。
『アリータ(銃夢)』に出てくる架空スポーツ「モーターボール」みたいな対戦ゲームに注目。

Kinda Funny Games
あまり話題になりませんでしたし、記事にされていないのですが実際にはワールドプレミアが幾つか用意されていましたし、中には久々の登場となる有名シリーズもありました。なので個人的には楽しめました。

SQUARE ENIX
去年は散々な内容でしたが、今年は会場の広告量的にかなり力が入っているのが伺えた。
既に予告されていた『FF7リメイク』『アベンジャーズ』などの情報以外に複数のサプライズも用意されていたし、野村哲也氏やプロデューサーの北瀬佳範氏などが登壇してプレゼンを行っていたのも好印象でした。

任天堂
年内リリース予定タイトルが中心の発表だったので、大きなサプライズがなかったのは仕方ないかなと。
しかし、『どうぶつの森 詳細』『バンジョーとカズーイの参戦』『次回作「ゼルダの伝説」の映像』の3連コンボは、あまりにも強力w


2019年リリーススケジュール
E3 2019で様々な情報が発表されリリーススケジュールが埋まり出したので、2019年下半期のスケジュールをリストアップ。
感想としては、ジャンルは豊富ですし堅調なシリーズの最新作も多いのですが、スケジュールは9月〜11月にかなり集中しており、夏はスマホゲーム、秋・冬は家庭用ゲームが豊作という感じになりそう。

太字…対戦要素あり
コンシューマー
近日 『タイニーメタル 虚構の帝国』
6/27 『Hard Core Mecha』
6/27 『サムライスピリッツ』
7/4   『進撃の巨人2 -Final Battle-』
7/25 『キルラキル ザ・ゲーム -異布-』
7/26 『ファイアーエムブレム 風花雪月』
8/22 『鬼ノ哭ク邦』
8/29 『アズールレーン クロスウェーブ』
8/30 『アストラルチェイン』
9/6   『モンスターハンターワールド:アイスボーン』
9/13 『DAEMON X MACHINA』
9/13 『ボーダーランズ3』
9/19 『カードファイト!!ヴァンガードEX』
9/20 『ゼルダの伝説 夢を見る島』
9/20 『ニノ国 白き聖灰の女王 リマスター』
9/26 『CODE VEIN』
9/26 『ライザのアトリエ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』
9/26 『イースIX -Monstrum NOX-』
9/27 『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』
10/4 『ゴーストリコン ブレイクポイント』
10/25 『The Outer Worlds』
10/25 『CALL OF DUTY MODERN WARFARE』
10/31 『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』
11/8 『Death Stranding』
11/15 『Star Wars: Jedi Fallen Order』
11/15 『ポケットモンスター ソード/シールド』
11/22 『DOOM Eternal』
秋  『東方幻想麻雀』
秋  『十三騎兵防衛圏』
冬  『新サクラ大戦』
冬  『FFクリスタルクロニクル リマスター』
年内 『THE DARK PICTURES: MAN OF MEDAN』※海外では8/30
年内 『ルイージマンション3』
年内 『ロマンシング・サガ3 リマスター』
年内 『ファイナルファンタジーⅧ リマスター』
年内 『SDガンダム Gジェネレーション クロスレイズ』
年内 『グランブルーファンタジー ヴァーサス』
年内 『デジモンサヴァイブ』(延期予想)
年内 『イナズマイレブン アレスの天秤』(延期予想)
TBA  『パズドラGOLD』


▼モバイル(注目作のみ)
6月  『ドラゴン&コロニーズ』
6月  『Dota Underlords』
7月  『妖怪ウォッチ メダルウォーズ』
7月  『姫麻雀』
7/1   『テラウォーズ』
夏  『ゼノンザード』
夏  『カードファイト!!ヴァンガードZERO』
夏  『リーグ・オブ・ワンダーランド』
夏  『アンクラウン』
夏  『マリオカートツアー』
夏  『アッシュアームズ‐灰燼戦線‐』
夏  『三国烈覇』
夏  『エルクロニクル』
夏  『ハリーポッター魔法同盟』
夏  『スーパーロボット大戦DD』
秋  『魔界戦記ディスガイアRPG』
冬  『FFクリスタルクロニクルリマスター』
年内 『FFBE 幻影戦争 WAR OF THE VISIONS』
年内 『オクトパストラベラー 大陸の覇者』
年内 『ポケモンマスターズ』
年内 『メダロットS』
年内 『Call of Duty:Mobile』
年内 『ファイナルファンタジー デジタルカードゲーム』
年内 『キックフライト』
年内 『グウェント ウィッチャーカードゲーム』
年内 『テイルズ オブ クレストリア』
年内 『北斗の拳 LEGENDS ReVIVE』
年内?『ディアブロ イモータル』
年内?『Soul of Eden』
年内?『エピックセブン』
年内?『アークナイツ』


▼PC(ウィッシュリスト上位から個人的な注目作のみチョイス)
6/下旬 『Teamfight Tactics』(League of Legends内ゲーム)
6/下旬 『Dota Underlords』
近日  『Auto Chess』
近日  『Blasphemous』
7/20 『LOST EMBER』
8/7   『Age of Wonders: Planetfall』
8/31 『Blair Witch』
9月   『GreedFall』
9/4   『Last Oasis』
9/10 『Gears 5』
夏  『Children Morta』
夏~秋『Spire of Sorcery』
11/7 『Stoneshard』
冬  『Iron Harvest』
年内 『Mosaic』
年内 『Crying Suns』
年内 『Biomutant』
年内 『Darksiders Genesis』
年内 『Sniper Ghost Warrior Contracts』
年内 『The PATHLESS』
年内 『WarCraftⅢ Reforged』
年内 『Flotsam』
年内 『A Year Of Rain』
年内 『Warhammer Underworlds Online』
年内 『Fantasy General Ⅱ』
年内 『Steel Circus』
年内 『Mistover』
年内 『Elden: Path of the Forgotten』
年内 『Ancient Abyss』
年内 『Legend of Keepers: Career of a Dungeon Master』