世界のインディーゲーム 開発タイトル まとめ

インディーゲームの定義
正直、定義するのは難しいですが、この記事では有名な大手企業に属していないと判断したものは全てインディーゲームとしちゃいます!

【Tier 1】非常に有名なパブリッシャー・スタジオ(ほぼ大手)

11 bit studios(2009~)

『Frostpunk 2』(2024)
『THE ALTERS』(未定)
『AVA(コードネーム)』(未定)
『BOTIN(コードネーム)』(未定)
『Project N(コードネーム)』(未定)

『フロストパンク』と『This War of Mine』という2本の大ヒットで大手企業並みに有名なったスタジオで、パブリッシャー事業も行っている。得意なジャンルはサバイバル+シミュレーション。

 

Annapurna Interactive(2016~)

『Blade Runner 2033: Labyrinth』(未定)
『OPEN ROADS』(未定)
『Bounty Star』(未定)
『Lushfoil Photography Sim』(未定)
『Ghost Bike』(未定)
『Forever Ago』(未定)
『We Kill Monsters』(未定)
『The Lost Wild』(未定)
『TO A T』(未定)
『Flock』(未定)
『Lorelei and the Laser Eyes』(未定)

もはやインディーではなくて大手企業に近いけど、規模の大きい作品以外はインディー寄りなのでね。
『Stray』や『フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと』、『GOROGOA』、『Outer Wilds』、『NEON WHITE』など、挙げきれないくらい有名タイトルが多い。パブリッシャー事業だけでなく、自社で開発もしている。


Klei Entertainment(2005~)

『RotWood』(未定)
『Dread Pilots』(2024)
『Lab Rat』(未定)
『Mind Over Magic』(未定)
『Beastieball』(2024)
『Rift of the NecroDancer』(2024)

『Don't Starve』シリーズで有名なデベロッパー/パブリッシャー。
Tencentの子会社であるものの、他社インディーゲームのパブリッシングが盛んなため、ここに記載することにしました。
パブリッシングタイトルはどれもクオリティが高く、独特なセンスも感じる。


Team17(1990~)

『Classified: France '44』(2023)
『Earthless』(2024)
『Warcana』(未定)
『CONSCRIPT』(未定)
『Undead Inc.』(未定)

1990年よりデベロッパー・パブリッシャーとして活躍してきた老舗企業ですが、近年ではインディーゲームのパブリッシャ事業メイン。ヒット作は多すぎるので書きませんが、2023年も豊作で『DREDGE』『TREPANG2』『Blasphemous 2』などがヒットした。


Supergiant Games (2009~)

『Hades Ⅱ』(2024Q2~Q3)

予てからアクションゲーム作りで高評価を受け有名なスタジオでしたが、『Hades』の大ヒットにより最上位クラスの知名度を得た。
タイトル数は少ないですが一つ一つが有名で、他社のパブリッシャー事業は行っていない。
因みに『Hades Ⅱ』は現時点でSteamのウィッシュリストランキング1位という、とてつもない人気。


Team Cherry(2014~)

『Hollow Knight: Silksong』(未定)

『Hollow Knight』シリーズで有名なスタジオ。
シリーズ最新作は、Steamのウィッシュリストランキングの2位ということで、とんでもない人気を誇る。


505 Games(2006~)

『Ghostrunner 2』(10/26)
『Nivalis』(2024)
『百英雄伝』(2024.4.23)
『CONTROL 2』(未定)

非常に有名なクリエイターやスタジオからパブリッシャー事業を任されることが多いため、自ずと有名な企業になっている。


NaconDaedalic Entertainment含む)(1981~)

『Gangs of Sherwood』(10/19)
『War Hospital』(10/27)
『RoboCop: Rogue City』(11/2)
『WANDERFUL』(2023)
『MAGIN:THE RAT PROJECT STORIES』(2023)
『REVEIL』(2023)
『SURVIVING DEPONIA』(2023)
『GreedFall 2 – The Dying World』(未定)
『Hell is Us』(未定)
『Crown Wars: The Black Prince』(未定)
『Paradize Project』(未定)
『Test Drive Unlimited Solar Crown』(未定)
『EDGE OF SANITY』(未定)
『WILD WOODS』(未定)
『NEW CYCLE』(未定)
『CAPES』(2024)

フランスの老舗パブリッシャで、実際にはインディーではないのですが、実績や知名度、扱うタイトルの規模などで見ると大手企業というよりはインディー寄りだと判断しました。
『Greedfall』・『Bloodbowl』・『Shadow Tactics: Blades of the Shogun』・『Barotrauma』・『WARPIPS』・『HIDDEN DEEP』などが有名。
2023年は失敗続きの年になってしまったので、巻き返しが必要となるが果たして。


【Tier 2】有名なパブリッシャー・スタジオ

blibli

『マジッククラフト』(未定)
『扶摇录』(未定)

日本のニコニコ動画のような特徴を持った動画共有サービスからスタートした、中国のエンタメコンテンツ企業。
インディーゲームのパブリッシングを行っていて、取り扱うゲームは中国題材の国内向けが多い印象。
全てのタイトルでSteamレビュー数が2500件を超えており、尚且つ「非常に好評」が大半なので、全体的にクオリティが高いが、準備されている新作はイマイチかも。


EXOK Games(2014~)

『Earthblade』(2024)

有名作『CELESTE』で知られるデベロッパー。
約4~5年周期で新作をリリースする傾向にあり、2024年は久々に新作が予定されている。


ZA/UM(2019~)

『SF系の何か』(未定)

ゲーム史に残るレベルの名作『ディスコ エリジウム(Disco Elysium)』で知られるスタジオ。
しかし、開発者とパブリッシャ間で問題が起こり、主要なクリエイター3人が離脱してしまっているため、『ディスコ エリジウム』に続くような名作が生まれる可能性は限りなく低くなってしまった。
しかし、残されたスタッフだけで新作を作ろうとはしているようだ。


Shiro Games(2012~)

『Northgard』のヒットで世界的に有名になり、その後の『WARTALES』もヒットし、小説・映画で有名な『DUNE』を用いた『Dune: Spice Wars』の開発も手掛けた。
全体的にストラテジー要素が含まれるゲームが多い。ただ、現時点では新作の予定はありません。


Chucklefish(2011~)

『WITCHBROOK』(未定)

『Starbound』『East Ward』『Wargroove』『ワイルドフロスト』などが有名で、『East Ward』は日本語パッケージ版もリリースされている。ピクセルアートが綺麗な作品が多いのが特徴。


Raw Fury(2015~)

『SKALD: Against the Black Priory』(2023)
『スナフキン:ムーミン谷のメロディ』(2024)
『Ereban: Shadow Legacy』(未定)
『Post Trauma』(未定)
『American Arcadia』(未定)
『Star Trucker』(2024)
『My Work Is Not Yet Done』(未定)
『The Last Night』(未定)

『KINGDOM』シリーズ、『NORCO』、『SABLE』、『カセットビースト』などが有名。
Tier1企業ほどの大ヒット作が出ていないが、毎年そこそこの期待作をリリースしてくれる。
最も期待されるのが『The Last Night』ですが完成する気がしないですし、現時点のラインナップは少し頼りないかも。


tinyBuild(2011~)

『Slime 3K: Rise Against Despot』(11/3)
『Level Zero』(2024)
『Critter Cove: Cozy Scrapyard Life Sim』(2024)
『Train Valley World』(2024)
『Streets of Rogue 2』(2024)
『Kill It With Fire 2』(2024)
『SAND』(未定)
『FEROCIOUS』(未定)
『The Peterson Case』(未定)
『RAWMEN: Food Fighter Arena』(未定)

『Hello Neighbor』や『Graveyard Keeper』で有名なパブリッシャー。
最近はヒット作に乏しく、少し落ち目かなと感じますが、準備している本数はかなり多く巻き返しが期待される。


Hooded Horse(2017~)

『Alliance of the Sacred Suns』(2024)
『Breachway』(2024)
『Heart of the Machine』(2024)
『Manor Lords』(2024)
『Falling Frontier』(2024)
『Espiocracy』(2024)
『Super Fantasy Kingdom』(2024)
『Beyond These Stars』(2024)
『Nova Roma』(2024)
『Hexxen: Hunters』(2024)
『Sons of Valhalla』(2024)
『Capital Command』(2024)
『Fragile Existence』(2024)
『Fata Deum』(2024)
『MENACE』(2024)

ストラテジー・シミュレーションジャンル専門のパブリッシャーとして知られ、品質の高さとラインナップ数の多さから企業規模も大きいと推測される。
因みに『Manor Lords』はSteamのウィッシュリストランキング3位、オンラインPVPありで絞ると『Espiocracy』が30位、その他のタイトルも大半がウィッシュリストランキング1000位以内におり、全体的に期待作が多い=クオリティが高く見える。日本語対応のタイトルも多いのが嬉しいところ。


Ysbryd Games(2016~)

『Demonschool』(未定)
『N1RV Ann-A: Cyberpunk Bartender Action』(未定)
『Everdeep Aurora』(未定)
『Dressed Delivery』(未定)
『She Vomited Guns』(未定)
『Project D』(未定)
『新規IP』(未定)

日本でも知名度の高い『VA-11 Hall-A: Cyberpunk Bartender Action』のパブリッシャー。
長らく続報がない『N1RV Ann-A』や学園TRPG『Demonschools』に期待がかかるし、その他にも多くのプロジェクトが動いているようだ。


RedCandleGames(2015~)

『九日ナインソール』(2024)

『返校 Detention』や『還願 Devotion』で世界的に有名になったスタジオ。
今のところ自社タイトルの販売のみで他社のパブリッシングは行っていない。


Humble Games(2010~)

『While the Iron's Hot』(11/10)
『Cataclismo』(2024Q2)
『Totemic』(未定)
『Wizard of Legend 2』(未定)
『Monaco 2』(未定)
『Bushiden』(未定)
『Bo: Path of the Teal Lotus』(2024)
『Lost Skies』(未定)
『#BLUD』(2024)

『Unpacking』『SIGNALS』『Temtem』『Crying Suns』などが有名。
全体的にハイクオリティなタイトルが多く、ジャンルも多様。


Bloober Team(2014~)

『Layers of Fear 2』(未定)
『SILENT HILL 2(リメイク)』(開発担当)

『The Medium』・『BLAIR WITCH』・『LAYERS OF FEAR』などホラーゲーム開発で有名なデベロッパー/パブリッシャー。
他社ゲームのパブリッシャー事業は行っていないが、大手企業から開発部分を委託されることはあるようだ。


Kalypso Media(2006~)

『Commandos: Origins』(未定)
『Dungeons 4』(11/10)
『The Inquisitor』(2024)

『トロピコ』シリーズで知られているパブリッシャー。
インディーではないかもしれないけど、取り扱うタイトルの印象からすると、インディー寄りだと思う。
どのシリーズも勢いを失っているように感じるので、何か新しいIPが欲しいところ。


【Tier 3】Tier 2ほど有名ではないが、ヒット作がある

Fellow Traveller(2014~)

『Citizen Sleeper 2:Starward Vector』(未定)
『Times & Galaxy』(未定)
『1000xRESIST』(未定)

テキストベースのRPGやアドベンチャーを主に取り扱っているパブリッシャー。
細かなヒット作がありますが、中でも有名なのが『Citizen Sleeper』。この1作で知名度が上昇した。


Microids(1986~)

『アガサ・クリスティ:オリエント急行殺人事件』(10/19)
『The Smurfs 2 : グリーンストーンのとりこ』(11/2)
『タンタン レポーター : ファラオの葉巻』(11/8)
『UFOロボ グレンダイザー:たとえ我が命つきるとも』(11/15)
『Flashback 2』(11/17)
『Asterix & Obelix Slap Them All! 2』(2023)
『Corsairs – カリブ海の戦い』(2024)
『Empire of the Ants』(2024)

かなり昔からデベロッパー/パブリッシャーとして活躍しているベテラン企業。
ジャンルは多様で、ミドル級のタイトルが並び、毎年10本以上の新作を準備していることから、デベロッパーからの信頼は厚いと推測できる。ただ、AAA級みたいな大作はない。


Ghost Ship Publishing(2016~)

『DarkSwarm』(未定)
『Dinolords』(未定)
『SpellRogue』(未定)
『Deep Rock Galactic: Rogue Core』(未定)

Coffee Stain Studios傘下のデベロッパー/パブリッシャー。
2016年頃から活動しており、『Deep Rock Galactic』で知られているが、これまで他のゲームを出しておらず、本格的にパブリッシャー事業を行っていくのは2024年からとなる。


IndieArk(2020~)

『Strike Force Heroes』(11/10)
『Mob Factory』(11/10)
『Backpack Battles』(2024.4)
『彼女の日記』(2024)
『Deep Dark Forest』(未定)
『Feed the Cups』(未定)
『Hamster Scramble』(未定)
『Furcifer's Fungeon』(2024)
『MiSide』(2024)
『RP7』(2024)

2020年始動とまだ新しい中国のパブリッシャーですが、毎年多くの多様な新作をリリースしており、話題になったタイトルやヒットしたタイトルが複数ある。『Peglin』が最も有名かな。


PQube(2016〜)

『When the Light Dies』(未定)
『Sky Oceans: Wings for Hire』(未定)
『RESISTOR』(未定)
『この素晴らしい世界に祝福を!この欲望の衣装に寵愛を!』(未定)
『Tormented Souls 2』(未定)

Steamや海外におけるパブリッシャー事業では、そこそこ有名なイギリスのパブリッシャー。
近年ではデベロッパー間でのトラブルが複数報告されており、あまり良いイメージはないが、新作はしっかりと準備されている。個人的にはゲームショウで発表された『RESISTOR』に期待。


Fulqrum Publishing(2006~)

Men of War II』(2024)
『The Fold: Ingression』(2024)
『VED』(2024)
Forgive Me Father 2』(2024)
New Arc Line』(2024)

『Men of War』や『Ancestors Legacy』、『King's Bounty』、『Fell Seal: Arbiter's Mark』などヒット作は多いものの、「圧倒的に好評」ステータスを獲得しているタイトルはなさそう。
2006年始動なので、既に120本のゲームをリリースしている。


Spiral Up Games(2023~)

『Back to the Dawn ~ブレイク・ザ・アニマル・プリズン~』(2023)
『Anomaly Collapse』(未定)
『Pathless Woods』(2024)

2023年から始動した中国のパブリッシャーですが、早速ヒット作が出て、ゲームメディアに取り上げられること多数。
リリースされているのは、『アフォガード』と『Wandering Sword』。


Games Operators(2017~)

『Pandemic Train』(10/19)
『Infection Free Zone』(未定)
『King's Orders』(未定)
『Chess Corp』(未定)
『Dust Raiders』(未定)
『Star Exodus』(未定)
『Pax Narcotica: Trafficker』(未定)
『Medic: Pacific War』(未定)
『Dissident: Frostland Escape』(未定)
『Cryospace - survival horror in space』(未定)
『Daycare Manager』(未定)
『Cowboys & Rustlers』(未定)

『112 Operator』や『911 Operator』などが有名で、ニッチなテーマのシミュレーションゲームが非常に多いのが特徴のパブリッシャー。


PlayWay S.A.(2011~)

『Garden Renovator』(未定)
『Neuroshima Hex』(未定)
『Celestial Empire』(2023)
『Hammer of Pain』(未定)
『Viking Frontiers』(未定)
『City of Atlantis』(未定)
『Magicademia』(未定)
Mr. Nomad』(未定)
『Nobody's Left』(未定)
『Dragonscale Monastery』(未定)
Crime Scene Cleaner』(2024)

これでもかというくらいリリース本数が多いパブリッシャーで、『ハウスフリッパー』・『Ultimate Fishing Simulator』などが有名。全体的にシミュレーター系タイトルが多い。
「〇〇〇〇 S.A.」という名前のデベロッパーは全てこのパブリッシャーに繋がっており、だからこそタイトルも膨大となる。※「〇〇〇 SA」は別もの。
準備されているゲームが70タイトルくらいあり膨大過ぎるので、個人的に「個性」と「クオリティ」が保たれているタイトルを厳選して掲載します。


Goblinz Publishing(2016~)

『RACINE』(2023)
『OVERBOSS』(2024)
『SYNERGY』(2024)
『SANDWALKERS』(2024)
『Fantastic Haven』(2024)

ストラテジー・シミュレーションゲームを専門に取り扱うデベロッパー/パブリッシャー。
『ヒーローズアワー』が最も有名。全体的にクオリティ高めなので、個人的にはかなり注目のパブリッシャー。


PLAYISM(WSS playgroundとアライアンスアーツを含む)(2011~)

『EDEN.schemata();』(2024)
『炎姫』(未定)
『34EVERLAST』(未定)
『グレイシャード』(未定)
『カニノケンカ・ニ Fight Crab 2』(未定)
『Outrider Mako』(未定)
『電気街の喫茶店』(未定)
『The Star Named EOS』(未定)
『メタルブリンガー』(未定)
『ジャーニーレコード』(未定)
『iii:輪れ廻るワンダーランド』(未定)
『大悪役令嬢 ストラテジーオブリリィ』(未定)
『東方ダンジョンメーカー The labyrinth of heart』(未定)
『魔砲少女のメイガスフィア』(未定)
『The Faceless Double』(未定)
『探偵死神は誘う』(未定)
『BREAK ARTS III』(未定)

日本のインディーゲームパブリッシャーという意味では、恐らく最も有名であり、規模も大きい。
かなりの数リリースしてきていますが、ヒット作がまだ乏しいように見えるためTier3。
ラインナップ数が多いのは魅力で、来年以降の新作には海外インディーに劣らないような内容のタイトルもちらほら。


インティクリエイツ(1996~)

九魂の久遠』(未定)
『カルドアンシェル』(未定)

『蒼き雷霆 ガンヴォルト』シリーズなどが有名な日本のインディデベロッパー/パブリッシャー。
横スクロールアクションやメトロイドヴァニアを主体しているのが特徴。ただ、大ヒットといえるほどのヒット作はまだない。ただ、それは横スクロールアクションというジャンルの限界なのかな?と思ったりもしたけど、『Hollow Knight』シリーズや『メタルスラッグ』シリーズを考えると、そんなことはないと。


Coatsink(2014~)

『REPLACED』(2024)

『Gang Beasts』・『ISLANDERS』・『Moonglow Bay』などが有名なパブリッシャー。
まだまだ知名度は低いけど、新作の『REPLACED』が非常に期待されているので知名度上がりそう。ただ、他社と比べると本数が少ないのが気になるところ。


Future Friends Games(2017~)

『Exo Rally Championship』(未定)
『Gourdlets』(未定)
『KIBU』(未定)
『EUROPA』(未定)
『Laysara: Summit Kingdom』(未定)
『Festival Tycoon: Soundcheck』(未定)

実は今はそれほどのヒット作もなく、無名のパブリッシャなのですが、準備しているタイトルが強力そうで、来年以降に知名度が上昇しそうということでピックアップ。
実際に殆どのタイトルが複数のゲームメディアで記事になっている。


Thunderful Publishing(2013~)

『SteamWorld』シリーズで有名なパブリッシャーで、2023年には『Viewfinder』や『Planet of Lana』がそこそこヒットしている。来年以降の準備タイトルが全くないのが気掛かり。


Versus Evil(2014~)

『Monolith: Requiem of the Ancients』(2024)

「tinyBuild」の子会社の1つで、『Faeria』というカードゲームのパブリッシャーとして少し有名。
これまではストラテジー系ゲームが多かった印象ですが、準備しているタイトルはCRPG、アクション、ホラーなど、挑戦的なラインナップになっている。


Gamera Games(2016~)

『深渊奇境』(2024)
『DICEOMANCER』(未定)
『Laughing to Die』(未定)
『Shapez 2』(2024)

東京ゲームショウで発表会を行うくらいには有名な中国のパブリッシャー。


The Arcade Crew(2019~)

『The Last Spell』や『Dark Devotion』で有名なパブリッシャ。
取り扱うタイトルの9割が「非常に好評」ということで、センスが良い。もう少しタイトル数が欲しいところ。新作の『Cross Blitz』は、新規カードゲーム系タイトルを探している人には注目の出来になっている。


Slitherine(2000~)

『SCRAMBLE:BATTLE OF BRITAIN』(未定)
『STARGATE:TIMEKEEPERS』(未定)
『ANCIENT ARENAS:CHARIOTS』(未定)
『BROKEN ARROW』(未定)
『MODERN NAVAL WARFARE』(未定)
『HEADQUARTERS:WORLD WAR Ⅱ』(未定)
『FIELD OF GLORY:KINGDOMS』(未定)

マニアックなストラテジー・シミュレーションジャンルを専門に取り扱うデベロッパー/パブリッシャー。
大ヒット作こそありませんが、タイトル数は多く、知名度もそこそこ高いです。


Curve Games(2005~)

『Dungeons of Hinterberg』(2024)
『Badlands Crew』(2024)
『Dice Gambit』(未定)
『Kitbash Model Club』(未定)

『FOR THE KING』や『The Ascent』で有名なパブリッシャー。
徐々にパブリッシングの幅も広がっているので、まだこれから伸びそう。


Fireshine Games(2018~)

『ODINFALL』(未定)
『Kādomon: Hyper Auto Battlers』(未定)
『REKA』(2024)
『Gestalt: Steam & Cinder』(2023)
『Toads of the Bayou』(2024)
『The Deadly Path』(未定)

『CORE KEEPER』や『SHADOWS OF DOUBT』などで知名度上昇中のパブリッシャー。
何というか、ゲーム内容に捻りがあってセンスの良いタイトルを多く見つけてくる印象で、評価も全体的に高い。


Assemble Entertainment(2015~)

『GROWTH』(2023Q4)
『ENDZONE 2』(2024)
『ミラと精霊の伝説』(2024)
『Between Horizons』(2024)

『Endzone』や『FAR: Lone Sails』、『Roadwarden』が有名。


Akupara Games(2014~)

『Airframe Ultra』(未定)
『Everafter Falls』(未定)
『Universe For Sale』(未定)
『Cryptmaster』(未定)
『Sorry We're Closed』(未定)

先日リリースされた『Astrea: Six-Sided Oracles』は「圧倒的に好評」まで到達しましたし、全体的に評判の良いタイトルが揃うパブリッシャ。独特なコンセプトのゲームが多い傾向。


Dire Wolf Digital(2018~)

『Clank! Digital』(未定)
『My Lil’ Everdell Digital』(未定)
『Isle of Cats Digital』(未定)
『Ark Nova Digital』(未定)
『Cascadia Digital』(未定)

ボードゲームのデジタル版や自社オリジナルデジタルカードゲーム『ETERNAL』で有名なデベロッパー/パブリッシャ。
他社の有名なボードゲームのデジタル版開発を任されることが多く、今後のラインナップはかなり期待できそう。


ACQUIRE(1994~)

『XALADIA: Rise of the Space Pirates X2』(未定)
『Ancient Weapon Holly』(未定)

日本のゲーム企業アクワイアは、近年ではインディーゲーム路線へ挑戦していますが、どうみても売り上げ不振。2023-2024で少しでも売れないと厳しいのでは?と思ってしまうほど。新作を見ても、「う~ん」という印象が強く残る。


Thermite Games(2019~)

『Teatopia』(未定)
『伝説の生き物 2』(未定)
『Sophia the Traveler』(未定)
『ローンスター』(未定)
『ハウス・オブ・レガシー』(未定)

『彼方へ』・『大多数』・『Tales of the Neon Sea』で有名な中国のパブリッシャ。
ゲームメディアで記事になったタイトルも複数あるし、ポテンシャルを見極めてパブリッシングしている印象がある。


Headup Games(2009~)

『Dead Age: Survivors』(未定)
『Laika: Aged Through Blood』(10/9)
『Torn Apart Prototype』(未定)
『Symphonia』(未定)
『Space Battle Core』(未定)
『Soulslinger: Envoy of Death』(2023)

長年パブリッシャーとして活動してきているので、これまでリリースしてきたタイトル数は70を超えているが、代名詞と言えるような有名作はまだない。
それでも、毎年4~5本の新作をリリースしているだけ凄い。


【Tier 4】これから知名度が上がる?かもしれないパブリッシャー・スタジオ

Camlann Games(2023~)

『ATAXIA』(未定)
『BOC: BIRTH OF CULTURES』(2023Q4)
『THE ANCIENTS』(2023Q4)
『ASCENT OF ASHES』(2023Q4)

まだ1本もゲームをリリースしていないが、2024年から複数本新作を準備している。
このパブリッシャを挙げた理由としては、クオリティの高さとジャンルがストラテジー・シミュレーションのみと拘りを感じる点。


Secret Mode(2016~)

『Still Wakes the Deep』(未定)
『Mars Horizon 2: The Search for Life』(未定)
『Parcel Corps』(未定)

知名度が上がるほどのヒット作はまだありませんが、準備しているタイトルの中にはTencent傘下のデベロッパー開発のタイトルがあったりする。


SHUEISHA GAMES(2022~)

『都市伝説解体センター』(未定)
『PROJECT SURVIVAL』(未定)
『Captain Velvet Meteor: The Jump+ Dimensions』(2023)
『浮世/Ukiyo』(未定)
『unVEIL the world』(未定)

集英社によるゲーム事業。
Steamレビュー数から察するに、全く振るっていない…。


FLYHIGH WORKS(2011~)

『マーセナリーズサーガ』シリーズ複数(未定)
『スクランブルヴァイス』(2024)
『ミキとネコの島 -Neko Odyssey-』(2024)
『Crystal Story: Dawn of Dusk』(未定)

日本のインディーパブリッシャ。『焼肉シミュレーター』が有名かな?
ここまで大きなヒット作はなく、レビュー数的に見て、ここらで小規模でもいいのでヒット作が欲しいところ。


CRITICAL REFLEX(2021~)

『Freaked Fleapit』(未定)
『Complex SKY』(未定)
『Altered Alma』(未定)
『Outcast Tales: The First Journey』(未定)
『Being and Becoming』(未定)
『Rose and Locket』(未定)
『Flawless Abbey』(未定)

今は無名なパブリッシャですが、準備しているタイトルが多いので、来年以降で話題になるタイトルもあるかもしれません。TGS2023に出展して意気込みも語っていましたしね。
クオリティはどのタイトルもそこそこ高そうです。


Kwalee (2020~)

『Die by the Blade』(2023)
『ROBOBEAT』(2024)
『Space Chef』(2024)
『The Spirit of the Samurai』(2024)
『The Precinct』(2024)

これまでに大きいヒット作もないですし、「これがヒットしそう」というタイトルもないですが、全体的に整ったクオリティであり、どのタイトルもレビューが200~300付くくらいには注目されている。


Neverland Entertainment(2022~)

『人生道』(未定)
『潜入』(未定)
『破砕忍者』(未定)
『Virtua Unlimited Project』(未定)
『ラッキーヒーロー』(未定)

まだヒット作と呼べるものはないが、全く注目されていないわけではなく、日本のゲームメディアで記事になったようなタイトルが複数ある。恐らく中国のパブリッシャ。
ジャンルはメトロイドヴァニア、RPG、ローグライク、ビジュアルノベル、ボードゲーム系…と多様。


Room6(2020~(パブリッシャーとして))

『狐ト蛙ノ旅 アダシノ島のコトロ鬼』(2025)
『From_.』(未定)
『WORLD HORIZON』(未定)

日本のインディーゲームデベロッパー/パブリッシャー。
実は結構前から『WORLD HORIZON』には期待している。


Retrovibe(2018~)

『The Looter』(2024)
『Keep Those Bugs Away From the Bomb』(2024)
『VergeWorld』(2024)
『Janosik 2』(2024)

『B.I.O.T.A.』・『Shardpunk: Verminfall』が少しだけ有名。
パブリッシャの名前にもあるように、ルックスがレトロっぽい感じのタイトルで構成されている。ただし、クオリティは高く評価も高い。


BD Games (2019~)

中国のインディーゲームを中心にパブリッシングしている中国のパブリッシャ。
大きなヒット作はないが、Steamレビュー数が500を超えて「非常に好評」のタイトルも幾つかある。
何気に日本語に対応しているタイトルも多い。


2P Games(2018~)

『昭和米国物語』(未定)
『DYING:1983』(未定)
『リターンフロムコア』(未定)
『A STORY BRONZE WARE』(未定)
『平寇志』(未定)
『Eastern Tactics』(2024)
『BORDER TOWN』(未定)

こちらも中国のパブリッシャ。
『昭和米国物語』は、何回か日本のゲームメディアでも紹介されていますよね。


Freedom Games(2019~)

『Subterrain: Mines of Titan』(2024)
『Mariachi Legends』(2024)
『Dark Deity 2』(2024)
『Debtors' Club』(2024)
『Vertical Kingdom』(2024)
『Everholm』(2024)

タイトル数は多く、ヒットしたタイトルも幾つかあるものの、知名度はまだまだ低い。
とにかく準備中のタイトルが多く、非常にアクティブなので、今後どんどんとヒット作が出てくるのかもしれない。


Playstack(2017~)

『BALATRO』(未定)
『Abiotic Factor』(2024)

そこまでのヒット作はないですが、多様なタイトルを取り扱っていて、ゲームショウなどで発表があったタイトルもあるので今後に期待出来そう。


Rogue Games,(2016~)

『COOKIE CUTTER』(未定)
『HIGHWATER』(未定)
『MIDWINTAR』(未定)

これまでにヒット作はないですが、『Highwater』はゲームショウで紹介されたタイトルなので、一応。


PikPok(2017~)

『Into the Dead: Our Darkest Days』(未定)

日本産以外の競馬ゲームでは珍しいヒット作『Rival Stars Horse Racing: Desktop Edition』のデベロッパーで、パブリッシャー事業は行っていない。
新作は「ゾンビアポカリプス」世界観系の横スクロールサバイバルゲームで、ゲームメディアで複数回記事になるくらい注目されている。


Null Games(2023~)

Athena Crisis』(2024)
『ExeKiller』(2025)

GitHubの元CEOが設立したパブリッシャーで、1作目をリリースしたばかり。
1作目からそこそこにヒットし、2作目3作目も準備中。


【Tier???】まだ1本もゲームを出していないが、明らかに開発力が高く、どこのパブリッシャーにも属していないし、パブリッシャー事業も行っていない

Samar Studio
『The Front』(未定)

Dreamlit
『Towers of Aghasba』(未定)

Build A Rocket Boy
『EVERYWHERE』(未定)
➡『MindsEye』(未定)

『GTA』シリーズなどのAAA級プロジェクトに携わったスタッフによるスタジオの新作。
現状どこの企業にも属していないので独立系スタジオとして扱っているが、内容自体はAAA級に近い。
『EVERYWHERE』はゲームではなく、ユーザーによるゲーム制作・配信プラットフォームとなることが伺える。実際に「ゲーム制作を志す若年の人々に、ハイエンドなAAA規模的な作品を作るツールを提供したい」との旨を語っている。
そのツールの中で自社開発している新作が『MindsEye』という位置付け。

Chimera Entertainment
『Songs of Silence』(未定)

長年デベロッパー専門として活躍してきた裏方仕事の企業が、満を持してパブリッシャーとして始動。

Sonka
『Holstin』


【TierX】個人的に期待しているデベロッパーとタイトル

Hugging Dragons
『Wicked Lands』

Vitali Kirpu
『IAH: INTERNET WAR』

5minlab Corp.
『SILVER, LEAD+BIZ』

Powerhoof
『The Drifter』

Proxy Studios
『ZEPHON』

ManaVoid Entertainment
『Roots of Yggdrasil

Datadyne
フォージオブファイ - フィオラと精霊石 -』