【ファミ通】ゲームクリエイターが語る2021年の抱負+α ピックアップ

ゲームクリエイター110人が語る2021年の抱負 まとめ

から気になったコメントを抜粋して紹介します。

アークシステムワークス 石渡太輔氏
『GUILTY GEAR -STRIVE-』は集大成ではなく到達点。
2021年に注目していること
 最近は気になる作品がインディーズばかりです。僕が惹かれている部分は、それらから“商品”の匂いが感じられないことです。やりたいことやるべきことが、純粋に詰め込まれていて、作品としての純度が高い。商品にはさまざまな“責任”が反映されます。規模やクオリティー、仲間やユーザー、それらの家族に対するなんらかの責任です。
 昨今の国内ゲーム市場では、企業だからこそできることが武器として生かされていない印象を覚えます。作品の存在意義は手にした人を楽しませること。いま一度ゲーム制作の現場として、企業がどうあるべきかを僕自身考えていきたいと思います。
非常に同感なんですよね。自分もインディーゲームの方が気になる作品が多く、大手のタイトルからは目新しさというか魅力が足りない気がしてならない。失敗したくないという保守的な思考から色んなジャンルへ挑戦することが出来なくなっているとも思う。

アイディアファクトリー 水野尚子氏
2021年は“新作”をお届けできたらと思っております。(『ネプテューヌ』シリーズ?)

アクワイア 遠藤琢磨氏
未発表タイトルのため言えないのですが、1月7日発売号のファミ通で、新作の案内をさせてください。『剣闘士X』は遅れていますが、がんばって開発中です。
(未発表がどのレベルの未発表なのかは不明ですが、去年だが今年のファミ通にちょっとだけ記載された『1hour Wars(仮)』(記憶曖昧)だったらいいな)

・アトラス 橋野桂氏
開発中のタイトルは佳境に入っている。
現代劇を作ってきた我々が挑む“ファンタジーRPG”をお楽しみに。

・アトラス 和田和久氏
おかげさまで2021年は『ペルソナ』シリーズ25周年! 皆さんと盛り上がれる施策を考えておりますので、どうぞお楽しみに!

・エイリム 高橋英士氏
2021年は『ブレイブ フロンティア』最新作をリリース予定です!

・角川ゲームス 安田善巳氏
新作タイトルとリマスタータイトルの2本を発売。

・コーエーテクモゲームス 小笠原賢一氏
2021年はシブサワ・コウ40周年のメモリアルイヤー! 記念すべき節目にふさわしいタイトルを準備していますのでぜひご期待ください!

・コーエーテクモゲームス 菊地啓介氏
2021年は『零』シリーズの20周年なので、何かお祝いできればと考えています。
春までに何タイトルか発表できるように絶賛準備中です。

・KONAMI 岡村憲明氏
新しい『桃鉄』の可能性をさらに追求していく。
近々『ボンバーマン』についても新たな発表ができる予定です!

・Cygames 高木謙一郎
新しい環境の中で仲間たちと作り続けているコンシューマー機でのオリジナル新作をチラッとでも発表していけたらいいなと思ってます。➡Cygamesの未発表の新作?

・スクウェア・エニックス 河津秋敏氏
新作を準備中ですが、つぎの作品はまだ秘密です。

・スクウェア・エニックス 齊藤陽介氏
もう少しだけ『ニーア』が続くんです。あと『バビロンズフォール』や完全新作もあるんです。忙しいですね……。

・スクウェア・エニックス 藤本則義氏
『DQ』35周年を迎える年ですので、何かしら発表できるようにしたいと思っています。

・スクウェア・エニックス 吉田直樹氏
2021年は自分のキャリアで最も多忙になるであろう年です。
『ファイナルファンタジー XIV』、そして『ファイナルファンタジー XVI』、双方いろいろな発表にご期待ください!

・スパイク・チュンソフト 片方祐介氏
あたためている作品が2021年中には発売できると思います。気合を入れてローカライズしますのでご期待ください!

・セガ 青木盛治氏
2020年初頭より、新規プロジェクトの開発に携わっています。2021年中には詳細発表できるようにチーム一丸となって鋭意開発していますので、ぜひ楽しみにお待ちください。

・プラチナゲームズ 稲葉敦志氏
『呪術廻戦』にはドはまりしています。できたらゲーム化を担当したいです。


2021年に注目していること まとめ

まず最初に殿堂入りとして「コロナウィルスの行方」的な話題は省きました、注目するのは当然と言えるので。

1位 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』
2位 『USJ スーパー・ニンテンドー・ワールド』
3位 「オリンピックは開催されるのか?」
4位 『シン・ウルトラマン』
5位 「次世代ゲーム機のタイトルについて」(内容やIP)
6位 「『NiziU』の更なる展開・活躍」
7位 「5Gの普及」
8位 「配信コンテンツ・文化の発展について」
9位 「『鬼滅の刃』の更なる展開」

3人以上が気になっていた話題は以上の9つ。
庵野監督作品が非常に注目されていますね。
海外ドラマですと、『The Boys』のシーズン3と『ストレンジャーシングス』のシーズン4が多かったかな。


超流行りゲー大賞 2020

クリエイター&著名人が選ぶ、2020年にハマったor印象に残ったゲームランキング。
1st  『Ghost of Tsushima』
2nd 『あつまれ どうぶつの森』
《大きい壁》
3rd 『ファイナルファンタジーⅦ リメイク』
4th 『天穂のサクナヒメ』
5th 『Fall Guys』
6th 『リングフィットアドベンチャー』
7th 『桃太郎電鉄~昭和 平成 令和も定番!~』
8th 『龍が如く7 光と闇の行方』

TOP20
『The Last of Us Part Ⅱ』
『原神』
『Apex Legends』
『ポケットモンスター ソード・シールド』
『Marvel’s Spider-Man Mile Morales』
『マリオカート ライブ ホームサーキット』
『デス・ストランディング』
『FGO』
『スーパーマリオブラザーズ 35』
『三國志 覇道』
『Among Us』
『IdentityⅤ 第五人格』
TOP20以降の興味深い入賞タイトル
24位『Jet Lancer』
25位『Project Winter』

クオリティとしても日本人としても『Ghost of Tsushima』に感銘を受けた人が多いのは納得の結果。
『グラブル』は入っておらず、『Apex Legends』は予想よりも少ない印象で、『Among Us』はまだ十分に浸透してはいない様子。『Hades』なんかも日本語版がまだないので話題になっていない感じ。
全体的に言うと、任天堂タイトルとSIEワールドスタジオのタイトルが大半で特に書くことはない。


面白いチョイスを紹介


『Paladins』 by 原田勝弘さん(鉄拳のPDでお馴染み)
これが一番興味深かった、しかも1位に挙げてて何故これ?って感じで。(数年前のタイトルですし、アクティブ人口も決して多いとは言えない筈)
対戦ゲームとしてのデザインが非常に気に入っているみたいですが、世界観やキャラデザは全く好きになれないらしいですw

『Slay the Spire』 by 菊池さん(コーエーテクモ)他数名
中毒性が高いので、挙げている人もそこそこ多かった。

『KARDS - WWⅡ Card Game』 by 下元さん(バンダイナムコ)
Steamの評判も高いので、やっぱり面白いだなと。

『マジック:ザ・ギャザリング』 by 一瀬さん(CAPCOM)
部活化するほどハマっていて、年末はディスコードで統率者戦もするようです。

『クラブ・スーサイド』by 三宅麻理恵さん
『Ruina 廃都の物語』 by 十束おとはさん
『ランダム・ダイス』 by 中野さん(マーベラス)
『Spiritfarer』 by 稲葉さん(プラチナゲームズ)他数名
『Dota Underlords』 by 下元さん(バンダイナムコ)
『イリスと巨人』 by 下元さん(バンダイナムコ)