◆Hearthstoneのこれから
特集「ドラゴン年」 – メディアによる初期公開情報の補完 | Hearthstone Express ストーリーを重視し、初心者や復帰者に対しての取り組みが多い。勿論これらの事も重要だとは思いますが、それと同等に重要なのが対戦ゲームとしての面白さ・短期目標の見直し・競技シーンの多様さや魅力の創出とかだと思うので、これからの取り組みに期待したい。
ハースストーン新シーズン「ドラゴン年」に関する怒涛の発表が行われた「Hearthstone Summit 2019」まとめ&開発者にいろいろ聞いてみた - GIGAZINE
◆Hearthstoneの現状
・「面白い」要素<「つまらない」要素=死
面白くないというのはマンネリで退屈という意味ではなく、ストレスフルで不愉快だという意味だからです。面白さが足りないのではなく、つまらなさが多すぎるのです。今のカードゲームの殆どに言える事だと思う。
カードゲームの性質上カードパワーが徐々に上がるのは最早仕方がない事ですが、それによって発生する「理不尽感」「不愉快」をどう逃がすか?というのが重要だと思います。
『Hearthstone』の場合は、それに対する逃げ道が作られてない状態。
・コントロール感
AとBというデッキがあるとします。
Aは、現環境で最も高い勝率を誇りますが、その柔軟性故に技術介入度が高く、相手の行動に対して正解の回答を導き出せないとポテンシャルを発揮できないデッキでした。
Bは、A程ではないものの高い勝率を誇り、どんな相手であろうとα・β・γのどれかの組み合わせが揃ってしまえば大体勝てる流れに持っていけるデッキでした。
どちらに不満を抱くプレイヤーが多いか?間違いなくBでしょう。
誰がプレイしても勝率が一定以上出てしまうようなデッキが多い=技術介入度が低いデッキが多すぎる傾向になっているのが『Hearthstone』で、離れるプレイヤーが増えたのは当然の結果であり、結構長い間放置してきたBlizzard社に関しても不信感を抱いたプレイヤーもかなり多いだろうと思う。
『Hearthstone』のゲーム・デザイナーであるDean Ayala氏が、Twitter上で「もしHearthstoneがお気に入りでなくなったとしたら、何が復帰するきっかけになり得る?」とコミュニティへ問いかけた結果、2000以上のリプライが集まった。
公式側の発言一つでこれだけの反響・話題力があり、それだけ不満を持っているユーザーが多いという結果でもあると思う。
上記の問いに対する応答集。
まぁ確かにサービス開始から5年も経ってるのに、目新しい試みや日常的にプレイ出来る内容が余りにも変化が無さすぎるわな。
まぁ確かにサービス開始から5年も経ってるのに、目新しい試みや日常的にプレイ出来る内容が余りにも変化が無さすぎるわな。
◆クロノレガリア
ついに稼働。
ゲーム内容は面白いという評価ですが、まだそこまで話題にはなっていない印象。
自分も最寄りのゲーセンに入ったらやるかもと書いていましたが残念ながら入らず…結局LOVと同じプレイ環境w(笑えない)
取り敢えずホームのゲーセンを見た感じでは誰もやってなかった。個人的に思う事としては、オリジナルIPのアケゲをプレイしてもらうには大きな起爆剤(インフルエンサーみたいな事)が必要なのかなと感じる。雑誌に広告を載せるとかYoutubeに宣伝を流すだけじゃ足りない。
…とは思うものの具体的な案がなく、同じゲーセン勢やカードゲーム勢に訴えるようなイベントやコラボをするくらいしか思いつかない…のでSEGAの企画力と熱意に期待するしかない。
クロノレガリアあまりにも面白い説 - chomoshのブログ
クロノレガリアの動画 - chomoshのブログ
◆不穏なSQUARE ENIX
ここ直近で成功したと思えるタイトルが少ない事が、今のスクエニのヤバさを物語っていると感じさせる。
今となってはスクエニ内部で作ってないタイトルが多くなってきていると思うけど、「スクエニ」の名前を掲げるのだから、もっと責任を持って品質管理するべき。
「サーヴァント オブ スローンズ」のサービスが4月25日をもって終了 - 4Gamer.net
今となってはスクエニ内部で作ってないタイトルが多くなってきていると思うけど、「スクエニ」の名前を掲げるのだから、もっと責任を持って品質管理するべき。
「サーヴァント オブ スローンズ」のサービスが4月25日をもって終了 - 4Gamer.net
スクエニは、売り上げが伸びなければ1年程度ですぐに諦める傾向が強いので、徐々に信頼を失ってきているイメージがある。
ただ『サヴァスロ』の場合、グラフィックだとかUIから”手抜き感”が感じられ、ゲーム内容もイマイチな部分が多かったので、まぁそうなるだろうなぁとはリリース当初から感じてはいた。
ほぼ同時期に出た『ドラゴンクエストライバルズ』のように明らかに力の入った内容を『サヴァスロ』にも用意出来ていたら結果は少しは違っていたのかもしれない。
まぁそうなるだろうなぁ。
11➡4へ再編・集約されるので内部はてんやわんやだろうし、それだけ開発出来るタイトル数も減るだろうから、モチベが下がる社員は多いのかもしれないなぁ、結果として完成度の高いタイトルが開発出来る可能性は上がるんだろうけど。
◆Dota Auto ChessとArtifact
『Dota Auto Chess』は『Dota2』内のMOD的ゲームですが、そのプレイヤーベースはSteam内で4番目に多い400万人に到達したとの事で、それはSteam内における『R6S』のよりも多いとの事。
『Artifact』に期待していた有名なカードゲームプレイヤーの大半は、既にこの『Dota Auto Chess』に流れつつある。
操作編と書かれていますが、ゲームの導入から初見プレイまで非常に分かりやすく解説されており、入門編という感じになっています。
こちらではゲーム内容について詳しく書かれています。
何故『Artifact』は失敗したのか?そしてValveが『Artifact』を救う為に出来る事とは何か?
『Artifact』運営は既に2ヶ月間も沈黙したままである。察するにゲームデザインやマネタイズなど根本的に変える必要があり、Valveも100%改善が必要だと認識している証拠。
◆MTG
新たなマリガンルールを試験採用との事。
このマリガンルールなら強くなるデッキ多そうなので、面白そうな取り組みではあると思うが、結構賛否両論。
このマリガンルールなら強くなるデッキ多そうなので、面白そうな取り組みではあると思うが、結構賛否両論。
『モダンホライゾン』発表|読み物|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト
これは新しい、今までも似た感じの事はしてきていたのですが、200枚を越える大型エキスパンションが丸ごとモダン用に作られているのは凄い。
そして、スタンダード関連とスタン落ちしたカードの活用となる新たなフォーマット以外はプレイ出来ない『MTGA』とモダン・レガシーをプレイ出来る『MO』との差別化を進める上でもこういったセットが増えるのは良い事かな。
MTGは歴史が長いし競技シーンも整っているので、色んな楽しみ方がある。
◆『ANTHEM』レビュー
今年のゲームの中ではトップクラスに期待していた『ANTHEM』ですが、かなりの問題作でしたw
パブリッシャー・デベロッパー共に大手の筈なのですが、何故ここまで低品質なのか…。
主な問題点
・バグがとにかく多い
・ロード時間長すぎワロタ
・ストーリーが魅力的に思えない
・単調さ・マンネリを感じるのが早い
・ハクスラ系のタイトルとしてのレベル調整不足
現在は多少良くなってきてはいますが、オススメはもうちょい期間が経ってからプレイするのがベストかもしれません(不具合修正期間のため)、ただそこまで話題が維持出来ればの話ですが。
しかし、メカアクションはカッコよく見ていて気持ちがいいので、個人的にはまだまだプレイし続けようと思っています。
『Anthem』のハクスラ要素はどうすれば改善できるのか。『Diablo III』 の元ゲームデザイナーが5つの項目にわけて改善案を提示 | AUTOMATON
◆その他の話題
これは本当に驚いた。
決勝トーナメントをリアルタイムで観戦していたのですが、今までに数々の功績を残している有名選手を無名の選手が完全に実力で上回って勝つ試合を何度も見せられ、何が起きた?というかこの人は誰?何故今まで無名だった?って誰もが思った筈。
何故こういう出来事が今回起きたのかと言うと、政治的理由で本家EVO会場であるアメリカに入国できないパキスタンなどの国々のプレイヤーの中には世界を驚かせる程の強者がいるのかもしれないと気付かされたという事であり、本人が言うにはパキスタンにはまだ同等クラスの強者が7人も居るらしいですw
因みに、パキスタンから日本に来るのもかなり大変みたいです。
うーん、集英社とバンダイナムコと開発会社の担当代表者の神経を疑うw
そこまで宣伝せずともある程度売れる事が分かっていたタイトルだったと思うんです、そこで本作をどういう方針にするのか?で、『開発費を軽減させ完成度低めのスタートダッシュでの売り上げ重視』と『対戦ゲームとしての完成度を高め長期的に売り上げを伸ばす』のどちらかの傾向になると考えた時に前者を取ったんだなぁと…。
実際、それに近い状況になると思う。
自分もそこそこに走りますが、それでも毎回10万位内に入るのがやっと…という事は古戦場中はグラブルを毎日3-4時間はやる事になり、それが10万人以上も居るのだから。
UIもそうだけど、その他にも改善しなければならない要素は多くあると思う。
個人的にはソートシステムで、「発売前のタイトル」➡「ジャンル」選択➡「ストアに掲載された順に並べる」・「リリース順に並べる」を完璧に表示出来るソートシステムを完成させて欲しい。
この分野全体でのエンゲージメントが低下している。これはアテンションエコノミー(※ネット上での注目度の高さが生み出す価値)がピークを迎えたことを示唆している。消費者はもはやデジタルエンタテイメント分野でこれ以上新しい話題に割く自由時間を持っていない。これは彼らが話題の優先順位付けを始めなければならなくなったことを意味する。
こういう状況の中では、「高品質」が取り敢えず共通のテーマとなる筈なのに、2月に発売された期待作を見ているとそれすら出来ていない気がするなぁ。
◆3月の期待作
2月の期待作は、殆どが品質やサービス方針に大きな問題があり低評価が連発するという事態になりましたね。やはり品質が低ければ大きな話題にはならず…。
【読者の声】2019年3月発売の新作ゲームは何を買う?―注目タイトルまとめ!【UPDATE】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト 3月は変な笑いが出そうになるくらいの大作ラッシュになり、主な期待作は
・『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』(22日)
・『Devil May Cry 5』(8日)
・『ONE PIECE WORLD SEEKER』(14日)
・『十三機兵防衛圏 プロローグ』(14日)
・『Tom Clancy's The Division 2』(15日)
・『スーパーロボット大戦T』(20日)
・『チョコボの不思議なダンジョン エブリバディ!』(20日)
・『The Sinking City』(21日)
・『Generation Zero』(26日)
・『コール・オブ・クトゥルフ』(28日)
・『アサシン クリードIII リマスター』(29日)
・『ヨッシークラフトワールド』(29日)
・『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4~』(20日)
◆3月のゲームイベント
現状の噂ではGDCで大きな発表が幾つかありそうで、PAX Eastでも新作発表があるみたい。
その他、『グラブル』『MH』『FF14』など人気IPのイベント・記念放送も多い。
・電撃ゲームフェス 3/9,24,30
・グランブルーファンタジー 5th Anniversary Special 3/9
・モンスターハンター15th Anniversary 3/11
・NIS America Press Event 2019 3/11
・Nexon Special Day 3/12・GDC 2019 3/18-22
・FF14 Fan Festival Tokyo 3/23-24
・PAX East 2019 3/28-31
・SXSW Gaming 2019 3/29
・Sega Fes 2019 3/30-31
・ペルソナ5R 関連発表 3月中
・Inside Xbox 2019 3月中