【2019年】上半期のゲーム・映画振り返り


【2019年】上半期のゲーム・映画振り返り
いつもなら年末に纏めて書いていたのですが、時間が経ちすぎると記憶が薄れて書き難いので上半期と下半期で分けることにしました。

ゲーム
『Auto Chess』9/10
久々に現れた完全に新しい対戦ゲームジャンル。
誕生からまだ半年ほどですが、ゲーム性が評価され現状ではe-sportsにおける巨頭である「Tencent」「Riot Games」「Valve」から『Auto Chess』を模したタイトルがリリースされるに到っています。
現状どのタイトルもオープンβテスト中という感じで頻繁にアップデートが行われている状況ですが、「カードゲーム」ジャンルより実力が発揮しやすいゲーム性に思えるので期待しています。
問題点を挙げるとすれば1試合の時間が長い事くらいですかね。
要望としては、『ドラクエモンスターズ』『FF』『MTG』『グラブル』『進撃のバハムート』など、もっと馴染みのあるIPで開発されたタイトルが出て欲しい所。

『ボードゲーム(テラフォーミング・マーズ)』9/10
ボードゲームは素晴らしいです、箱や内容物のビジュアルは美しいですし、ゲーム性も独特で目新しさを感じられやすいと思う。
例えばカードゲームだとモチベや好みによってデッキの強さがバラバラになってしまい、まともな試合にならない事が多々あるのですがボードゲームではそれがなく、たまに友達と集まってゲームをするのであれば最高の選択肢だと思いました。
ただ唯一欠点があり、それは時間がかかり過ぎる事です。
ルールを何となく理解➡プレイ➡ルールを再理解➡︎プレイ➡︎ゲーム性が分かってきて楽しい➡繰り返しプレイ➡次のボードゲームというサイクルに結構な時間を要すので、3-4人集めて頻繁にプレイするのが難しい。逆に毎週集まれるような友達がいるなら毎週やりたいくらい。

『MTG ARENA』9/10
※MTG…Magic: the Gathering
『MTG』自体については説明不要だと思うので特に触れないです。
このゲームの評価としては、『MTG』をデジタルでプレイする上での快適さや魅せ方・UIセンスなどが素晴らしいという点で、本当に考え抜かれた完成形だなと思えました。
今後のアップデートでは、人間同士でのドラフトや独自の新フォーマットも作られる予定となっており素晴らしいの一言。
不安点でいえば、esports事業があまり上手くいっていない事ですね。
今まで行われていたアナログでのプロツアーやSCGが開催する大会の方が注目を集めていた印象なので、ゲーム内容外の部分で改善が必要に思えます。

『Days Gone』8.5/10
海外からはSIEのPS4独占タイトルの中では一番出来が悪いと言われているようですが、個人的には流石SIEワールドスタジオのデベロッパーが手掛けただけはあるなと感じました。
ゾンビ+オープンワールド+単調なゲームサイクルと目新しさは薄かったのかもしれないですが、個人的には面白いと思えたし、シューターゲームが苦手な人でも近接攻撃だけで95%はどうにかなるというレベルデザインも好きでした。
ただ、世界観設定の甘さや大きめのバグがそこそこ残されていた事などを考えると、ここ近年のSIE傘下スタジオ作品の中ではワーストレベルの出来だったのかもしれません。

『ANTHEM』6.5/10
ゲームそのものが持つ面白さやポテンシャルは8点くらいあるが、バグ多過ぎ問題と圧倒的コンテンツ不足で叩かれまくったw
既にAmazonでは叩き売り状態になっていますし、世界的にも過疎りつつある。
ここから復活する事はかなり困難だと思いますが、そこそこな時間プレイしたので頑張って欲しいですね…。

『リンクスリングス』6/10
LOV勢で始めた人が多いと聞きプレイしてみました。
ゲーム内容は『Splatoon』の陣取り部分をシューターではなく移動する事で行い、相手キャラを近接アクション+多様なスキルで邪魔するというもの。
短時間でプレイ出来るアクションストラテジーゲームとしてのポテンシャルは感じたが、面白いかは微妙なライン。

『キングダムハーツⅢ』5/10
ディズニーの世界にそこまで関心があるわけでもないし、KHシリーズの大ファンでもない人からしたら率直に微妙な内容だったと思う、自分もその一人。
やはりストーリーを楽しむ事がメインのゲームは、そのシリーズが相当好きじゃなければ楽しめないなと改めて感じた。あとは戦闘が面白くない。

『クロノレガリア』5/10
ゲーム内容としては目新しくて良いのですが、ゲーセンでしか味わえないプレイ体験ではない上に完全新規IPなので今の時代では無謀な試みだったと思える。
家庭用等への移植待ってます。

『ドラゴン&コロニーズ』5/10
『クラロワ』式のタワーディフェンス自体は優れたゲームデザインだと思うけど、スマホゲームで出すとマネタイズ的にどうしても「Pay to Win」に寄ってしまうのが大きな問題で本作も同様。
あとは全体的に不出来だなと思う部分が細かくあり、キャラクターデザインも微妙。

『JUMP FORCE』4/10
グラフィックデザイン・対戦ゲームとしての作り、両方ともに残念。
企画コンセプトの持つポテンシャルは凄まじいのに、中身が薄い…勿体ない。

『遊戯王LotD』3/10
『MTGA』とは真逆で感心する部分がない。
現在流行しているデジタルカードゲームと比べるとUIセンスや快適さで完全に見劣りしている。
ランク戦も飾りに過ぎないですし…「ただ出しただけ」って感じで今後にも特に期待する事はない。


映画
『アベンジャーズ エンドゲーム』は言わずもがな良かったのですが、『スパイダーマン スパイダーバース』・『アリータ:バトル・エンジェル』もかなり気に入った。
今更ながら『ボヘミアン・ラプソディー』を観ましたが、全てのクオリティが高く日本語訳も好印象で素晴らしかった。
6点台のタイトルに関しては、微妙寄りの印象。

映画館
『アベンジャーズ エンドゲーム』9/10
『スパイダーマン スパイダーバース』9/10
『アリータ:バトル・エンジェル』8.5/10
『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』8/10
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』7.5/10
『名探偵ピカチュウ』7/10
『キャプテン・マーベル』6.5/10
『名探偵コナン 紺青の拳』6.5/10
『バンブルビー』6.5/10

DVD・NETFLIX
『ボヘミアン・ラプソディー』8.5/10
『死霊館のシスター』7/10
『蜘蛛の巣を払う女』7/10
『ジョン・ウィック1・2』7/10