久々にe-sports記事紹介

世界で盛り上がるe-Sportsの高額賞金制大会が日本で開きづらい訳 - CEDEC 2017
お馴染みとなった木曽さんの解説。

やはりどう考えても法律による制限が厳しい。
特にアーケードゲーム(ゲーセン)なんて制限があり過ぎて、賞金どころの話ではない。
家庭用ゲームも同様に難しく、1番可能性があるのはやはりF2Pか。
有名な抜け道としては、参加費無料+第三者からの賞金提供+細かい制限。
ただそこまでの原動力を持っているのは、ほんの一握りの覇権タイトルやメーカーっていうのが現状なのかなと。
今後、日本にカジノ施設が出来たとして、その施設内で且つ一定の制限を守ればゲームの賞金制大会が開けるかもしれないとの事。

・木曽さんが立ち上げた『Bettle』という法人について
「健全に、楽しく、ベット行為を楽しむためのサービスを日本にも根付かせていく」ことが法人の目的で、「日本のエンターテイメントに、今までにない熱狂と、新しい価値観を提案します」 
との事。
これは木曽さんが中心となって行う活動だけに、少し期待出来るんじゃないかなと思いました。
数年後、もしかしたら日本でも百万円規模の大会なら普通に行える状況になっているかもしれません。


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日本のeスポーツ団体が統合することで、どんな未来がやってくるのか? 浜村弘一ファミ通グループ代表に聞く - ファミ通.com
日本にはいくつかのe-sports関連の団体が存在する事は知っていましたが、今回統合される事で分かりやすくなりました。
そして大きな要素としてプロライセンス』を発行するようになるとの事。
浜村 3つ目は、新設される団体が、正式な“プロライセンス”を発行すること。これには、プロの存在がわかりやすくなるので、協賛金が増えたり、ファンが応援しやすくなったりするという利点がありますが、じつは、それ以上の意味があります。プロライセンスの存在によって、日本でも賞金制の大規模大会を開催できる可能性がでてくるんですね。
浜村 そうです。でも、ライセンスを持ったプロにとって、ゲームは生計を立てるための商売道具ですから、大会があろうとなかろうとゲームは購入して当然のものなんですよね。そうした前提があるから、プロを対象にした大会は“購買促進を目的とした懸賞”には当てはまらないんです。
浜村 ゲーム業界の団体が協力することで、eスポーツの大会の著作権交渉がしやすくなります。おかげで、選手はそういったことを考えずに、パフォーマンスに集中できるようになりますよね。これは、メーカー側にもメリットがあります。ゲームを観戦する人、ゲームプレイの模様を放送する人たちが支払うお金が、メーカーの収入になるんですから。今後はファミ通でも、ゲームの売上ランキングと並行して、eスポーツの興行収益ランキングも発表していくことになるかもしれない。
問題なのは、「どうやってライセンスを取得するのか?」や「どのタイトルに注力するのか?」…続報に注目したいと思います。


…からの下の記事へ。

[TGS 2017]プロライセンス,ミレニアル世代,オリンピック――さまざまなキーワードで語られた基調講演「日本におけるe-Sportsの可能性」聴講レポート - 4Gamer.net
eスポーツは日本でも盛り上がりを見せるのか? 有識者が語る可能性と課題【TGS2017】(1/2) - ファミ通.com
e-sportsを盛り上げる&支持しているのはミレニアル世代であり、その世代や更にもっと若いに対して注力していくべきだ…くらいかな。
プロライセンスについては詳しくは語られてない。

※ミレニアル世代…1980年代から2000年代初頭までに生まれた人の事。
インターネットが普及した環境で育った最初の世代で、情報リテラシーに優れ、自己中心的であるが、他者の多様な価値観を受け入れ、仲間とのつながりを大切にする傾向があるとされる。



シャドバのゲーム性は微妙かもしれないが、それでもRAGEは驚くべき成長を遂げているし、他のリアルイベントも右肩上がりで認知度は徐々にですが確実に上がって来ている。

総括
・「プロライセンス」や「法律絡み」が今後どうなっていくのか?
・シャドバやスプラトゥーン、PUBGといった国内で人気を得るPVPタイトルが出てくるのか?
・CygamesやRAGEのようなe-sportsへ注力する運営企業が出てくるのか?
・(個人的に)アーケードゲームはどういった大会を開催していく事になるのか?

などが2018年では注目されます。