「来年はモータルコンバットで出場したいですね」と語るスクエニ社長が,EVO会場で明かした次なるプロジェクトは,新しいカタチの「観て楽しい」巨大ビジョン付きのカフェ - 4Gamer.net
スクエニの仕掛けるシアターカフェ&ダイニング「STORIA」,闘神祭パブリックビューイングほかオープン後のイベントスケジュールが公開に - 4Gamer.net
ACタイトルだけではなく、『LOL』や『ストⅤ』『Overwatch』やモバイルゲームタイトルなどのイベントも予定されています。
ゲーム観戦に特化したカフェがオープン!プレイヤー拡大の一助になるか? | ポート24 [PORT24] 愛知県のゲームセンター
一番上で紹介している記事について
先日OPENとなったタイトーステーション池袋西口店内のシアターダイニングカフェ「STORIA」、この試みに至るまでの経緯がスクエニ社長 松田さんと我らが柴Pから語られてます。
◆「STORIA」について
最近よく言われるような,あんまり形式張った「e-Sports」っていうよりも,もうちょっと軽い感じのことがしたかったんです。今って「観る・魅せる」ことが流行ってるじゃないですか,YouTubeにしてもニコ生にしても。なのでパブリック・ビューイングで,自分がプレイしている内容を見せたいと思う人もいるんじゃないかな,と思ってですね。
「我々としてはあくまで「場所の提供」と考えていて,もうホント「使っていただく」という感じです。」
「小難しい「e-Sports」ではなくて,もっと簡単でシンプルに「見て楽しい」くらいのイメージで。」
「カフェの内容としても,著名な作品はもちろんやっていこうと思ってますが,おそらくそれだけではダメだと思うんですよね。であれば,例えばインディー系のゲームにもし協力してもらえるのであれば,それもそこで遊んでもらったりとか。しかもそこからメジャーへの階段を登るようなものが出てきたら,それはすごく本望ですよね。」
「 スクウェア・エニックスが言うことじゃないかもしれませんが,大きいタイトルだけじゃやっぱりダメなんですよ。そもそも「STORIA」の運営として考えても,そんなに大きいタイトルが山ほどあるわけでもないでしょうし。」
「なのでやっぱり,あまり知られていないけど面白いゲームみたいなものを,カフェで紹介したり,逆にカフェのお客様に紹介してもらったり,そんなこんなをしていくうちに盛り上がってきたり……ってなってくる,そういうのが一番理想ですね。」
「(ゲーセンは)少なくなっていくので店舗の実数はちょっと減ってしまうけど,残った店舗に皆が集まってくるんです。」
◆「今後の対戦ゲーム作り」について
「結構あれこれ作ってます。柴のチームだけでなくほかのチームもそうだし,もちろん家庭用も含めて。」
「インスタントにゲームに参加出来るようにしたい、ACや家庭用に限らずモバイルでも。」
「待ち合わせしてて暇だから,ちょっと時間潰しでゲームやろうと思って参加して,それが池袋のデカいビジョンに映るってちょっと楽しそうでしょ。」
「 見て面白い。やって面白い。そういうゲームを作っていけたらなぁ,と思いますね。シングル/マルチに関わらず。」
◆「日本と海外の違い」について
「ここまで来てEVOを見てるとね,やっぱりユーザー主導というか,コミュニティベースであることが重要なんですよね。」
「日本ってそういうイベント( ユーザー参加のイベント )は,基本的にはプラットフォーマーであったりパブリッシャであったりが提供するものですよね。」
「でも海外では逆で,パブリッシャやデベロッパはそんなことしないんですよね。やるイベントといったら,基本的にはE3のときのカンファレンスくらいじゃないかな? でもその代わりに,このEVOであったり,コミコン(コミコン・インターナショナル)やPAXなんかがそうですが,ユーザー主導型の巨大なイベントがけっこう多い。」
「アーケードがなかったから,こっち(アメリカ)はこういうイベントが育ってきたんでしょうね。」
◆総括
「STORIA」は、出来るだけカジュアルに色んな作品を広める場にしてそこから大きいムーブメントに繋がればいいな といった感じ。
今後の対戦ゲーム作りに関しては、見てて分かりやすく皆でワイワイ楽しめる作品を目指したいとの事、分かりやすいゲームの例として挙げられていたのは格ゲーやハースストーン・シャドウバースとかパズルゲームなど、カジュアルにプレイしても楽しめ易いタイトル。
ただ、格ゲーもTCGも数的には飽和しているので、何を作るのかといった所ですよね。
あとは、日本はやはり堅苦しい部分が多いので、もう少し海外みたいな動きが出来るようになって欲しいですね。